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 <title type="text">越智クリニック</title>
 <subtitle type="text">越智クリニック: Recent Entries</subtitle>
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 <title type="text">脳細胞と食生活</title>
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   <name>越智邦明</name>
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   <p>人間の脳は４０％がタンパク質、５０％が脂質でできている。脳にとってブドウ糖がガソリンなら、タンパク質を原料として合成される神経伝達物質はバッテリーに当たる。タンパク質が不足して神経伝達物質が合成されなければ脳はバッテリー切れを起こす。その状態がうつ病です。現代人は手軽にパッと食べられる炭水化物で腹を満たす人が増えている。パン、ラーメン、うどん、スナック菓子といった精製された糖質を取りすぎると血糖値が急激に上昇します。すると体は血糖値を下げようとすい臓からインスリンを大量に分泌し、今度は血糖値が一気に下がって脳にブドウ糖が供給されなくなってしまう。そこで今度は血糖値を上げるホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンが分泌される。アドレナリンはイライラや攻撃性を高め、ノルアドレナリンは不安や恐怖感を強くする。そして、うつ病やパニック障害を発症しやすくなる。こう考えていくと、肉、魚、卵、乳製品などタンパク質を多く含んだ食品を意識的に食べることがうつの予防になります。小腹がすいたらナッツやチーズをつまむことも大切です。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328514609_img094-1.jpg" alt="66.2:800:583:240:175:img094-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328514609_img095.jpg" alt="89.8:800:617:240:185:img095:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328514609_img050.jpg" alt="54.5:800:332:240:100:img050:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">倉敷</title>
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   <name>越智邦明</name>
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   <p>１月２８日（土）、岡山市へ出張した。岡山という所へは生まれてはじめて行ったが、岡山のイメージはマスカット、きび団子ぐらいしかない。折角、岡山へ来たのだからと２９日（日）、倉敷の美観地区を駆け足で回った。行ったことのある方も多いと思われるが、簡単に歴史を説明します。江戸時代の初期に江戸幕府の天領に定められた際に、倉敷代官所が当地区に設けられ、以来、備中中国南部の物資の集散地として発展した。倉敷川の畔から鶴形山南側の街道一帯に白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並び、天領時代の町並みがよく残っている。１９６９年に美観地区に定められ、１９７９年に重要伝統的建造物保存地区として選定されている。また１９３０年に建てられた日本最初の西洋美術館、大原美術館や旧倉敷紡績工場の建物を改修したアイビースクエアも有名である。写真にも載せてあるが、大原美術館に隣接する蔦に覆われた喫茶店、珈琲エル・グレコは当時の倉紡社長、大原総一郎が美術鑑賞の余韻を楽しむ場所にと設けられた。今回、時間がなく入れなかったのが残念である。倉敷川にはコイが泳ぎ、白鳥が２羽水面をゆっくり散歩していた。また倉敷川には船頭が客を乗せてガイドしながらゆったりと舟をこいでいた（くらしき川舟流し）。大原美術館ミュージアムショップでは気に入った絵を何点か購入しました。２００５年からは夜間ライトアップが始まっています。白壁の美しい町並みー倉敷美観地区へ皆様も是非、お出かけ下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01549.jpg" alt="125.8:800:600:240:180:DSC01549:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01555.jpg" alt="164.1:800:600:240:180:DSC01555:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01546.jpg" alt="145.2:800:600:240:180:DSC01546:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01558.jpg" alt="161.6:800:600:240:180:DSC01558:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01543.jpg" alt="147.9:800:600:240:180:DSC01543:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01561.jpg" alt="155.1:800:600:240:180:DSC01561:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01544.jpg" alt="134.1:800:600:240:180:DSC01544:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01552.jpg" alt="152.9:800:600:240:180:DSC01552:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01556.jpg" alt="131.2:800:600:240:180:DSC01556:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1328170875_DSC01536.jpg" alt="161.3:800:600:240:180:DSC01536:left:0:0::"/></p>

