沢田研二の音楽
私は沢田研二のファンである。
あれは大学の4年生の時のことである。
私は趣味として社交ダンスをやっていて、千葉県市川市駅前のダンススクールに通っていた。その年の12月のクリスマスに生徒全員が何らかの曲でダンスをしないといけないと言われた。私は大好きな沢田研二のヒット曲「勝手にしやがれ」を選び、先生(女性)と何日も何日も練習に明け暮れた。
発表会の日はみんなが取り囲む中、無事に踊れて、ほっとしたことをこの曲を聴くたびに想い出す。ダンスはジルバで踊った。
さて沢田研二には67年にザ・タイガースのボーカルとしてデビューしたが57年も経った令和の今、一種の「沢田研二ブーム」が起きているのはご承知の通り。現在76才。後期高齢者になってもライブにこだわり元気にロックンロールしている姿が同世代から若い世代までの広い支持を集め、ライブ会場はいつも満員である。
何事についても筋を通す「人間・沢田研二」のかっこよさ。そしてそのかっこよさに周りがメロメロになっていく感じが良い。
「TOKIO」のワクワクするイントロ、「渚のラブレター」の突き抜けるような名唱、「晴れのちBLUE BOY」のパンクな実験性。その他「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」「カサブランカ・ダンディ」等々、想い出は尽きない。ジュリーの益々の活躍を祈っています。