日本は長い間の仏教信仰によって動物の肉を食べなかったから肉食の歴史は短い。

明治になって肉食が普及したが、牛か豚それに鳥くらいで羊は北海道以外はなじんでいない。

しかし世界的にみると羊は食用の動物の代表と言っていいほど世界各地でよく食べられている。

羊は人間に従順で繁殖力も旺盛だから牧畜に適した動物である。中国でも非常に古くから羊の放牧がおこなわれていた。春秋時代には羊を販売する市があったと言う。

中国で羊は祭祀(さいし)の犠牲としてもさかんに使われた。最も重要な祭祀では牛を使ったが牛は農耕に使う貴重な役畜でもあったので通常は羊が使われた。神に捧げる犠牲は大きいほど望ましく、なるべく大きな羊を選んでお供えした。そこで「羊」と「大」を組み合わせた字形で「りっぱなもの」という意味を表した。

それは「美」という漢字なのです。

(追伸)

まりちゃんが、リヤドロの羊さんと遊んでいます。

 

 

糖尿病(DM)患者のうち、目の合併症について検査を受けているのは半分以下、腎ぞう病の精密検査では4分の1にも満たないことが国立国際医療研究センターを中心としたレセプト情報の調査研究で分かりました。

DM性網膜症は日本人の視覚障害になる原因の3位。DM性腎症は人工透析が必要になる原因の1位とされ神経障害と並んでDMの三大合併症とされています。

DM学会のガイドラインでは目の検査は半年から1年に1回以上、尿の精密検査は3~6ヵ月に1回以上受けることが推奨されています。

当院でもDMの方には必要な検査をできるだけ定期的に勧めて行っていますが「半年に1回」でよいと主張される人が居て困っています。

糖尿病の怖さを自覚して欲しいです。

(追伸)

ゆうちゃんはトウシューズで悦に入っています。足が長く見えます。

一方、まりかは初物のさくらんぼの試食に余念がなさそうです。果物には目がないようです。

いつも仲の良い姉妹です。

(写真8枚)

広辞苑で「手袋」を調べると「寒さや汚れ、外傷を防ぐため手にはめる袋状のもの」とある。

主な目的は手の保護や装飾である。

防寒用以外にも、スポーツ(ゴルフ、スキー、野球等々)、釣り、作業用、ドレス手袋等々多様である。

素材も牛革、羊皮、豚皮、人工、合成皮革、アクリル、ナイロン、レーヨン、ビニロンと多彩である。

さてこの手袋。日本の90%以上を生産しているのが香川県東かがわ市である。2003年に香川県の引田、白鳥、大内の3町の合併で出来た人口3万人の市である。

事実、市内には手袋メーカーが多く、特に旧白鳥町に多いため「白鳥の手袋」とも言われていた。

歴史は130年前に両児舜礼(ふたごしゅんれい)という副住職が大阪に移り住みメリヤス手袋製造を家業としたのが始まりである。第一次大戦、朝鮮戦争等の需要で拡大し、昭和30年代には世界一の手袋産地となった。

何故、今でも東かがわ市がトップなのか?これは「指5本タイプを作るにあたって機械化が難しい労働集約型作業であるため他から、この産業に参入しにくく、いわばニッチな産業として生き残ったから」だそうです。今後も発展して下さい。

(追伸)

5月20日のジュニアえひめ新聞に、ゆうちゃんの俳句が入選しました。

(写真で以前に出しましたが)まりかがやぎへえさをやる姿は、ほほえましかったです。

ゆうりが自分でやって、恐しくないと教えこんでますね。

入選おめでとう。

(写真6枚)

 

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。この言葉は中学の漢文の授業で習いました。

簡単に歴史をひもとくと、紀元前5世紀初頭に越の王であった勾践(こうせん)が呉の王を戦死させた。呉の王の子であった夫差は父の仇を忘れまいとして薪の上で寝る苦行をしながら二年後に宿敵越を攻めた。包囲された勾践は命からがら逃げ帰り、それからは毎日苦い肝を嘗(な)めては屈辱を思い出し、やがて呉に攻めこんで積年の恨みを晴らしました。この血で血を洗うような復讐物語を「臥薪嘗胆」といいます。