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 <title type="text">犬咬傷</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">ペットブームもあって犬、猫を飼う人は多い。外来でよくあるのが動物に咬まれたという...</summary>
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   <p>ペットブームもあって犬、猫を飼う人は多い。外来でよくあるのが動物に咬まれたというものだ。今回は犬咬傷について論じたい。大半の人は「大したことがないだろう」と放置して２～３日してから、ズキズキした痛みで来院するハメになる。文献的には犬咬傷では、その３～１８％に感染症が起こるとされ、引き続いて骨髄膜炎、心内膜炎、化膿性関節炎、敗血症性ショックを起こすとされている。微生物学的にはＰａｓｔｅｕｒｅｌｌａ属が最も多く、レンサ球菌・ブドウ球菌等が続く。数は少ないがＣａｐｎｏｃｙｔｏｐｈａｇａは重症の敗血症をきたすとされている。犬咬傷の受傷部位として最も多いのは手で約５０％を占める。次に下肢と頭頚部で１６％、その次が上肢で１２％を占めている。治療ではＰａｓｔｅｕｒｅｌｌａは、第一世代セフェムが効かないことに注意が必要である。それ以上の詳しい治療方法は述べないが、咬傷は傷の大きさが小さいのでついつい放置しがちであるが、犬咬傷では抗菌薬の予防投与がその後の感染症を減少させることが分かっている。下の写真は犬に咬まれて３日間放置して化膿させてしまった症例です。３７．２℃の発熱、手指痛がひどく全治に１０日かかりました。皆さん注意して下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327895455_img048.jpg" alt="51.1:800:456:240:137:img048:center:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327895455_IMG2120-1.jpg" alt="54.7:800:600:240:180:IMG2120-1:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">ゆうちゃん来訪</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">久しぶりにやってきた。一番の成長は、「おしゃべり」だろうか。とに角、よくしゃべる...</summary>
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   久しぶりにやってきた。一番の成長は、「おしゃべり」だろうか。とに角、よくしゃべるが、「発音が良い」と保育所の先生にほめられているらしい。お風呂は私とゆっくり入るし、私が洗っている間もじっと浴槽につかって待っている。<a href="http://www.ochi-clinic.com/index.php?UID=1320909696">前回１１月１０日号</a>で書いた数字数えは、今回はきっちり言えた。「７」は抜けなかった。確実に成長している。病院に遊びに来て、ナース達とも会った。みんなの前で歌を歌うのは平気で「アンパンマン」も振り付けを交えて歌った。性格的にはステージで何かをやるというパターンは好きなようである。目立ちたがり屋なのかもしれない。宇和島では最近、庭のおそうじを手伝ってみんなからほめられています。感心感心。最後の夜、私のベッドで遊んでからさよならをして「自分で１階に行けるね」と送り出した所、「じいじ、階段こわーい」と言うので、やれやれと言いながらおんぶしてやって１階に降りるときに「じいじ、ごめんね。ごめんね、じいじ」と背中で言われたときには思わず泣けてきました。この子は心のツボが分かるのかも知れないな・・・。また次回、楽しみにして下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327554531_DSC01518.jpg" alt="81.8:800:600:240:180:DSC01518:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327554531_DSC01523.jpg" alt="101:800:600:240:180:DSC01523:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327554531_IMG3455.jpg" alt="88.5:534:800:160:240:IMG3455:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327554531_IMG3457.jpg" alt="96.1:800:534:240:160:IMG3457:left:0:0::"/><hr class="clear" /><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327554531_CIMG2654.jpg" alt="157.1:800:600:240:180:CIMG2654:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327554531_CIMG2632.jpg" alt="93.9:800:600:240:180:CIMG2632:left:0:0::"/>
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 <title type="text">ビートルズ</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">私の青春はビートルズに明け暮れた。大学に入ってふと買った１枚のレコードから私は虜...</summary>
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   私の青春はビートルズに明け暮れた。大学に入ってふと買った１枚のレコードから私は虜になった。家庭教師のアルバイト代が入るたびに次々とレコードを買って、ほぼ買い占め状態になった。ビートルズが「ラブ・ミー・ドゥ」でレコードデビューしたのは１９６２年１０月５日。今年はまさに５０周年に当る。日経新聞も１月９日の「文化往来」に取り上げているが、元メンバーの生涯を描いたドキュメンタリー映画が相次いでＤＶＤ化され、彼らの素顔に改めて光が当たっている。新聞からいくつか引用してみる。マーティン・スコセッシ監督「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」はジョンレノン、ポールマッカートニーの陰で「第三の男」と言われたジョージハリソンに焦点を絞った３時間半の大作。盟友エリック・クラプトンによる証言が貴重である。１９６６年にビートルズ来日の時、私は１３才であった。愛光中学の１年生であったが正直、覚えていない。当時は媒体もなく知るすべもなかった。寮はＴＶも禁止であった。４人と対面した音楽評論家、湯川れい子氏は「ジョージは一番年下で、ポールに雑用を言いつけられてもいやな顔一つしない。温厚な性格だった」と振り返る。ジョンレノンやポールマッカートニーは才能的にも群を抜いているが、私はジョージハリソンの「Ｈｅｒｅ　Ｃｏｍｅｓ　Ｔｈｅ　Ｓｕｎ」が一番好きである。１９６９年にリリースしたアルバム「アビー・ロード」に収録されているが、この歌を聴くたびに魂が揺さぶられる名曲である。ジョージがエリック・クラプトンの家へ遊びに出掛けた際、その年初めて春らしい日差しを感じていたら自然に歌詞とメロディラインが生まれたと言う。内容は、長かった冬に別れを告げ、春が来たことを歓迎するというものだが、この内容が季節を大事にする日本で大いに受けたそうである。ジョージの傑作は他に「サムシング」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」がある。一度、Ｙｏｕ　Ｔｕｂｕで聴いてみて下さい。（フォーク・ロック・バラードです。）最後に私が家内と結婚したきっかけは彼女の発した「ビートルズと麻雀が好きな男（ひと）に悪い人は居ない」であった。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327301297_img080.jpg" alt="110.6:561:800:168:240:img080:center:0:0::"/><hr class="clear" /><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327301297_img081.jpg" alt="153.8:800:792:240:238:img081:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1327301297_img082.jpg" alt="130.2:800:599:240:180:img082:left:0:0::"/>
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 <title type="text">脳卒中のお話</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">非常に増えている脳疾患。特に脳梗塞はその後遺症もふまえ、国民の関心は高い。長嶋前...</summary>
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   <p>非常に増えている脳疾患。特に脳梗塞はその後遺症もふまえ、国民の関心は高い。長嶋前監督を見るまでもなく、相当なリハビリを強いられる。さて１月１４日（土）に「脳卒中は治せます　防げます―わかりやすい治療をめざしてー」と題して、学術講演があった。演者は市民病院脳神経外科部長の角南典生（すなみ・のりお）先生。角南先生は日曜午後３時から毎週、南海放送ラジオでプレゼンターの松沢はつみさんと、脳に関するトークを行っている。お聴きになった方も多いと思う。当院の患者さんも何名かお世話になっていることもあって聴きに行った。概要は、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ脳梗が激増している現状と血栓溶解剤ｔ－ＰＡのお話をまずされた。ｔ－ＰＡは発症から３時間以内に注射を行わないとまひが残ってしまう。「ろれつが回りにくい」「顔がゆがむ」「手足に力が入りにくい」等の発症早期に、いかに早く主治医（家庭医）に相談し、脳神経外科に搬送してもらうかがポイントである。「様子見」が一番良くないのは我々も日々経験している。当日は米国の症例ビデオを供覧していただいた。右手が挙がらないという患者を救急隊員がチェックし、病院に搬送し、ＭＲＩで確認後、ｔ－ＰＡを注射。２時間して完全に右手がスイスイと挙がる映像を見て、現代医学の進歩に改めて感嘆すると共に、我々、開業医の使命もひしひしと痛感させられた。最近、脳梗塞の予防薬としてクロピドグレルという抗血小板薬が一線で使われており、角南先生も２００人以上に使用して、感触の良さを強調されていた。但し、血圧のコントロールをきちんとしてから使うという注意もされた。血圧の薬をきちんと飲まない方への対応に苦慮されているお話には私も同感であった。当日いただいた先生の著書を読んでみた。その中からボケないための１０カ条を書いて終わりにします。①新聞の見出しを大きな声で音読する②会話を楽しむ・仲間に入る③日記を書く・手紙を書く④料理をする・後片付けをする・掃除をする⑤ストレスを解消する・嫌なことは忘れる⑥食べ物に気をつけ腹８分⑦水分をしっかり取る⑧散歩をする・適度の運動をする⑨ハグする⑩「ながら族」になる。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326957637_img086.jpg" alt="94.5:538:800:161:240:img086:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">感染情報</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">この最近、巷で流行している病気の情報をお届けしたい。当院は学生等若い人も多いが大...</summary>
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   <p>この最近、巷で流行している病気の情報をお届けしたい。当院は学生等若い人も多いが大きく次の３つがある。</p>
<p>①インフルエンザほとんどＡ型である。何といっても突然の３８℃を超える発熱、ものすごいだるさ、関節痛を訴える。咳もひどく、その他の感冒症状（鼻水・咽頚痛）も訴える。タミフル、リレンザが定番であるが、１回のラピアクタの点滴も早く治る。一刻も早く来院して尚かつ、休業、休校して他人への感染を防ぐことも大事である。１２月末から訪れている患者は全員、ワクチン未接種である。残念な事である。</p>
<p>②マイコプラズマ肺炎昨年、天皇陛下がなられたことで有名になったが、昔からある病気である。頑固な咳、特に夜間がひどく痰はあまりない。熱は微熱が多いが、しつこい咳に悩まされる。中には咳をしすぎて肋骨骨折を起こした若者も居た。マイコプラズマは微生物なので一般の抗生剤は全く効かない。いつまでも治らない咳は受診が必要です。家庭内感染も多く見られます。胸膜炎、髄膜炎も合併することがあります。</p>
<p>③感染性腸炎俗に言う嘔吐下痢。ひどいときは、吐いて熱が出て水下痢という三重苦になります。出来るだけ早く点滴を受け、脱水を防ぐ必要があります。これからはノロウイルスとの鑑別も大事になってきます。①～③全て他人への感染もありますので、侮らないように御留意下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326681861_img083.jpg" alt="64.4:800:420:240:126:img083:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326681861_img084.jpg" alt="127.2:760:800:228:240:img084:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326681861_img085.jpg" alt="18:538:498:240:222:img085:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">加薬（かやく）</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">カップ麺に付きものの具材。どうして“かやく”と呼ぶのでしょう。加薬とは加薬味、つ...</summary>
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   <p>カップ麺に付きものの具材。どうして“かやく”と呼ぶのでしょう。加薬とは加薬味、つまり薬味を加えるという言葉から来ている。薬味はもともと漢方の用語である。中国の文献には既に一世紀にはこの言葉が登場している。宋の時代には家庭で薬味の調達や配合が一般化されるようになった。宋医学が日本に伝わると、日本の一般家庭にある漢方の材料となるものとして<a href="http://ochi-clinic.com/index.php?UID=1326186862">（１月１０日のブログにも取り上げた）</a>生姜が加薬味の代表となった。室町時代後期の「運歩色葉集」には加薬という言葉が登場している。江戸時代には、他の香辛料である山椒も加薬と呼ばれることとなる。そして次第に香辛料一般が加薬と呼ばれだした。江戸時代の料理書には「加益（カヤク）は、おろし大根・ネギ・のり・とうがらし」と記されている。さて加薬を具として使うようになったのは、和歌山県・兵庫県・高知県が発祥とされている。さて４０年前に登場したカップ麺。かやくをセットにしてカップヌードルを売り出したのは日清食品ですが、この業界は新商品の開発でしのぎを削っています。麺はもちろんですが、かやくの改良、凍結や乾燥の技術開発に力を入れています。かやくの具材はネギや卵、エビはじめ１０種類以上に上ります。最近は具材を主体としたカップ麺が登場しているほどです。かやくが脇役から主役に変わる日も近そうです。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326356745_img073.jpg" alt="84.2:800:596:240:179:img073:center:0:0::"/>（追伸）今年は辰年です。「オールドラゴン」って知ってますか？これは麻雀の、ある役満の英訳です。アジア限定の遊びというイメージの強い麻雀ですが、実はかなり昔から欧米でも人気です。一時、アメリカでも一大ブームが起こり牌の生産が追いつかなかったそうです。さて正解は「ドラゴン」が白、発、中の「三元牌」の英訳であり「オールドラゴン」はこれらが全てそろった役満である「大三元」のことです。</p>

