四季折々の自然や日本独自の文化や生活の中で育まれ(はぐくまれ)てきた色彩を「伝統色」といいます。

代表的な色は「藤色」「藍色」「桃色」「茜色」「山吹色」などがあり、再現できる色だけでも400色以上あると言われます。

中でも「桃色」は日本各地で桜が咲き、その色は私たちの心に安らぎを与えてくれます。

春は自然の息吹を身近に感じられる季節です。

忙しい中、時には空を見上げ草花に目を向けて下さい。その豊かな色彩が安らぎと共に眠っていた感性を呼び戻すきっかけになることでしょう。

(追伸)

大洲フラワーパークでの素敵な写真です。

まさに春一色ですね。

 

 

「昼寝」は私も日よう日等は少々します。ただそれは「うたたね」にすぎません。

英語では「パワーナップ」と言います。

ナップは昼寝のことで昼食後に少しの時間だけ昼寝をすると心身がリフレッシュして午後のパワーがアップすることからこう呼ばれています。

何故、昼食後かと言うと私たちの眠気は12時間周期で変化して午前2時と午後2時に一番、眠気が強くなるからです。

だから昼食後に昼寝をすると午後の眠気防止になります。但し、長く眠るとダメで15~30分までにして下さい。

コーヒーが好きな人は昼寝の前に飲んでおくと30分くらいたって活動を始めるころにカフェインの覚醒効果が出てきます。

最後に、どうしても眠れなくても目を閉じているだけで多くの情報が遮断されて疲れは取れてきます。

 

みなさん、「好奇心」はお持ちですか?

同僚の中で「何にでも頭をつっこみたがる人」って居ませんか?

日経新聞の春秋欄に取り上げていたのは、江戸幕府の中興の祖と呼ばれる8代将軍、吉宗である。

吉宗はとにかく好奇心旺盛でした。はるばるベトナムから象を取り寄せたのもそのひとつです。儒学のような教養よりも実証的な学問を好み、興味は遠い宇宙にまで及びました。江戸城内で自ら天体を観測しました。そして書物もキリスト教に関係しないなら何でも可という訳で漢文に翻訳した科学技術の書物の輸入も認めました。その成果で天文学の研究が盛んになり麻田剛立(あさだごうりゅう)が登場します。彼は望遠鏡で月面を観察し日本人で初めてクレーターをスケッチしました。月のクレーターであるアサダ(Asada)は、麻田剛立の名前に由来します。

皆さん、何にでも興味を持って行動してみて下さい。失敗を恐れずに。

(追伸)

まりかは、3月20日で7才になりました。

たくさんのプレゼント、よかったですね。

すくすく成長して下さい。

 

 

 

馬は生まれて間もなく立ち上がるが、人間は立ち上がるまでに1年近くかかるのはなぜか?今回は横浜市立みなと赤十字病院の新井基洋先生の論文から引用してみた。

人間の重心はとても高く足元から約55%の位置にある。二足歩行で足の面積も小さいため、絶えず不安定な状態である。四足歩行なら安定するが何百万年も前に二足歩行に進化した。二足歩行には重力に抗う坑動筋の他、深部感覚器、足の皮膚に分布する表在感覚器が重要である。

三半規管や耳石器の働きも重要である。

脳を司令塔とする高度なメカニズムとたゆまない全身の骨格筋の活動。

赤ん坊が人知れず努力して立ち上がるように高齢になっても二足歩行を続けられるように筋力をふだんから鍛えて下さい。

(追伸)

春近し。まりかは、宇和島は南楽園の梅まつりに行ってきたそうです。

私も過去に2回行きましたが、本当に広大ですばらしい庭園です。薬メーカーのMRさんには、「愛媛に居る間に1回は訪れて下さい」と催促して、行ってみた多くのMRさんに感謝されました。

まりかもモデル気分です。

 

 

2月12日の日経新聞、春秋欄を読んでいて筆者がコロナの体験談を載せていた。

引用すると、「油断していた。3年前は丸1日、横になっていれば回復したが今回は違った。オミクロンなら感染しても大したことにはならないだろう。そんな心の内を見透かしたようにウィルスが体の中で暴れた。(中略)。熱は下がったのに喉の痛みが一番こたえた。つばをのみこもうとするだけでガラス片が刺さったかのような激しい痛みが走る。喉頭が血まみれになった絵が頭に浮かぶ。ネットで同様の体験をした医師が『窒息するかと思った』と告白していてぞっとした。」

筆者が科学担当として1年前の取材時に、あの尾身茂さんから聞いた話が布団の上からずしりと重くのしかかる。「5類になってもウィルスは変わらない。普通の風邪ではないのです。」と。

さて私も常々、同じ感想ですがメディアが取り上げなくなり、感染者数や死亡者数が全く分からなくなった。しかし、まさに現在は10波のただ中と思います。友人の呼吸器専門医も同じ意見です。

みなさん、本当に自分を守って下さい。

(追伸)

まりちゃんが、久しぶりに鬼北町に「いちご狩り」に出かけたそうです。

いちご大好き人間ですから楽しかったと思います。

だんだん春ですね。

 

 

 

「あの時すぐに行動に移していれば、よかった」と後になって悔やむことがあります。

「いつもと違う」「何か気になる」ーこの不自然さに気付いて対応するか、しないかで結果は違ってきます。

事が大きくならないためにも、ふだんから小さな気づきを大切にして下さい。なぜならば、大事の前には「気づき」という小さな知らせがあるものです。

大地震の前触れの小さな地震と思って下さい。

気づきは自然が与えてくれる瞬時のチャンスです。「ちょうど良い時に知らせてくれた」と喜んで、進んでてきぱきと処理をして下さい。

(追伸)

