現状がとてつもなく悪い時に、そこでがんばるのか、それとも手放してリセットするか。人の一生には、いつもついて回ることである。株でもそうである。

ここでは「手放す」から更に一歩進んで「差し出す」ことも考えてみる。たとえば職場の後輩に「食事をおごる」とか、小銭単位でもいいから「募金をする」のでもいい。「贈り物をする」「電車で席を譲る」「道に迷っている人を助ける」等々。

誰かに何かをしてあげることで自分も喜びを得られる。見返りを期待しない。いいことをして、いい気分になることで脳は快状態になり精神状態もよくなってゆとりが生まれる。そんな気持ちのゆとりが大切である。

気持ちにゆとりがあれば表情は和らぎ印象も良くなる。他人にさらに優しく出来るし、仕事でもいいアイデアが浮かんでくる。まさに好循環である。

とにかく「他人に何かをしてあげる」ことが格好のスタートになり、それを繰り返しているうちに思わぬ幸運が舞い込んで来ることを、私は亡き親父から教わりました。

(次回は9月20日です。)

狼狽(ろうばい)する、という言葉はよく使われますね。「うろたえる」ことですが、この漢字、2文字共にケモノヘンです。二種類の動物を並べた熟語である。

「狼」はオオカミだが「狽」は?これはオオカミの1種だけども、想像上の動物である。というのは漢字博士、阿辻哲次さんの説明である。中国は明の時代の書物に「狼は前の二足長く、後ろの二足短し。狽は前の二足短く、後ろの二足長し。狼は狽無ければ立てず、狽は狼無ければ行けず、もし相い離るれば則ち進退すること得ず」とある。両者は常に一緒に行動する必要があり、どちらか一方が離れると、とたんに歩けなくなってしまう。それで、あわてふためき、うろたえることを「狼狽」というようになったのです。

ついでに狼の糞は燃料として使われ、燃やすと煙がまっすぐに上がることから、ノロシを上げる時の燃料にもってこいであった。ノロシを漢字で「狼煙」と書くのはそのためです。

漢字の成り立ち、面白いですね。

色は人の心理に大きな影響を及ぼします。その中からいくつかの色について解説します。

 

①黄色・・・人に希望や喜びを与える色。社交的で楽しい気分になれる色なので初対面や苦手な人と打ち解けたい場合に効果的である。

 

②茶色・・・温かみのある雰囲気をかもし出すので相手に安心感を与える。誰かに「癒やし効果」を与えたい時に有効である。

 

③青色・・・気持ちを静める効果があるが知性や誠実を示す色でもある。ただし、青は食欲を減退させる効果もあるため誰かと食事の時はやめた方が無難。

 

④緑色・・・平和や自然をイメージさせる色で敵意を感じさせない色である。会議で進行役に回った時には、うまくまとめる効果を狙って身につけたい。

 

⑤赤色・・・強いリーダーシップを発揮する。情熱の色であり、バイタリティーを感じさせる効果がある。人前で意見を発表する時などには赤いアイテムは有効。(トランプ大統領等)。また赤は食欲や物欲を刺激するカラーでもありマーケティングでは「購売力」ともされている。広告でも赤が多い。

 

⑥グレー・・・ヒーリングカラーで気分を和らげる効果がある。誰かと仲直りの時や謝罪が必要な時におすすめ。

以上、参考にして下さい。政治家もよく研究しています。

(追伸)

ゆうり、まりかは仲良し姉妹です。

 

近年は断捨離がブームになり不要品を思い切って処分することが流行っている。

さて皆さんは「心の断捨離」はしているでしょうか?パソコンやスマホでも不要なデータがたまっていくと動きが重くなって使いにくいばかりか、故障の原因になることがある。

人間の心もそれに似て悩みや不安がたまっていくと気持ちが不安定になって前向きに行動が出来なくなってしまう。それは運を逃がしてしまうことにもつながる。心の邪悪なモノを排除することで視界に不快なものが入らなくなり心に余裕も生まれる。精神にゆとりが生まれると表情も穏やかになって人当たりもよくなる。他人にも気配りや心遣いができる。それは他人に好かれる人になれるというわけである。

「排除するもの」とはいくら考えても結論が一緒のものと考えて欲しい。いわゆる意味のない後悔。人間誰しも失敗はあるがそのことをいつまでも引きずらないことです。

さて家の中でも断捨離のあとは緑のものを置くと良い。心理学では緑色の色彩効果も指摘されている。緑は脳をリラックスさせる色なので二重の効果があります。植物が目に入ることで人の脳波のアルファ波が増幅され血圧も低下し筋肉の緊張もほぐれます。(リラックス効果)。家の中も心の中も断捨離して下さい。

皆さんは運動をしてますか?

デスクワークをしている40代、50代の方に尋ねるとかなり比率が低いです。

「時間がなくて」という理由が多いです。

さて今回は「心臓」を健康に保つために、50代から運動を始めても効果があるのか?

