11月27日の日経春秋の記事を引用する。

中国の古典に「争臣七人」という言葉がある。

争臣は君主に耳の痛い意見を言える臣下のこと。

でたらめな王様も争臣が7人いれば天下を失うことはない。

この話を聞いた唐の太宗は政務に必ず諌(いさ)める役を加えることにした。

その治世は、中国に空前の安定をもたらす。

またトップが周りの意見を聞かず臣下も、おべっか使いばかりだと国は滅んでしまうと語った、太宗である。その帝王学はすぐれた組織論として現代でも人気であり、企業経営者にも信奉者は多い。

この考えで日本も含め世界のリーダーを見てみると、ハッと気がつくことも多い。

中国にはこんな箴言(しんげん)もある。

「信用されないうちに諫めると、相手は悪口を言われたと感じる。」

悩ましい問題はいつの世にも存在しますね。

(追伸)

12月になってやっと我が家の庭も紅葉となった。やはり、ひと時でも紅葉を見ると季節に巡りを実感する。

だんだん四季から二季になるのが寂しいこの頃である。

一方、まりかの所の和霊神社も見事な紅葉です。

 

 

日本一高い山は富士山(3776m)ですが、日本一低い山はいったいどこにあるのでしょう?(3000mを越える山は日本に23もあります。)

さて、正解は仙台市宮城野区の海沿いにある「日和山」。登山路は樹木で整備された、たった6段の階段。しかし登ると眼前には蒲生干潟(かもうひがた)と太平洋が広がり牡鹿半島も眺望できる。

日和山は1909年(明治42年)に漁師が天候を読むために地域住民が造った築山です。

国土地理院の認定が必要で、勝手に自分達で作った山はダメのようです。

ただ、全国には土地が盛り上がっていて地元で「日本一低い山」と称している所も多いとか。

私は、高さ100~200mの低山登山が運動にはぴったりです。城山のように。

(追伸)

10月に1才を迎えた孫のはるとの記念に(株)アニバーサリー(写真館)で写真を撮っていただいた。

はるとは、ぐずることなくポーズを撮れたと、喜んでいただいた。

感謝です。

 

 

 

私はゴルフを覚えたのは東医歯大の第1外科に入局してからである。医局は盛んにゴルフをやっていて、先輩のF先生が私をよく指導してくれた。(うまくはならなかったが・・・。)

さて松山で開業してから、親父の発案で私と兄、父の3人と従兄弟3人の6人で(2組)、8月15日と12月31日に必ず集まってゴルフをするようになった。色々なゴルフ場に行った。奥道後、チサン、内子、等々。

さてその中でも今日は想い出深いお話をしたい。

その日は8月15日であった。内子GCに行ったが朝から雨でさっぱりの前半であった。昼食を食べながら「さあ帰るか?」が大半だったが、親父が「この雨はやむ」の鶴の一声で再び後半が始まった。

後半はQueenの1番(ショート)からである。

その当時は他人の前の組がグリーンを避けて我々を待って居てくれた。アイアンを高くあげて「どうぞ打って下さい」の合図。

さて私は2番目に打った。一応、グリーン目がけてまっすぐに飛んだが、ややショート気味に手前に落ちた。それからコロコロとグリーンに乗っていったが、次の瞬間、待っている組から大歓声があがった。「何だろう?」ひょっとして・・・。そして我々全員がグリーンへ向かった。待っている人達が拍手をしてくれた。何とホールインワンだったのだ。カップの中をのぞくと、確かに私のボールであった。

ホールアウトしてから、フロントで「何の樹を植えますか?」と尋ねられ、兄からお金を借りて、ある樹を植えてもらうことになった。

数年前に、ある製薬会社のMRさんが「明日、内子GCに行くんです。」と言うので、訳を話して写真を撮って来てもらった。写真を見ると「昭和59年8月15日」であった。内子GC様には丁寧に管理をしていただいて今では大木となっている。

もう出ることのないホールインワン。

懐かしいゴルフ最大の想い出です。(ちなみに樹のお金は、まだ兄に返済していない。)

(追伸)

孫の陽翔(はると)が10月12日に元気で1才の誕生日を迎えた。

それを祝して10月14日に、ふなやで昼食をいただいた。

少しずつ乳離れをしていて、いくつかの食べやすいおかずを少量ずつ分け与えた。

一升餅も少し支えてやって何とか泣かずに背負えた。

すくすくと育つことを祈っています。

 

 

 

 

 

クールビズは平成17年に地球温暖化対策としてスタートしました。平成24年には「スーパークールビズ」として職場でのポロシャツ着用も推奨され、その取り組みが強化されました。

我々もそれまでのネクタイで診療していたのが今は術衣で、と簡素化され、活動もしやすくなりました。

ただ患者さんの中にはカジュアルすぎてだらしない印象を与え、相手に不快感を与える人も居ます。

ビジネスマナーとして注意するのは、襟元(えりもと)、シワ、ヨレ、露出度、そして清潔感です。

職場に限らず社会で生活していくためには必ず相手が存在します。身だしなみは心の表われでもあります。どうか不快感を与えない服装を心がけて下さい。

(追伸)

はるとと毎日暮らした6日間。

夕方はいつも散歩した。

色々なものが珍しかったようだ。

特に市内電車には不思議そうに興味を持った。最近、何でも口に入れるので、要注意である。

子供、特に赤ちゃんは日々の成長が著しいものである。

 

 

私も患者さんという人間相手の仕事ですが、サラリーマンの多くの方も営業で多くの人とお話をすると思います。

さて話がしやすい人としにくい人がいますが、何が違うのでしょうか?

