湿布かぶれ

つい最近、スポーツを屋外でする学生が「両下腿が痛くなった。」と来院。湿布をしていた所の跡がくっきりとやけどのように水ぶくれになっていました。

これは光線過敏症と呼ばれ、遺伝性、アレルギー、代謝異常などさまざまな原因がありますが、特に問題になっているのはケトプロフェンと呼ばれる成分を含む湿布薬です。この成分が肌に残った状態で紫外線を浴びると赤いぶつぶつが出来たり、水ぶくれのような皮膚障害を起こすことがあります。

厄介なのは、はがした後でも紫外線を浴びると突然発症することである。湿布に含まれる有効成分の一部が皮膚の中にしばらく残り、それが紫外線と反応し炎症をまた起こします。

治療は湿布の禁止に加え、ステロイド軟膏や抗アレルギー剤の投与ですが、色素沈着を2~3ヵ月残すこともあります。

この暑い時期は紫外線に当たらないように長袖、長ズボンで過ごして下さい。そして湿布薬を使うときは医師に光線過敏症のリスクを尋ねておいて下さい。

(追伸)

お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?

さて、昭和の名優、津川雅彦さんが亡くなりましたね。(享年78才)。

津川さんは実業家でもあり、玩具販売店の「グランパパ」という会社を持っていたことも有名です。昔、この店で家内が私に買ってくれた外科医の木の人形。いまだに大事に院長室で飾ってあります。御冥福をお祈りします。

 

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