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 <updated>2012-01-12T17:25:45+09:00</updated>
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 <title type="text">生姜（しょうが）</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">ショウガは風邪予防で何度も取り上げてきました。今回はショウガを薬理面から見てみま...</summary>
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   ショウガは風邪予防で何度も取り上げてきました。今回はショウガを薬理面から見てみます。ショウガは多年草で、インドが原産地と言われています。日本の文献には平安時代には盛んに栽培されていたと書いています。ショウガは古くから他の生薬と配合して使われてきました。鎮痛、解熱、鎮咳、食欲増進、新陳代謝の促進といった効果があります。料理では古くから重要な香味野菜として大いに活用されてきました。ショウガは収穫時期によって特長と用途が異なります。早い時期に葉をつけたまま収穫する葉ショウガや初夏に出回る新ショウガは、柑橘類に含まれるシトラールという成分が多く、薬味というよりむしろ野菜感覚で食べられます。これに対して貯蔵した根ショウガは辛味を増し、肉や魚料理の臭い消し、刺身やメン類の薬味、風邪療法、しょうが湯などに用います。夏は口内に清涼感を、冬は全身をポカポカに温めてくれるショウガ。欠かせない食材の一つです。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326186862_img071.jpg" alt="139.3:800:604:240:181:img071:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1326186862_img072.jpg" alt="149.5:797:800:239:240:img072:left:0:0::"/><hr class="clear" />（追伸）<a href="http://ochi-clinic.com/index.php?UID=1300512372">以前にお話した仙台のＴさん。</a>お家が被災し体調を崩し、年末より当院にて入院加療されている。初めて「被災証明書」を見た。（治療費は無料になります）。津波では持ちこたえたものの２回目の地震で倒壊されたそうで、かわいそうでなりません。そのＴさんが「先生、今年は仙台は元気ですよ。何でもデパートの売り上げが＋５０％だそうですよ」と嬉しそうに語った。東北全体が活気づくように祈っている。消費税アップが水を差さねばよいが・・・。
  </div> 
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 <updated>2012-01-10T18:14:22+09:00</updated>
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 <title type="text">新年のごあいさつ</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">皆様、明けましておめでとうございます。昨年は大震災で日本にとって大変、不幸な一年...</summary>
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   <p>皆様、明けましておめでとうございます。昨年は大震災で日本にとって大変、不幸な一年でした。当院も募金等でわずかながら協力出来ました。これも患者の皆様の御援助の賜物と感謝して居ります。さて当方は１２／３１～１／３と急患や緊急入院、病棟患者の回診等で、全く休むことは出来ませんでした。しかし、唯一、夏に出来なかった亡き父の墓参りに今治へ行けたのは幸いでした。今年は３月１１日の創立２５周年へ向けて職員一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_CIMG0415.jpg" alt="106:600:800:180:240:CIMG0415:center:0:0::"/>（追伸）１２月３１日に長男が北見から空路帰って参りました。花束を抱えて空港から出てきたので驚きましたが、病院側からお礼をこめていただいたとの事。感謝です。北見のおみやげで「ほっちゃれ」を持ち帰りました。北見市で５０年も売れているお菓子だそうで、「ほっちゃれ」とは北海道の方言で産卵を終えた鮭のことです。子孫繁栄、命をまっとうすることの喜びを込めて名付けたそうです。大みそかは恒例のドンペリで乾杯。正月にはゆうちゃん家族が来て、にぎやかになりました。将棋の邪魔をするゆうちゃんでした。そして２日、「ありがとう～」とゆうちゃんは大声で元気よく宇和島に帰り、そして長男も帰京し元の静かな我が家に戻りました。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_DSC01481-1.jpg" alt="100.4:800:600:240:180:DSC01481-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_DSC01488-1.jpg" alt="114.3:800:600:240:180:DSC01488-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_DSC01483-1.jpg" alt="109.6:800:600:240:180:DSC01483-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_DSC01493-1.jpg" alt="121.6:800:600:240:180:DSC01493-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_DSC01495-1.jpg" alt="158.9:800:600:240:180:DSC01495-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325749401_DSC01498-1.jpg" alt="160.8:800:600:240:180:DSC01498-1:left:0:0::"/></p>

  </div> 
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 <updated>2012-01-05T16:43:21+09:00</updated>
 <published>2012-01-05T16:43:21+09:00</published>
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 <title type="text">締めくくり</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">今年のブログも今日で最後になりました。一年間、お付き合い下さりありがとうございま...</summary>
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   <p>今年のブログも今日で最後になりました。一年間、お付き合い下さりありがとうございました。みなさんがごらんになって「なるほど」「ためになるわい」と思える内容を目指して来年もがんばりたいと思っています。来年は１月５日スタートとなります。最後に最近６年間の流行語・漢字・創作四字熟語（住友生命）を掲げます。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325149234_img065.jpg" alt="84.6:800:767:240:230:img065:center:0:0::"/>（追伸）日本プロゴルフ界のドンと呼ばれた杉原輝雄さんが１２月２８日の朝、亡くなった。前立腺癌であった。１９９７年にがんの告知を受けたが、その後も治療しながらツアーへ出続けた。昨年の中日クラウンズで同一大会連続出場世界記録（５１回）を達成した。闘病記録は色々な雑誌に投稿されているのでここでは触れないが、下の写真は今から１６年前に杉原氏とサンセットヒルズＣ．Ｃ．で御一緒した時の懐かしい写真である。今でも忘れない記憶がある。それはまずカートに乗らない。そのためプロと一緒に私も歩くはめになった。そしてプロはティー等のゴミをひとつひとつ拾ってはポケットに入れていた。見習うべきマナーを体で教えられた。昼食はとてもおいしそうに、うどんを食べておられた姿が昨日のように想い出される。巨星墜つ。合掌。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325149234_img070.jpg" alt="72.1:537:800:161:240:img070:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1325149234_img069.jpg" alt="71.8:800:582:240:175:img069:left:0:0::"/></p>

