すっかり有名になったノロウイルス。今年は例年以上の早いペースで感染者が拡大しています。

昨年末は有名ブランド、ブルガリのレストランが一時閉鎖に追い込まれました。

さて、このノロウイルス。今日の話は特効薬の話ではありません。(ワクチンはみんなが誕生を待ち望んでいますが・・・)。

みなさん、ノロの患者を見たことはまれだと思いますが、特徴は何と言っても吐き気を感じた患者がトイレに駆け込むのも間に合わず床のカーペットなどに吐いてしまいます。問題はここからです。同居していた奥さんが当然、急いで拭き掃除をしますが、まず感染してしまうことです。

ものすごい感染力です。床だと嘔吐物がはねて、思わぬ所へも付着します。そうすると、子供達にも感染します。

そこで聖路加国際病院の西崎統内科名誉院長が勧めるアイテムが空の「牛乳パック」です。ベッドサイドにふだんから置いておきます。吐く時はこの中に吐きます。牛乳パックは耐水性に優れ繰り返し使える上、汚物をトイレに流すのも楽です。また牛乳パックの口を閉じてトイレまで持っていけば周りの人も臭いに困りません。

是非参考にして下さい。

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