昔は何ともなかったのに今は階段を上るだけで息切れが・・・。

みなさん経験ないですか?

病気として重要なのは気管支喘息や肺気腫、COPD等の肺の病気や心不全をはじめとする心ぞうの病気は否定しておく必要があります。それらがない場合は何でしょう?

一番、考えられるのは体重の増加です。体が重いと体を動かす時に多くの酸素が使われるから過呼吸気味になるのです。重い体を動かすには多くのエネルギーが必要です。ブドウ糖や脂肪を代謝してエネルギーを産生するのに酸素が使われるので体は呼吸の数を増やし、より多くの酸素を取り入れようとします。だから太っていると少し体を動かすだけでハアハアと息が上がってしまいます。これは運動不足の人にも起こります。筋肉が少ない人が運動すると血液中に乳酸がたまり血液が酸性に偏ります。それを中和するために呼吸数が増えるのです。つまり二酸化炭素をどんどん排出することで体は中性を保とうとする訳です。

それ故、やはり日頃の運動は大事だと思います。

たかが「息切れ」、されど「息切れ」です。

 

(追伸)

もうすぐクリスマス。待ち遠しい2人です。

(写真4枚)

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