  </div> 
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 <updated>2011-12-29T18:00:34+09:00</updated>
 <published>2011-12-29T18:00:34+09:00</published>
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 <title type="text">長男　北見にて</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">１２月１２日号の「追伸」にて、北海道は北見の病院にお手伝いに行っている長男の事を...</summary>
 <content type="xhtml" xml:lang="ja">
  <div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
   <p><a href="http://www.ochi-clinic.com/index.php?UID=1323674511">１２月１２日号の「追伸」</a>にて、北海道は北見の病院にお手伝いに行っている長男の事を書いた。極寒の地で、最低気温が今は－１５℃前後と聞いて心配する家内。消息を知るため、製薬ＭＲさんに頼んだ。こんな時に大手製薬会社は便利である。全国津々浦々、展開しているからである。１２月初め、Ｔ薬品工業のＭＲさんに頼んだが全く無しのつぶてなので、以前<a href="http://www.ochi-clinic.com/index.php?UID=1291245967">２０１０年１２月２日号</a>に書いた、アステラス製薬の札幌支店に居るＦ君に相談した。Ｆ君は「承知しました。北見にももちろん営業所がありますので、近々行ってみます」と。ほどなくしてＦ君から連絡があった。前にも書いたように機動力、実行力のあるＦ君である。それと、アステラス製薬は国内大手４社の１つであるが、営業規模は国内最大というのもうなずける。開口一番、Ｆ君は「息子さんは先生に似ているのですぐに分かりました。今日は－１６℃まで冷えこみましたが、とても元気にされていました。ゆっくりお話が出来ました。こちらはむしろ、雪が降っている日の方が暖かいんですよ。」と私には未知の雪世界のことを話してくれた。さてＦ君はどうやって北見まで行ったのか聞いたら、千歳空港から空路、女満別空港に入りそこから車で４５分の計３時間の所要時間だそうです。因みに札幌からバスで行くと６時間もかかるそうです。北海道という場所の広さに、ただただ驚きです。尚、Ｆ君は撮った写真を直ちに松山支店のＭＲさんにパソコン転送してくれ、翌日にはそのＭＲさんがメモリーを届けてくれました。無事の息子の写真を見て、家内が喜んだことは言うまでもありません。写真の温度計表示に改めて驚きました。皆さんいかがですか？<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324886036_2011-12-2008.12.28.jpg" alt="81.2:800:600:240:180:2011-12-20081228:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324886036_2011-12-2008.23.50.jpg" alt="76.3:800:600:240:180:2011-12-20082350:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324886036_2011-12-2008.28.19.jpg" alt="122.6:600:800:180:240:2011-12-20082819:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324886036_2011-12-1516.05.42.jpg" alt="92.4:600:800:180:240:2011-12-15160542:left:0:0::"/></p>

  </div> 
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 <updated>2011-12-26T16:53:56+09:00</updated>
 <published>2011-12-26T16:53:56+09:00</published>
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 <title type="text">忘年会</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">今年も恒例の院内忘年会が１２月１７日（土）、道後のホテルで行われた。１年の締めく...</summary>
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   <p>今年も恒例の院内忘年会が１２月１７日（土）、道後のホテルで行われた。１年の締めくくりのドンチャン騒ぎであるが、今年は新人、それから出産その他からの復帰組も多く、大いに親睦を深めた。今、世をあげて不況。そのために会社持ちで忘年会をやる所が極端に減ったと言う。しかしモチベーションをあげるには絶好の日本古来の伝統儀式だと思っている。今年度を振り返り、来年、創立２５周年へ向けての鋭気を大いに養った楽しい会であった。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324542038_DSC01471.jpg" alt="135.1:800:600:240:180:DSC01471:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324542038_DSC01478.jpg" alt="134.5:800:600:240:180:DSC01478:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324542038_DSC01473.jpg" alt="116.6:800:600:240:180:DSC01473:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324542038_DSC01474-1.jpg" alt="94.4:800:600:240:180:DSC01474-1:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324542038_CIMG0377.jpg" alt="102.8:800:600:240:180:CIMG0377:center:0:0::"/></p>

  </div> 
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 <updated>2011-12-22T17:20:38+09:00</updated>
 <published>2011-12-22T17:20:38+09:00</published>
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 <title type="text">おっぱい</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">赤ちゃんにとっておっぱいは生命線である。人工乳がない時代には、ミルクが出ない場合...</summary>
 <content type="xhtml" xml:lang="ja">
  <div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
   <p>赤ちゃんにとっておっぱいは生命線である。人工乳がない時代には、ミルクが出ない場合は乳母が与えていた。さて、ゆうちゃんが出来て、観察してどうしてもわからないことがあった。それはママがいないときにおっぱいを欲して泣きじゃくり、私や「ばあば」のおっぱいを口に持っていっても全く吸いつかない。何故なんだろうと調べてみた。解剖学的に乳首は乳頭と呼ばれ、その周囲を乳輪が囲んでいる。この乳輪に秘密があった。そこからは授乳期には微量のなめらかな液が分泌され、独特のにおいがあると言う。要するに赤ちゃんは視覚で乳首を捕えるのではなく、においで吸いつくそうなのです。だから私や「ばあば」のおっぱいには何の反応も示さない。さて、フランスの国立科学調査センターのブノア・シャールの調査班は乳輪のブツブツは赤ちゃんが生まれて３日で最大１２１個まで増えることを報告している。またエストニアのタルツ大学のハイリ・バレンティは、生まれたばかりの赤ちゃんほど洗っていない、よくにおう乳房が好きだと書いています。生命の神秘を垣間見た気がしています。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1324287837_img068.jpg" alt="66:800:754:240:226:img068:center:0:0::"/></p>

  </div> 
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 <updated>2011-12-19T18:43:57+09:00</updated>
 <published>2011-12-19T18:43:57+09:00</published>
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 <title type="text">「連合艦隊司令長官　山本五十六」</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">９月１２日のブログで山本五十六の人物像を書いた。今回１２月２３日に公開される映画...</summary>
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  <div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
   <p>９月１２日のブログで山本五十六の人物像を書いた。今回１２月２３日に公開される映画「山本五十六」の試写会に行ってきた。舞台挨拶に来られた吉田栄作さんは、高身長でジーンズの似合うとても素敵な役者さんであった。映画では作戦参謀役であった。吉田さんは「副題に太平洋戦争７０年目の真実とあるように、この映画をきっかけに大震災などに対しても、我々がどう生きて行くべきかを考えるきっかけになってくれたら幸いです。」と熱く語った。山本の人となりは、<a href="http://www.ochi-clinic.com/index.php?UID=1315816838">前回を参考に</a>していただくとして、今回の映画のさわりを紹介したい。山本五十六役は、昨年の「最後の忠臣蔵」の主演であった役所広司。本当に適役であった。昭和１４年夏、日独伊三国軍事同盟締結をめぐり日本中が揺れていた。しかし海軍次官山本は異を唱えていた。日本がドイツと結べば、必ずやアメリカとの戦争になる。１０倍の国力を持つアメリカとの戦いは何としても避けたかったのが山本の思いであった。しかしその後、ヒトラー率いるナチス国防軍がポーランドに進攻し、第２次世界大戦が勃発。快進撃を続けるドイツの力に幻惑され、日本国内で再び同盟締結の声が沸騰し、昭和１５年９月２７日、同盟が締結されてしまった。連合艦隊司令長官になっていた山本は、対米戦回避を願う自らの信念と、それとは裏腹に戦争へ向かいつつある時代の流れのずれに苦悩し続ける。昭和１６年夏、どうしても米国との戦争が避けられないと悟った時、山本は一つの作戦を立案した。ハワイ真珠湾を航空機によって奇襲する。それは戦争に勝つためではなく、一刻も早く戦争を終わらせるための苦渋に満ちた作戦であった。７０年前の国難に対して、山本がリーダーとしていかに戦い続けたか、是非、御覧下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323939111_img066.jpg" alt="96.8:612:800:184:240:img066:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323939111_img067.jpg" alt="150:567:800:170:240:img067:left:0:0::"/></p>