孫のまりかも小1らしく、すくすく育っています。

 

 

厚労省がまとめたガイドライン集では飲酒量を「できる限り少なく」とある。

具体的には、1日に摂取する「純アルコール量」20g以上で大腸がん発症のリスクが高まる、と。

待てよ、するとスーパードライ500ml(5%)1缶で25gになるではないか。これではビール中瓶、日本酒1合までか。厳しい数字である。

更に「高齢者は若者より酔いやすい」「女性はアルコールの影響を強く受ける」「自分に合った飲酒量を」と更に厳しい。

さて日経新聞が若山牧水をとりあげている。お酒飲みで有名だが、医者から禁酒を強く命じられて「人の世に たのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ」。と。

大正末期には1日平均2升5合を流しこんだとある。旅と酒をこよなく愛した歌人だが量からみるとアルコール中毒である。

「酒は百薬の長」。飲み方次第で毒にも薬にもなります。でも、「乾杯」は私は大好きですが・・・。

(追伸)

昨日の大雪で宇和島は積雪大でした。喜ぶのは孫達でした。念願の雪ダルマが完成しました。

愛媛県は広いですね。

 

 

 

 

以前にブログでお話したように週に1回は城山登山を続けています。

当初、片道20分以上かかっていましたが、15分以内で登れるようになってエクササイズの重要さを体験しています。

頂上に登ると色々なお話があります。

①その日も自撮りをしようとしましたが、あまりに景色が良いので近くを通った男性にお願いしました。すると英語でしゃべってきたので「Where are you from?」と尋ねると「Hong Kong」でした。そして、カメラを撮ってくれるときの声かけが何だろう?(はいチーズ??)と身構えていると「スリー ツー ワン スマイル」でした。とても上手に撮ってくれて「Thank you very much」でお別れしました。

②その日は、自撮りで帰ろうとすると老夫婦が松山城をバックに自撮り棒で何回もシャッターを押しては首をかしげていました。きっとぶれたのでしょう。私が近付いて「撮りましょうか?」と尋ねると、奥様が「是非、お願いします」と。私なりに上手に撮れました。尋ねると京都から観光で来られた由。人のお役に立てました。

③年末には孫達と登りました。彼女達のスピードには追いつきませんでしたが、楽しい写真が撮れました。

色々な事が体験できて、1週間の疲れが癒されます。

(追伸)

1月8日にNHKラジオを聴いていると「門松」は正月飾りとして有名ですが、その起源をさぐると、年神様が家へ尋ね入るにあたっての目印だそうです。

松、竹、梅を使いますが、それぞれ理由があります。

①松・・・古来より神が宿る木として考えられてきた。樹齢が長く不老長寿と結びつけられ縁起が良い。神を「待つ」とも。

②竹・・・成長が早く生命力や繫栄の象徴とされています。まっすぐ成長するので誠実な心を表わす。

③梅・・・他の花に先駆けて早春に咲くことから、出世や開運の象徴である。

 

 

 

 

ジェネリック(後発医薬品)は価格がどんどん下げられ、確かに患者負担としては助かるかも知れないが、一方で、深刻な薬不足に陥っている。マスコミはジェネリックメーカーが1人悪者にされているが、実はかわいそうな点が多い。ジェネリックメーカーは生産は拡大したものの採算が取れない医薬品も多数発生。

薬から上がる利益が減って極限までコストカットされたら皆さん、どうだろう?彼らも家族を養わなければならない。給与も出ない或いは大幅削減になれば、だれがやるだろう?経済の大原則は、それぞれが最低限の利潤を保証すべきである。

日本のジェネリックのシェアがほかの国に比べるとまだ低い。ジェネリックで「儲かる」ようにしてあげないと国民の買う薬の80%を占める経営に不安が残る。ジェネリック企業に売った量に比例してフィードバックをしてあげる仕組みを考えたらどうだろう。

「共存繫栄」がキーワードです。

(追伸)

愛媛県も広い。

孫達の居る宇和島は登校も大変のようです。

ゆうりとまりかでした。

 

人間は「気にする」動物である。ちょっとしたすき間が出来た時に何を考えるか?

一番、辛いのは楽しいことより気になっていることや不安な事を反すうして頭がすっきりしないことが多いです。神田東クリニックの高野知樹先生の論文を読んでみました。

生体には疲労した箇所を上手に放置することで元の状態に近づこうとする機能がある。例えば右手で重たい荷物を運んでいて疲労してくると左手にいつの間にか持ち替えます。孫のゆうりを見ているとやはりそうでした。

つまり手を入れ替えることで右手を休ませて機能を回復しているわけである。高野先生は「右手と左手の法則」と名付けています。

ただ脳はなかなかの働き者で休むことがとても苦手。ぼんやりとしているときでも機能停止しないでDMNという神経活動が起きている。DMNによって建設的なひらめきが起きる一方で、不快な情動もうごめく。そこに「右手と左手の法則」を応用する。

恐怖や怒りがわいたときにラジオを聴くと、そちらに集中していやなことから離れられる。仕事が終わったら五感を通して植物を観たり雲の形や動物を見る。

不快なことにあまりつきあわないように他の仕事を脳にさせて下さい。

(追伸)

まりかが移りゆく秋を楽しんでいます。しかし、今年も「秋」がはっきりしません。

夏からいきなり冬に。動植物生態系に非常な変異をもたらすと色々な方面の学者が4~5年前より警告してきました。おそらく日本は夏➡冬の「二季」になるというのは当たっていそうです。「もみじ」ってなあに?と、まりかが尋ねてくる日も近そうです。

くったくなく遊ぶ孫を見るとかわいそうな気もしています。

とに角、今は思いっきり遊んで欲しいと思います。