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2016/6/13

バイオミミクリー


バイオミミクリー(Biomimicry)はアメリカで話題の言葉で、自然の英知を模すことにより人類が抱えている問題を解決していくという意味の科学用語です。動物科学研究所所長の今泉忠明氏の論文を読んで感動した箇所を紹介します。
新幹線には実はバイオミミクリーがふんだんに使われているのです。新幹線が計画された時に列車の先頭車両の鼻先をどのくらい尖らせば良いのか、開発担当者は頭を悩ませたと言われています。早ければ良いというのではなく、車内への騒音、沿線への騒音、トンネル内での轟音などを可能な限り抑える必要がありました。大がかりな実験装置やスーパーコンピューターを駆使して決まった形は何とカワセミそっくりだったのです。(クチバシから頭部にかけての形状が。)
バイオミミクリーは最初から生物を特定して意識的に応用しようとする訳ですが、特にパンタグラフの開発では自然界で一番静かに飛ぶことが出来るフクロウを真似したのです。フクロウが音を立てずに飛ぶことは動物の世界ではかなり前から知られていた。その秘密は風切羽(かざきりばね)にある。翼の先端部分羽根の1枚1枚の端が綿毛のようにほつれていて翼をはばたいて飛ぶ時にも音がほとんど出ないのである。技術者たちはフクロウの剥製を風洞に入れて実験し確認した、とある。新幹線のパンタグラフの支持装置に風切羽を真似たギザギザをつけ30%の騒音削減に成功したのである。この完成品は「翼型パンタグラフ」と呼ばれたのである。
神が造った自然界の動物達に、「人間が真似をしたら良いよ」と色々な工夫を凝らしていることに改めて驚きと感動を味わいました。

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(追伸)
6月5日の誕生日に来てくれたゆうちゃんが帰ったあと、ふと犬のぬいぐるみを見ると口に何かが入っています。「何だろう?」と取り出してみると、何とゆうちゃん作の「手作りドーナツ」でした。
犬がおなかがすいていると思って作ってくれたのですね。
ゆうちゃんの優しさに触れました。

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— posted by 越智邦明 at 11:22 am  

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