  </div> 
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 <updated>2011-12-15T17:51:51+09:00</updated>
 <published>2011-12-15T17:51:51+09:00</published>
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 <title type="text">糖尿病性胃症</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">糖尿病についてさまざまの合併症の話をしてきました。今回は「胃」についてです。糖尿...</summary>
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   <p>糖尿病についてさまざまの合併症の話をしてきました。今回は「胃」についてです。糖尿病の方で「胃がもたれる、食欲がない、その結果やせてきた」等の症状を訴える方はこの病気を考える必要があります。３大合併症の中で「神経障害」は「腎症」「網膜症」より早く出ます。よく足の裏や爪先のシビレ、ジンジン感が有名ですが「胃症」もその一種で、糖尿病と診断されてから３年を経過すると起きやすい。胃は、副交感神経の影響を強く受けます。そのため副交感神経障害が起きると、さっきのような症状が出るわけです。患者のＡさん（４２才）は、ＨｂＡｌＣ＝８．２％でダイエットしてないのに胃がもたれ、食欲がなく体重が減少して来院。ガスモチンという胃の蠕動運動を改善する薬を投与した所、胃の不調は解消しました。ある大学病院の論文を読んでいますと、糖尿病性胃症の人にバリウムを飲んでもらって、それが胃から排出されるまでの時間を調べた所、バリウムが丸１日胃に残っていたケースの報告がありました。糖尿病で胃の不調の方は是非、主治医に相談してください。（追伸）長男が１２月１日～３１日までの契約で、北海道は北見市の病院にアルバイトに行ってます。何でも外科医の欠員が出来たため応援部隊だそうです。その彼から何とお歳暮が届きました。写真のような「流氷ＤＲＡＦＴ」と「網走プレミアムビール」です。製造元は、網走ビール株式会社となっています。早速飲んでみましたが、特に流氷ＤＲＡＦＴの透き通ったブルーには感動しました。説明には「網走オホーツク海の流水を仕込み水に使用し・・・オホーツクブルーと香りコクをご堪能ください」とありました。粋なお歳暮に感謝すると共に、だんだんと社会人になってきたんだなとほくそ笑んでいます。さて北見行きは相談があった時に、「極寒の地での地域医療がどんなものかを体験できるのは一生に１回だよ。チャレンジしろ」と送り出しました。ちなみに今日の北見の最高気温は－１℃、最低気温は－９℃でした。</p>
<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323674511_img064.jpg" alt="83.1:750:800:225:240:img064:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323674511_DSC01467.jpg" alt="144.8:800:600:240:180:DSC01467:left:0:0::"/><hr class="clear" /><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323674511_DSC01468.jpg" alt="125.4:800:600:240:180:DSC01468:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323674511_DSC01469.jpg" alt="106.2:800:600:240:180:DSC01469:left:0:0::"/>
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 <title type="text">抜歯</title>
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   <p>私は愛媛保険医協会の副会長を長らくやっている。保険医協会は医科と歯科の会員を合わせて全国１０万人が入会している。というわけで私は医科であるが、歯科の種々の改善運動もお手伝いしている。「保険で良い入れ歯を」の運動もその一つである。今回は歯科の中でみなさん誰もが経験する「抜歯」についてのお話です。歯の病気に伴う歯痛は、人類の歴史と同じだけ長い。歯痛の原因を悪魔に押し付けることが全世界、例えば中国やアステカ文明の文献に見つかっている。ヨーロッパでは歯痛は悪霊の「歯虫」のせいと考え、呪文を唱えて追い払おうとした。「おいらの歯には３匹の虫が巣くっている。　　白い虫、黒い虫、赤い虫、　　　３匹ともみんな明日には逝っちまえ。」</p>
さてハイデルベルク大学のエッカート教授の論文により、ヨーロッパの「抜歯」の歴史を紹介しよう。ヨーロッパでは１７世紀以降、砂糖の消費が広がりいわゆるむし歯が多くなった。ひとりでに落ちる歯はともかく、それ以外は歯科医の手によって抜いてもらわなければならなかった。従って歯の治療の歴史も内科医と同じくらい古いのだが、内科医と違うのは歯科医や歯抜き師は地位が低かったことである。耐え難い口臭を発するむし歯を抜くのは名声を得た人物の仕事ではなかったのであろう。ヨーロッパでは中世の頃から抜歯というものは、床屋医師か外科医が行っていたことがわかっている。１６世紀から１８世紀は「フリーランス」の歯抜き師が町から町、村から村を渡り歩き、インチキ医者と同じように広場でその技を披露した。そこには多くの観衆が詰め掛け、そこで起こる痛い出来事を同情の念もしくは面白がって見ていた。１７世紀のネーデルランドの風俗画に今回紹介する「歯抜き」が見られる。左の絵はフィクトルスの描いた「歯抜き師」（１６３５年頃）右の絵はステーンの描いた「歯抜き師」台の上には薬と硬貨、歯抜き師のライセンスが並ぶ。右の子供は痛みで固く握られた拳。今にも逃げ出しそうだが、腕が椅子にくくりつけられています。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323312119_img029.jpg" alt="190.7:800:657:240:197:img029:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323312119_img030.jpg" alt="198.9:634:800:190:240:img030:left:0:0::"/><hr class="clear" />(追伸)ゆうちゃんはとても歯みがきが好きで「もう１回｣と言って何回もやります。みなさんもゆうちゃんに負けないで歯みがきをして下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323312119_DSC01286.jpg" alt="91.3:800:600:240:180:DSC01286:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323312119_DSC01285.jpg" alt="76.5:800:600:240:180:DSC01285:left:0:0::"/>
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 <title type="text">低髄液圧性頭痛</title>
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   <p>最近注目されている頭痛で「脳脊髄液減少症」とも呼ぶ。最近、むち打ちがいつまでも治らず、頭痛が続く場合に硬膜の破綻による髄液漏出が原因であったケースがよくマスコミに取り上げられる。しかし実際に多いのは脱水が原因になる髄液産生低下です。夏期に頭痛とめまいで受診され、点滴で改善するケースです。診断は簡単で臥位になったり力んで腹圧を上昇させたりして、髄液圧を上昇させると頭痛がその間は軽減するのです。ただ点滴を続けても一向によくならない場合は髄液腔の狭少化等、より精査が必要になってきます。脳神経外科で今、ホットな疾患です。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1323073546_img049.jpg" alt="54.7:800:399:240:120:img049:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">自転車事故</title>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">来年１月から警視庁管内の自転車レーンが大きく変わる。車道にペイントされる青色レー...</summary>
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   <p>来年１月から警視庁管内の自転車レーンが大きく変わる。車道にペイントされる青色レーンでの走行が徹底されるのだ。全国で発生した自転車と歩行者の事故のうち、都内は約４割に上った。さて日常診療の中で自転車による事故が実に多い。特に老人が後ろから来た自転車にはねられて、そのまま過ぎ去ってしまったという例。高齢者は倒れると全身打撲となり治療に数ヶ月を要する例は珍しくない。自転車のマナーも非常に悪い。並走は当たり前で、更に危険なメールをしながらの走行。これは全く前を向いていないのも同然で、こういった事故には厳罰に処するべきだと思う。実際に発生した法廷での例をあげよう。２００２年９月、横浜市で看護師(５４才)が路上で背後から女子高生(１６才)に衝突された。無灯火の上、ケータイをいじっていた。看護師は首をケガし、手足にしびれが残り、職を失い生活保護になってしまった。女性は女子高生と自転車を与えた父親を相手取り５，７００万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。横浜地裁は５，０００万円の支払いを認めた。ほぼ全面勝訴であった。また今年６月にも世田谷区の８１才の男性が自転車に乗った男子高校生にはねられ、頭を強く打って死亡した。ここで提案です。自転車事故は甘く見られがちですが、歩行者に大ケガをさせてしまえば高額の賠償請求は避けられません。何らかの形で自転車保険に入っておくべきです。最低でも個人賠償責任保険は加入して下さい。保険に関しては自動車保険や火災保険の特約として付いている場合がありますので、よく確認を営業員としてみて下さい。最後に自転車の現行ルール。①車道の左側走行が原則　違反は３カ月以下の懲役または５万円以下の罰金②無灯火　５万円以下の罰金③２人乗り　２万円以下の罰金(６才未満１人を乗せるケースを除く)④並走　２万円以下の罰金⑤ブレーキなし走行(→現在問題になっています)。　５万円以下の罰金<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1322726570_img061.jpg" alt="118.8:800:794:240:238:img061:center:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1322726570_CIMG0281.jpg" alt="82.7:800:600:240:180:CIMG0281:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1322726570_CIMG0304.jpg" alt="34.8:800:600:240:180:CIMG0304:left:0:0::"/></p>