今年の循環器医学の専門誌にある研究結果が報告されていました。

年令に伴って心臓の働きが低下する心不全では拡張能という、心臓を膨らます力が低下して心臓の壁が硬くなるという変化が最初に起こります。

40代から60代の日頃運動をしていない人に週に何回かの比較的ハードな運動をした所、2年後には、心臓の拡張能が改善するという変化が認められた、とあります。一方、運動をしなかった人は変化は全くありませんでした。

もちろん「運動」は専門医の指導、指示を受けてやってください。こんなスポーツが良いとか・・・。

結論は中年以降から運動を初めても心臓病の予防という意味では、決して遅すぎることはないようです。

(追伸)

ゆうちゃん、まりちゃんは関東へ行って夏休みを満喫しました。

ディズニーシー等色々。

尻もちで来院する人は多い。3日以上、痛みが続くと大概の人は診察に来る。

骨盤周辺の骨折、ひび、ズレ等が多い。骨としては仙骨、尾骨、寛骨。高齢者の場合は激しい痛みで歩けず寝たきりになる人も居る。

仙骨の粉砕骨折で骨片がその後ろにある腸に突き刺さって腸を傷つけ腸障害を起こすこともある。

尾てい骨とは正式には尾骨の骨。人間がサルから進化した名残です。この骨を折っても痛みだけですが、近くの肛門や直腸があるので折れる方向によっては肛門をふさいでしまい排便障害を起こす可能性もあります。その場合、肛門から指を入れて尾骨の先端を押すようにして元に戻す、整復術が必要となることがあります。

またまれにお尻の痛みが引いた後に腰痛特に椎間板ヘルニアも合併していた人が居ました。

たかが「尻もち」と言わずに3日以内に痛みがとれないときは検査を受けて下さい。

幸運を手に入れるために多くの手段をブログで提供してきました。

幸運は周囲にいる他人がもたらしてくれるものです。最近「極上の孤独」(下重暁子著)という本が話題になりました。集団で生きることの苦しさも理解出来ますが運を呼び込みたいなら、やはり友人が必要です。

世の中の成功人をみると自分の力だけでというのはほとんどいなくて、そこにはチームのメンバーやスタッフ、部下など周囲の助けが必ずあったはずです。

孤独な人は運を呼び込む力が弱くなってしまいます。

運がいい人が最も口にする言葉ーそれは「ありがとう」なのです。いつも朝礼で職員に教育しています。人の脳は感謝しているときは自己防衛から解放されてリラックス状態になり、安心感が得られます。そして運を呼び込むのに最適な「快状態」にあるということです。

音楽や好きな香りに包まれている時と同様なのです。

常に感謝の気持ちをもって他人に接すると穏やかな気持ちになり表情も柔和になります。

いつも「ありがとう」と口に出してお礼を言うのを習慣づけて下さい。

(追伸)

花火、海水浴、城山の動画を載せました。

まりかは本当に海が嫌いなんですね。

そんなまりかも、城山で盆踊りの予行演習をじっと見て、最後に拍手をする姿に感動しました。

優しい子なのかもしれません。

 

 

みなさんのお盆休み休暇はいかがお過ごしでしたか?

当方は孫2人を色々な所へ連れていってやりました。巨大なハスの花、花火大会、海水浴、城山と沢山の想い出が出きました。

今回の最大のテーマは海水浴でまりたんが泣くかどうかでしたが、結果は写真の通りでした。

ご覧下さい。(動画は後日予定。)

つい最近、スポーツを屋外でする学生が「両下腿が痛くなった。」と来院。湿布をしていた所の跡がくっきりとやけどのように水ぶくれになっていました。

これは光線過敏症と呼ばれ、遺伝性、アレルギー、代謝異常などさまざまな原因がありますが、特に問題になっているのはケトプロフェンと呼ばれる成分を含む湿布薬です。この成分が肌に残った状態で紫外線を浴びると赤いぶつぶつが出来たり、水ぶくれのような皮膚障害を起こすことがあります。

厄介なのは、はがした後でも紫外線を浴びると突然発症することである。湿布に含まれる有効成分の一部が皮膚の中にしばらく残り、それが紫外線と反応し炎症をまた起こします。

治療は湿布の禁止に加え、ステロイド軟膏や抗アレルギー剤の投与ですが、色素沈着を2~3ヵ月残すこともあります。

この暑い時期は紫外線に当たらないように長袖、長ズボンで過ごして下さい。そして湿布薬を使うときは医師に光線過敏症のリスクを尋ねておいて下さい。

(追伸)

お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?

さて、昭和の名優、津川雅彦さんが亡くなりましたね。(享年78才)。

津川さんは実業家でもあり、玩具販売店の「グランパパ」という会社を持っていたことも有名です。昔、この店で家内が私に買ってくれた外科医の木の人形。いまだに大事に院長室で飾ってあります。御冥福をお祈りします。

 

7月29日の日経新聞「春秋」欄でスイカについて議論していた。

夏といえば「スイカ」。我々の世代はまさにそうであった。店先で親父がトントンたたいて品定めをして、これぞというのを持って帰ってドボンと井戸水に入れるのであった。ロープをくくりつけて井戸へ落とすのが私の役目というより、やりたかったのである。半日ほどすると冷えて、みんなでむしゃぶりついたものです。そして食塩をふりかけて。こんな光景が理解できる方がはたして何人居るか?団塊の世代の人はみんなわかるでしょうね。

農水省の統計によるとスイカの出荷量は1973年に103万トンあったのが2015年には30万トンに落ちこんだ、とある。

核家族の消費者からは重い、でかい、扱いにくいと敬遠されている。農家も収穫が重労働なので作付けをやめていると聞く。

唯、この間、患者さんからいただいたスイカは甘くてびっくり。紹介しますが、「ブラックジャック」という新しい品種で種なしスイカなのに糖度が高くとても甘い。「スイカは種があるので面倒」と敬遠していた方々へ強烈なメッセージとなりそうです。

やはり「夏はスイカ」でありたいものです。

さて、まりかは初物のスイカはいかに?

スーパーで既に手がスイカのひもに伸びている。(みんなの予想通り)珍しそうに1口食べてからは、むしゃぶりついたようです。

どんどん食べて大きくなあれ!