コーヒーは世界で最も一般的に消費されている飲料のひとつです。

適度のコーヒーの摂取は糖尿病や心臓病の発症リスクを低下させることが知られており、米国の食事に関するガイドラインでも健康的な食習慣のひとつとしてコーヒーの適度な摂取が推奨されています。

一方でコーヒーには覚醒作用を有するカフェインが含まれています。そのため不眠気味の方には寝つきが悪くなるため夕食以降は飲まないように注意されています。

さて2025年1月8日付で欧州心臓病学会誌の電子版にコーヒーの摂取パターンと死亡リスクの関連性についての論文が掲載されました。

この研究で摂取パターンを午前型(am4°~11°)と終日型に分類して、総死亡(あらゆる原因による死亡)のリスクを検討した所、午前型は16%減少しました。終日型は低下を認めませんでした。

結論として「朝にコーヒーを飲むこと」を勧めています。