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 <title type="text">リアル・スティール（映画）</title>
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   <p>１１月２１日（月）に「リアル・スティール」の試写会に行ってきた。１２月９日（金）全国公開予定である。全編の内容をバラすと申し訳ないので、概要を説明します。スティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークスが１１年の構想の末、完成させた巨編です。２０２０年、ボクシングは生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていた。元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合などで生計を立てていた。ある日、かつての恋人が亡くなりその息子、マックスがチャーリーの元にやってくる。マックスはゴミ捨て場でＡＴＯＭという旧型ロボットを見つけ、それをチューンナップし試合に出場する事を決意する。破天荒に生きてきた一匹狼のチャーリーが、はからずも真の“父親”として目覚めていく姿を人生の再起のドラマに重ねて演じ切る。息子とのかけがえのない絆に気づいていく男の姿は、私たちの心を揺さぶり、とりわけ世の父親たちの心を直撃すると思います。撮影は２０１０年６月より、デトロイトで行われた。ロボットが闘う場面のために、モーションキャプチャ技術が使用されています。是非、年末、親子連れで見に行って下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1322458661_img059.jpg" alt="77.3:800:501:240:150:img059:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1322458661_img060.jpg" alt="91.7:800:582:240:175:img060:left:0:0::"/></p>

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 <title type="text">医師の労働</title>
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   <p>日本の医師の過剰労働は現在、社会問題になっており、特に研修医等はこき使われ、寝る間もなく、過労死を起こして家族が病院を訴えるといった事態も今では珍しくない。私の長男（卒後３年）も、いつ電話しても病院に居る。土曜も日曜もである。私の時よりきつそうである。米国では１９８０年代に発生した医療事故を契機に研修医の労働時間の規制が行われるようになった。日本と同じように遺族から「過労死」の訴えが出され、社会問題化した。そしてニューヨーク州では研修医の労働時間を週８０時間以下とするよう州法が制定された。全米でもＡＣＧＭＥが同じように週８０時間以内とするよう勧告し、この規定を守れない医療施設は研修医の採用が困難となっている。ＥＵでは、２００８年１２月１７日に３年の猶予をおいて「例外なく研修医の労働時間も平均週４８時間の労働時間の上限を設ける」ことが決定されている。確かに日本でも労働基準法に週４０時間の法定労働時間の規定がある。しかし日本では労使でも時間外・休日労働に関する労使協定（３６協定）を締結すると、事実上、労働時間の上限がなくなっている。日本の勤務医は週平均で７０．６時間働いている。ドイツ・フランスは４０～５０時間、全米は５１時間である。日本の医師における最大の問題は労働時間として十分に把握されていない「当直」にある。米国では当直は労働時間として算定され、当直時間も含めて週８０時間の上限を設定している。日本の勤務医の労働時間に関しては、通常の勤務の長さだけでなく、当直と称する夜間・休日をはさむ３０時間を超える連続労働の存在が問題である。さらにこうした長時間労働に対して適切な割増賃金の支払がなされていないことも加えて問題である。医師の数を増やすだけでなく、こうした勤務実態にメスを入れるべきである。医師も１人の人間であるのだから。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1322107386_img058.jpg" alt="62.1:532:539:237:240:img058:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">沖縄クライシス（危機）</title>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">その昔、沖縄と言えば「長寿」の代名詞と言われた。そのためゴーヤはじめ沖縄県民の長...</summary>
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   <p>その昔、沖縄と言えば「長寿」の代名詞と言われた。そのためゴーヤはじめ沖縄県民の長寿にあやかろうと、さまざまな飲食物が紹介された。しかし今はと言うと、女性の平均寿命はまだ一位をキープしているが、男性は１９８０～８５年は１位、９０～９５年は４位、そして２０００年には２６位へと急落した。この背景には、沖縄の食生活が急激に本土並みに変化しメタボ人口も増え、糖尿病や心血管疾患が急増したことがあげられている。そしてこの沖縄クライシスは、１５～２０年後の日本クライシスの前兆と考えられている。沖縄県民の食生活が米軍の統率下、無批判に西欧化を受け入れ短時間のうちに様変りしたからだと指摘する学者もいる。又、失業率が日本で最悪で、若年～中年の自殺者が多いことも要因と指摘する学者もいます。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1321854006_img033.jpg" alt="105.3:800:591:240:177:img033:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">このごろ思うこと</title>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">超一流のスナイパー「ゴルゴ１３」を読んでいて、ふと思ったことがある。第２１８話「...</summary>
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   <p>超一流のスナイパー「ゴルゴ１３」を読んでいて、ふと思ったことがある。第２１８話「ロックフォードの野望　謀略の死角」の中で、ローゼン・ザメックがゴルゴに次のような質問をした。「一流のプロ」になるための条件とは？これに対するゴルゴの答えは「１０％の才能、２０％の努力、３０％の臆病さ、４０％の運」であった。私が注目したのは「臆病さ」である。人間はどんな仕事にも慣れてくると臆病でなくなる。そのころに失敗が多い。外科医もそうである。卒後３～４年してくると、虫垂炎いわゆる盲腸のオペも簡単だとうぬぼれてくる。実際にあった話だが、私の先輩（卒後４年目）がバイト先で盲腸のオペを１人で行った。所が虫垂先端が後腹膜に埋没していて取り切れなくなった。そうこうしているうちに麻酔が切れて患者があばれ出し、その際に虫垂動脈を損傷し、腹腔内が血だらけになって救急車で総合病院に運ばれた。今から３０年も前の話で、治癒したので訴訟にはならずに済んだ。もし先輩がいくばくかの臆病さを持っていたらどうだっただろう。きっとオーベン（上の先輩）を連れて行って、安全な手術をしたことだろう。「臆病さ」はゴルゴの作家「さいとうたかを｣氏の人生観だと思う。「臆病さ」は「謙虚さ」とも言い換えられると思う。いつもいつも事に当るときに、新米の時のような謙虚さを持つこと、まさに世阿弥の言う「初心忘るべからず」の境地を大事にしたいと感じているこの頃である。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1321519227_img054.jpg" alt="107.1:512:800:154:240:img054:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1321519227_img055.jpg" alt="66.5:271:800:81:240:img055:center:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1321519227_img056.jpg" alt="33.7:698:360:240:124:img056:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">うつと食事</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">うつ病に対してはカウセリング・内服治療が主体であるが、食事を変えることで、うつの...</summary>
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   <p>うつ病に対してはカウセリング・内服治療が主体であるが、食事を変えることで、うつの程度を減らそうとしているＤｒ．が居る。日本初の栄養療法専門クリニックの溝口徹院長である。ポイントは「糖質を減らし、タンパク質を増やす」ことである。糖質とはご飯・パン・果物・菓子類など。タンパク質は肉・魚・豆類など。うつ症状に陥らないようにする一番重要なことは、血糖値の変動を小さくすることです。糖質の多い食品を食べると、血糖の上昇につれてインスリンが大量に出る。このときドーパミンやノルアドレナリンといった興奮系の神経伝達物質が過剰に分泌されたり、幸福感などに関するセロトニンの分泌が抑制されたりします。それによってイライラ・不安・眠気といった、うつ症状が出る。タンパク質の場合は血糖上昇が緩やかで、インスリンも急激に出ません。どうしても糖質をやめられない人には、健康食品のプロテインを食事前に取ると糖質への欲求が抑えられます。それと糖質の前に、タンパク質・食物繊維を取るのが良いと思います。賢く食べて下さい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1321259390_img053.jpg" alt="55.1:800:333:240:100:img053:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1321259390_img051.jpg" alt="74:800:484:240:145:img051:left:0:0::"/></p>