私は授業で目的達成のためには日々刻苦する必要性を教えられた気がする。

この言葉は日清戦争後に遼東半島の領有をめぐって「三国干渉」が行われた際、世論の合い言葉として流行しました。

(追伸)

6月5日は私の誕生日。

年を取るにつれ、その分、孫も成長してきました。

ゆうちゃん、まりちゃんが手紙と色々なポーズでお祝いしてくれました。

ゆうちゃんが作ってくれたアロハベア。可愛いです。

ありがとう。

尚、ばあばも同じ6月5日が誕生日です。

(写真8枚)

5月なのに30度越えの毎日である。

異常気象である。以前に書いたことがありますが、日本はやがて四季から二季(夏と冬)になるというある気象学者の予想は当たりそうです。

いくつか熱中症のおさらいをしておこう。

脱水とは水のみでなく塩分も失われることを覚えておいて欲しい。体の中で体液の多い臓器に異常が起こりやすい。

①脳・・・めまい、立ちくらみ、頭痛、けいれん

②消化器・・・食欲不振、悪心、嘔吐、下痢

③筋肉・・・こむら返り、しびれ、まひ

高齢者の場合は体液をためるタンク(筋肉)が少なく、のどが渇いているのに気がつきにくくなります。

ベロを見て乾いていたら要注意です。脱水になる前にと、経口補水液も開発されています。ポカリスエット、アクエリアスに加えオーエスワン等。冷蔵庫に1~2本は用意しておきましょう。

(追伸)

5月26日(日)、30度の気温の中、宇和島のゆうちゃんは運動会でした。前の日から熱中症を心配していた私ですが、元気な写真を見て安心しました。

しかし、運動会って、いつが果たしていいんでしょうね?

まりちゃんは帽子はいらないのかな?

(写真6枚)

 

しそは中国原産の植物で日本には2500年前に伝わりました。平安時代に栽培が始まり、薬や漬物にして用いたようです。

「紫蘇」と書くのは昔、カニが原因の食中毒で死にかけた人に、しその葉を煎じて飲ませたら回復したという中国の古い言い伝えに由来します。

100gに含まれるβカロテンの量は野菜の中で最も多く体内でビタミンAに変換され夜間の視力の維持や皮膚、粘膜の健康維持を助けます。

油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、油で炒めて食べるのも良いです。

しその香りの成分、ペリルアルデヒドには殺菌、防腐効果があり一番有名な保存食が梅干です。刺身に添えた青ジソはアニサキスへの殺虫効果もあるので残さず食べた方がよいそうです。

またペリルアルデヒドには嗅覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果もあるので食欲のないときに料理に加えてみてはいかがでしょうか?

(追伸)

娘は昔から赤シソジュースやシソのパスタを作ったりで好物でした。

皆さんも是非。

(写真2枚)

みなさんは大連休いかがおすごしになったでしょうか?当院患者さんでも外国に行かれる人もチラホラいましたが、大多数の人は「特に行く所はない」でした。知る限りでは、東京の友人医師が家族4人でハワイへ行き(ファーストクラス)350万使った、というのが最高でした。

さて、当方は孫達がやってきましたが、本当に遊べたのは5月3日のみでした。

大好きな城山でしたが大混雑でロープウェイ、リフトも30分待ち。長蛇の列でした。

ゆうちゃんの好きな双眼鏡。「まりかもやらせろ」とのぞいていました。

写真をお楽しみ下さい。

(写真10枚)

 

 

紙幣は世界を見回しても偽造との戦いである。映画でギャングが偽造紙幣をたくさん造っているのを何度も見た。そんなに簡単ではなかろう、と感じていたが、現在はほとんど素人では無理のようである。世界の紙幣は透かしを入れたり破線をすき込んだりしている。加えて日本は着色の技も光る。インキ技術はとくに秘密扱いとか。現在発行している紙幣には全部で20色以上が使われ再現の難しい淡い色調にしている。

凹版印刷という技術も特色で版面に彫ったくぼみにインキを詰め、そこを盛り上げて印刷するので独特の手触りになる。

ただ、これからキャシュレス決済が普及すると日本の行き過ぎた現金主義はどうなるんだろう?

