夏休みに海外へ出かける人は毎年250万人以上。唯し、注意したいことは感染症対策です。

中でもアジア、アフリカ、南米など広いエリアで感染リスクが高いのが肝炎ウィルスです。

昔は注射器の使い回しなどが感染ルートで院内感染もよくニュースになりましたが、最近は性行為を介して感染する人が増えてきました。A~E型の肝炎ウィルスのうちAとBが感染しやすく海外の感染症として要注意です。A型は汚染された食品で口から感染することもあります。

感染すると急性肝炎、慢性肝炎の2つの発症パターンがあり、Aは急性、Bはどちらもあります。

A型は2~7週間の潜伏期を経て突然、発熱、だるさ、嘔気、数日後に黄疸が出ます。重症化すると生存率は30%です。

海外から帰国して気になる症状が出現したらすぐに受診して下さい。

そして何よりも流行エリアに行く前にA型B型ワクチンの接種をお勧めします。厚労省検疫所「FORTH」のホームページを参考下さい。

 

(追伸)

皆様、夏季休暇はいかがお過ごしになったでしょうか?

海外へ行かれた人も多かったと思います。

私は孫達と楽しい夏休みでした。8月22日のブログに出したいと存じます。

見て下さい。

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