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 <title type="text">ゆうちゃん来訪</title>
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   <name>越智邦明</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">２才になってから初めての来訪。ますますしゃべる言葉も増えて、難しいフレーズも難な...</summary>
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   <p>２才になってから初めての来訪。ますますしゃべる言葉も増えて、難しいフレーズも難なくこなす。前回いただいたせんべいをみつけて「せんべい」「せんべい」とおいしそうに食べている。数字数えは１から１０までやるのだが、必ず「７」が抜ける。「１、２、３、・・・６、８、９、１０」。でもよく出来たと拍手してやると得意満面である。次に聴診器をつけてみんなの健康診断をしてくれたのだが、当てるやいなや「なおった」と神業医師であった。注射器も登場である。夕方から「温泉に行くか？」と聞いたら「オンセン」「オンセン」と盛り上がり、私と次男と３人で出かけた。ここはホテルの屋上にあり、露天から月を見つけては指をさして「おつきさん」、星をみつけては「キラキラ」、飛行機をみつけては「ブーン」と忙しい。私が体を洗っている間は次男が面倒を見、次に交替してすっかり温泉を堪能したゆうちゃん。風呂上りに売店でびん入り牛乳を買ってやると、一気に飲み干している姿がかわいい。夕食が終わってくつろぎの時間。次に家内のお琴の部屋にやってきて「ゆうちゃんも」とせがんだ。家内の手ほどきで、きちんと座って爪もつけてもらってお琴の弦を響かせた。はたしてお琴はやるのだろうか？色々な可能性を秘めた２才児。来るたびの成長を楽しみにしたい。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01409.jpg" alt="100.8:800:600:240:180:DSC01409:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01417.jpg" alt="113.3:800:600:240:180:DSC01417:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01420.jpg" alt="92.6:800:600:240:180:DSC01420:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01446.jpg" alt="118.4:800:600:240:180:DSC01446:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DCF00251.jpg" alt="65.1:450:800:135:240:DCF00251:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DCF00012.jpg" alt="72.2:450:800:135:240:DCF00012:center:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01436.jpg" alt="115.1:800:600:240:180:DSC01436:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01433.jpg" alt="112.5:800:600:240:180:DSC01433:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01445.jpg" alt="91.1:800:600:240:180:DSC01445:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320909696_DSC01448.jpg" alt="113.5:800:600:240:180:DSC01448:left:0:0::"/></p>

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 <updated>2011-11-10T16:21:36+09:00</updated>
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 <title type="text">拡張期血圧</title>
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   <p>下の血圧、つまり拡張期血圧のみが高いのを純拡張期高血圧と言う。高齢者では上の血圧、つまり純収縮期高血圧が一般的であるが、これは若荘年者に多い。さて血圧の上と下、どう違うの？という外来での質問が多い。人口の高齢化に伴い、収縮期高血圧（収）が注目されるが最初に来るのは拡張期高血圧（拡）であることに注目する必要がある。即ち若年時の純（拡）は、壮年以降の本態性高血圧にほぼ間違いなく進展するということです。従って我々は純拡張期高血圧に十分介入しなければならない。（拡）は外来血圧は８０ｍｍＨｇ以上を言うが、家庭では８５ｍｍＨｇを超えたら診断すべきである。その時に（収）がたとえ正常でも介入の対象です。さて介入ではまず生活習慣の改善です。肥満の是正、運動負荷、アルコール制限、禁煙、食事（低脂肪、低食塩、野菜や果物の摂取など）の改善が大事です。肥満は特に要注意です。くれぐれも下の血圧が上がってきたら若くても要注意です。薬は新薬がいくつもあります。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320650095_img006.jpg" alt="92.9:800:579:240:174:img006:center:0:0::"/>(追伸）１０月のとある日よう日、すがすがしい秋風のもと、奥道後ＧＣに行きました。写真はインの１３番、ショートホールから瀬戸内海を見た次男とのツーショットです。年に何回か、はるかかなたまでくっきり見える日がありますが、当日がまさにそうでした。次男の２３０ヤードショットに圧倒された１日でした。いつの間にか世代交代。悲しいかな。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320650095_CIMG0222.jpg" alt="108.4:800:600:240:180:CIMG0222:center:0:0::"/></p>