こちらが話す度に、うなづいてくれる人がいると「分かってくれている」と嬉しくなってついその人にばかり目が入ってしまいます。逆に無反応や無表情の人は不安になるばかりで、会話の気力が失せてしまいます。

私たちの会話は言葉なしでは成立しませんが、体や表情を使ったボディーランゲージも大事です。

そこで気の合わない人には話す相手のリズムで、うなづくことから始めてみて下さい。「うんうん、なるほどね。」と。

これだけでも呼吸が合っていきます。色々なタイプの人が居ますので、是非、勉強してみて下さい。

 

(追伸)

暑い夏ですが、みんな色々な対処をしています。

まりかはプール泳ぎで暑さを取っているようです。

今日もプール帰りです。

 

 

 

 

 

「アンチエイジング」は、見た目の若さの追求以外に健康的で質の高い生活を長く続けるという意味も含まれます。

その栄養素の1つが「亜鉛」です。体内には約2gの亜鉛が存在し200種以上の酵素反応に関与している。亜鉛は皮膚や髪の毛、生殖機能の維持、免疫機能の正常化、さらにストレスの軽減など日常生活の質を高めるために欠かせない。アンチエイジングの「隠れた主役」と言えます。

さてコロナの診察で味覚障害を数多く診療しましたが、これも亜鉛欠乏症になっていて治療しました。

さて「亜鉛の王様」はカキです。その他、レバーやナッツ、豆類などに多く含まれています。

是非、摂取下さい。

(追伸)

今年は梅雨がはっきりしませんが孫の家の紫陽花は今年もきれいに咲いています。

それと、まりかは絵本を読むのがとても大好きです。定期便で絵本のプレゼントをしています。

 

 

 

四季折々の自然や日本独自の文化や生活の中で育まれ(はぐくまれ)てきた色彩を「伝統色」といいます。

代表的な色は「藤色」「藍色」「桃色」「茜色」「山吹色」などがあり、再現できる色だけでも400色以上あると言われます。

中でも「桃色」は日本各地で桜が咲き、その色は私たちの心に安らぎを与えてくれます。

春は自然の息吹を身近に感じられる季節です。

忙しい中、時には空を見上げ草花に目を向けて下さい。その豊かな色彩が安らぎと共に眠っていた感性を呼び戻すきっかけになることでしょう。

(追伸)

大洲フラワーパークでの素敵な写真です。

まさに春一色ですね。

 

 

「昼寝」は私も日よう日等は少々します。ただそれは「うたたね」にすぎません。

英語では「パワーナップ」と言います。

ナップは昼寝のことで昼食後に少しの時間だけ昼寝をすると心身がリフレッシュして午後のパワーがアップすることからこう呼ばれています。

何故、昼食後かと言うと私たちの眠気は12時間周期で変化して午前2時と午後2時に一番、眠気が強くなるからです。

だから昼食後に昼寝をすると午後の眠気防止になります。但し、長く眠るとダメで15~30分までにして下さい。

コーヒーが好きな人は昼寝の前に飲んでおくと30分くらいたって活動を始めるころにカフェインの覚醒効果が出てきます。

最後に、どうしても眠れなくても目を閉じているだけで多くの情報が遮断されて疲れは取れてきます。

 

みなさん、「好奇心」はお持ちですか?

同僚の中で「何にでも頭をつっこみたがる人」って居ませんか?

日経新聞の春秋欄に取り上げていたのは、江戸幕府の中興の祖と呼ばれる8代将軍、吉宗である。

吉宗はとにかく好奇心旺盛でした。はるばるベトナムから象を取り寄せたのもそのひとつです。儒学のような教養よりも実証的な学問を好み、興味は遠い宇宙にまで及びました。江戸城内で自ら天体を観測しました。そして書物もキリスト教に関係しないなら何でも可という訳で漢文に翻訳した科学技術の書物の輸入も認めました。その成果で天文学の研究が盛んになり麻田剛立(あさだごうりゅう)が登場します。彼は望遠鏡で月面を観察し日本人で初めてクレーターをスケッチしました。月のクレーターであるアサダ(Asada)は、麻田剛立の名前に由来します。

皆さん、何にでも興味を持って行動してみて下さい。失敗を恐れずに。

(追伸)

まりかは、3月20日で7才になりました。

たくさんのプレゼント、よかったですね。

すくすく成長して下さい。

 

 

 

馬は生まれて間もなく立ち上がるが、人間は立ち上がるまでに1年近くかかるのはなぜか?今回は横浜市立みなと赤十字病院の新井基洋先生の論文から引用してみた。

人間の重心はとても高く足元から約55%の位置にある。二足歩行で足の面積も小さいため、絶えず不安定な状態である。四足歩行なら安定するが何百万年も前に二足歩行に進化した。二足歩行には重力に抗う坑動筋の他、深部感覚器、足の皮膚に分布する表在感覚器が重要である。

三半規管や耳石器の働きも重要である。

脳を司令塔とする高度なメカニズムとたゆまない全身の骨格筋の活動。

赤ん坊が人知れず努力して立ち上がるように高齢になっても二足歩行を続けられるように筋力をふだんから鍛えて下さい。

(追伸)

春近し。まりかは、宇和島は南楽園の梅まつりに行ってきたそうです。

私も過去に2回行きましたが、本当に広大ですばらしい庭園です。薬メーカーのMRさんには、「愛媛に居る間に1回は訪れて下さい」と催促して、行ってみた多くのMRさんに感謝されました。

まりかもモデル気分です。