しかし私の生きている間はないか・・・と考えたりもしている。

日本の紙幣のすばらしさをもう1度手に取って眺めて下さい。

(追伸)

皆様、令和になってはじめてのブログになります。

気分一新、宜しくお願いします。

ゆうりもお札の意味がよく分かる年令になりました。(小4)。

まりかは、何のことやら・・・。

(写真2枚)

 

男性の更年期障害「LOH症候群」について聞いたことがありますか?女性ほど関心はないかもしれませんが、大事な病気です。

加齢によって男性ホルモンのテストステロンが減少し、さまざまな不調が生じます。不安、イライラ、うつ、不眠、集中力や記憶力の低下、筋力低下、頭痛、めまい、頻尿、性機能低下等々です。

夜間頻尿で60才台の方が泌尿器科で前立腺肥大等の検査をされたが異常なくLOH症候群を疑い検査。国際的に使われているAMSスコアで(27点以上がLOH)で45点であった。

LOH症候群の治療はテストステロン補充療法、漢方薬、バイアグラなどのPDE5阻害薬、運動療法、食事療法、ストレスマネジメントなどである。

LOH症候群が近年、注目を集めているのがメタボ、うつ、認知機能低下、骨粗鬆症、心血管疾患などのリスクを上げることが明らかになっているからである。

テストステロン減少を抑制する生活改善法としてウォーキング、ジョギングなどの適切な運動は大事である。又、睡眠不足はテストステロンを減少させるので十分、睡眠を取って下さい。

テストステロンのピークは20代なので、いつまでも若いと思わないで注意して下さい。

尚、次回ブログは連休中なので5月2日です。その後、5月9日です。

(追伸)

まりかも、ゆうちゃんと似て動物は好きのようです。

愛護精神を貫いて欲しいです。

(写真4枚)

 

 

食肉の多様化が進み、これまで一般になかったジビエ(イノシシ、シカ、クマなどの野生獣)にも専門店が次々に生まれる人気ぶりです。

さて私の好きな馬肉について書いてみます。

熊本県の俗説だが、馬肉が広まったのは加藤清正が朝鮮出兵時に食糧が底をつき、軍馬を食したことが発端と言う。仕方なく食した馬肉が予想外に美味でその上、豊富な栄養価で滋養強壮にも効いたために歴史上の偉人をも魅了したとか。

さて、馬肉は「低カロリーで高タンパク」という特徴があり、他の食肉と比べてもカロリーと脂質が低く、ヘルシー肉の代表格である鶏肉に近い数値となっている。

その上、貧血予防に効く鉄分が多いので女性には特にお勧めである。牛肉や豚肉よりも疲労回復に効果があるグリコーゲンが圧倒的に多く含まれ疲れた現代人には打って付けの食べ物と言える。

さて全国に46店舗ある「肉寿司」は馬肉を寿司のネタのメーンとして提供している人気飲食店のひとつである。(恵比寿横丁肉寿司。2010年開業)。

私も馬刺しはとても好きな食べ物の一つです。みなさんも是非、トライして下さい。

(追伸)

満開から散り始めた桜吹雪を追いかける姉妹。

さて、野村ファームでやぎへエサやり。ねえねに教えられて怖がらずにエサをやる、まりか。

姉妹共、動物は恐くないようです。良いことですね。

まりかの動画も楽しいですね。

(写真4枚)