しそは中国原産の植物で日本には2500年前に伝わりました。平安時代に栽培が始まり、薬や漬物にして用いたようです。

「紫蘇」と書くのは昔、カニが原因の食中毒で死にかけた人に、しその葉を煎じて飲ませたら回復したという中国の古い言い伝えに由来します。

100gに含まれるβカロテンの量は野菜の中で最も多く体内でビタミンAに変換され夜間の視力の維持や皮膚、粘膜の健康維持を助けます。

油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、油で炒めて食べるのも良いです。

しその香りの成分、ペリルアルデヒドには殺菌、防腐効果があり一番有名な保存食が梅干です。刺身に添えた青ジソはアニサキスへの殺虫効果もあるので残さず食べた方がよいそうです。

またペリルアルデヒドには嗅覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果もあるので食欲のないときに料理に加えてみてはいかがでしょうか?

(追伸)

娘は昔から赤シソジュースやシソのパスタを作ったりで好物でした。

皆さんも是非。

(写真2枚)

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