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 <updated>2011-11-07T16:14:55+09:00</updated>
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 <title type="text">禿たん（はげたん）</title>
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   <name>越智邦明</name>
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   <p>禿たんと聞いてピンと来る人はかなりの食通である。松山は大街道２丁目のおでん屋「禿たん」。店主、土岐光生さん(７３才)とは、もう２０年のお付き合いである。義父の英二さんが１９４８年におでん屋を開店し、土岐さんは２７才で後を継ぎ４６年間、妻の和佳子さんとがんばってきた。その禿たんが１０月３１日で店を閉じるというニュースは、１０月２５日号の愛媛新聞でも顔写真入りで大きく取り上げられたので見た方は多いと思う。南海放送のもぎたてにもよく登場した。この店は県産のサトイモ、ジャガイモ、レンコン、イイダコなど３０品以上の具をそろえて、とてもダシが染み込んでおいしかった。私は特製「手羽先ぎょうざ」が大好きであった。又、もう一つの特徴は店内に秋山好古・真之兄弟の書や正岡子規のはがきなど先代から集めた貴重な収集物が壁に所狭しと貼ってある。この店で私は多くの方と出会い、今もつきあいは続いている。さて、その最終日３１日、満を持して訪れた。最後を見ようと大勢の客が入っていた。７時になると夫婦連れの人が入ってきたが、大将が「すみません、一杯で」というのに対し、周りの客が「何とか詰めて入ったら」と入れてあげ、本当にギュウギュウの満席となった。みんな口々に「寂しくなる」を繰り返し、数々の大将との想い出を語っていた。おでんとビールを飲みながら、大将土岐さんそして奥様の最後の勇姿を写真に納めた私は、１０時「これからはお二人共、健康に留意されて長生きして下さい」と握手して別れを告げた。「いつか終わりは来るのだ」と自分に言い聞かせながら。(追伸)家内がどうしても最後のおでんを食べたいと言うのでタッパー持参で行きました。たくさんの具を入れていただいて持ち帰り、家内が大喜びだったのは言うまでもありません。土岐さんありがとう。</p>
<p><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320393472_DSC01394.jpg" alt="96.4:800:600:240:180:DSC01394:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320393472_DSC01397.jpg" alt="113.7:800:600:240:180:DSC01397:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320393472_DSC01399.jpg" alt="117.8:800:600:240:180:DSC01399:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320393472_DSC01404.jpg" alt="107.7:800:600:240:180:DSC01404:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320393472_DSC01403.jpg" alt="116.6:800:600:240:180:DSC01403:left:0:0::"/><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320393472_DSC01405.jpg" alt="115:800:600:240:180:DSC01405:left:0:0::"/></p>

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 <updated>2011-11-04T16:57:52+09:00</updated>
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 <title type="text">避妊</title>
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   <name>越智邦明</name>
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   <p>内科雑誌に緊急避妊薬のことが書いてあった。そのころに患者の女性から「当院にないか？」と質問を受け、もちろん扱いはないが、この際に勉強してみた。ゆうちゃんのパパがこの間遊びに来たときに詳しく聞いてみた。今まで日本には緊急避妊の適応を有する薬剤がなく、そのため、本来は機能性子宮出血や月経周期異常に対して用いられていたホルモン剤を緊急避妊薬として使っていた。それが、今年５月に日本初の緊急避妊薬「ノルレボ錠」が発売された。副作用が少なく妊娠阻止率が高い。望まない妊娠は、男女共不幸になる。しかし認知度は低く、女性ですら知っている人は３人に１人。男ならなおさらである。性問題に取り組む第１人者の「日本家族計画協会クリニック」の北村邦夫所長の言葉をいくつか拾ってみる。ノルレボ錠とは「避妊しなかった、避妊できなかった女性が性交後に避妊目的で服用するホルモン剤です。性交後、７２時間以内に１回１．５ｍｇ服用すると排卵が抑制されたり遅れたりして妊娠が阻止される。性交からどれくらい経って服用したかで阻止率は変わるが、７２時間以内だと８４％以上だと言う。７２時間超１２０時間以内は６３％に下がる。」パパが話してくれた注意点は、このクスリを飲んだあとが問題であくまで排卵を遅らせているので、妊娠が否定されるまで(次の生理が来るまで)の間に性交渉をもつ場合は避妊する必要があること。できればそれまでは性交渉をもたない方がいいそうです。さてノルレボは当院にはありません。婦人科か産科のみです。ノルレボは今年５月に発売されたばかりの新薬なので置いていない医療機関もまだ多いのが現状です。それと値段は保険適用外でまちまちですが、１万円～２万円だそうです。男性の受診はだめで、当事者の女性が受診しなければなりません。また従来の緊急避妊薬でももちろん避妊効果はありますので、そちらを選択されても問題はありません。少しでも参考になれば幸いです。</p>
<p><img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1320049253_img042.jpg" alt="34:800:448:240:134:img042:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">逆流性食道炎</title>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">何度も取り上げてきたこの病気。胃酸が食道に逆流して食道に炎症を起こし、胸焼けやゲ...</summary>
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   <p>何度も取り上げてきたこの病気。胃酸が食道に逆流して食道に炎症を起こし、胸焼けやゲップ、膨満感等の症状を起こす。統計ではこの２０年で４倍に増えている。バリウムの時代から胃カメラの時代になってより早期に発見される。むしろバリウムでは分からないと言った方が当っている。逆流性食道炎に処方する薬は、胃酸の分泌を強く抑えるプロトンポンプ阻害薬（ＰＰＩ）が第一選択です。この薬で胸焼けなどの症状が十分良くなる方は約７割。しかしあとの３割は良くならないことが分かってきた。これまでＰＰＩは「オメプラゾール」「ランソプラゾール」「ラベプラゾール」の３剤であったが、これに加えて今年７月に「エソメプラゾール」が新たに承認された。ある酵素の活性が高い方はＰＰＩが効きにくいのですが、エソメプラゾールは従来の薬よりよく効く。胃酸分泌抑制テストで、オメプラゾールが４３％に対しエソメプラゾール５６％と高い。私も早速、従来品が今１歩あるいは効かない方３名にエソメプラゾールを処方してみた。そのうち、２人は著効、１人は改善を認めた。かなりの実力があると思われる。最後にもうひとつ大事なのは食事の改善である。肉を食べると胃酸の分泌が促進されるが魚は抑えられます。食事を魚中心に変えることも一つの手です。とに角、薬の世界は日進月歩。常により良い薬を提供したいと思います。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1319703656_IMG3404.jpg" alt="75.3:800:568:240:170:IMG3404:center:0:0::"/></p>

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 <title type="text">Ｋさんの死</title>
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   <name>越智邦明</name>
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   <p>Ｋさん（８３才女性）とは長い付き合いであった。御近所でもあり、よく犬の散歩で出会った。愛犬のコリー犬を連れていつも元気に歩いていた。所が平成１９年頃からパーキンソン病がひどくなり当院に入院となった。やがて認知も進み、食事摂取が不能となった。当時、中心静脈栄養を行っていた。こういった方の場合、気をつけなければならないのが寝たきり肺炎である。ある時、ひどい肺炎となり、挿管をして一命をとりとめたが、長期化が予想された。そこで娘さんに「声は出なくなるが、気管切開をしたら肺炎から逃げられる」と説明をした。娘さんは直ちに「お願いします。長生きさせて下さい」と返答があった。そして気管切開を行い、栄養は鼻腔栄養を施し、長い長い入院生活が始まった。この４年半の間に色々な事があった。重度の褥創に対して手術を行った。昨年は重症肺炎やＭＲＳＡ肺炎でもうダメかと宣告した時に施したステロイドパルス療法が奏効し生き返った。何度も三途の川に足を踏み入れたＫさん。よくがんばったが、１８日の深夜、あばれることなくスーと息を引き取った。何の処置も必要なかった。家族には「大往生でした」と説明をし、葬儀の車が来る間、この４年半の色々な話をした。認知がありながらも孫の結婚式の写真には特に笑みを浮かべていたこと等、思い出は尽きない。御冥福をお祈りします。<img src="http://www.ochi-clinic.com/PIX/s2/1319414909_img046.jpg" alt="216.7:724:800:217:240:img046:center:0:0::"/></p>

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 <updated>2011-10-24T09:08:29+09:00</updated>
 <published>2011-10-24T09:08:29+09:00</published>
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