新型コロナウィルスの発熱者が爆発的に増えている北朝鮮で国営メディアが「ヤナギの葉を煎じて飲む」といった民間療法を紹介していますが、これには私も驚きました。ヤナギ??

ところが5月17日号の日経新聞「春秋」によると、19世紀に欧州の学者らがヤナギ葉の有効成分の分離や生成にこぎつけ著名な解熱鎮痛剤「アスピリン」が生まれたとあります。

そう考えると、全くのデマではなさそうです。

さて仏教でヤナギはその薬効などから霊木とされています。京都の三十三間堂でも祈願した浄水を小枝で参拝者に注ぐ「楊枝(やなぎ)のお加持」の仏事が古くから行われ、頭痛封じに御利益があると言う。

さて本題ですが、北朝鮮は国際的枠組みからのワクチン提供も拒絶していました。核やミサイルではなく一般国民の人命を尊重して欲しいし、日本は今からでもワクチン提供をしてあげるべきだと思います。世界の人民はみんな平等という観点から。

 

 

 

 

K君より沖縄の風景写真です。

左は、やんばる奥集落の鯉のぼり:沖縄本島北部は山が深く、「やんばる」と呼ばれ、その中でも最北部に「奥集落」があります。

ゴールデンウイークの頃には集落を挙げて川の上に鯉のぼりを挙げます。

右は、伊江島ユリ園:沖縄本島本部(もとぶ)半島の沖合に伊江島(いえじま)があります。

この島は大戦時に米軍が上陸したために多大な被害を受けた島で、今でも数多くの戦跡が残っています。写真は島の北部のリリーフィールドと呼ばれる場所で、5月に無数のユリが見事に咲き誇ります。沖の島は伊是名島(いぜなじま)で、琉球王朝の開祖の出身地です。

(いずれも2008年5月撮影)

尚、沖縄本土復帰50周年が先日の5月15日でした。時々、沖縄の写真と同時に沖縄の歩んできた復興の歴史に敬意を表したいと思います。

 

 

 

 

 

新型コロナ感染症に限らず「ワクチン」というものは有効で、すばらしいものです。

種痘、子宮頸癌、インフルエンザ、水痘・・・と数えたらキリがありません。

さてワクチン接種の普及に取り組んでいる呼吸器内科医に永井英明先生が居ます。東京、清瀬市で国立病院機構東京病院感染症科部長をされていますが私の東医歯大の後輩になります。

彼は長く肺炎球菌やインフルエンザのワクチン接種を広める取り組みを続けてきました。

ワクチンを打つことで予防できる疾患は確実に予防していくべきーという考え方は世界的コンセンサスですが、日本ではまだまだ遅れていると言う。そんな時に登場したのが帯状疱疹のワクチンです。日本では50才以上を対象に行っています。

生ワクチンと不活化ワクチンがありますが発症予防効果の点では不活化ワクチンに軍配が上がる。ただ1~2万円と高額なのがネック。名古屋市は半額に、千葉県いすみ市のように不活化ワクチンにのみ助成金を出す自治体も出てきた。まだまだであるが、永井先生は日本人の「帯状疱疹」に対する意識の低さを不安視しています。神経痛が残ったり、目の神経にダメージが及んで失明を招くリスクもあるのです。

皆さん、今1度、ワクチンについて考えてみて下さい。

(追伸)

K君からの写真です。

左は有名な川奈ゴルフ場。

右は伊東市の景勝地城ヶ崎海岸。柱状節理の断崖が美しいです。

 

 

 

遺伝子研究の第一人者である筑波大学の村上和雄名誉教授の言葉に「人との出会いによって遺伝子のスイッチがオンになる」と著書で述べています。

良い人と会うことで触発されたり心地よい刺激を感じることで遺伝子の働きは活発になり、ひいては個人の潜在能力がさらにアップするという訳です。

そのためには日々出会う人に対しての心構えが大事です。「この出会いが自分にとってプラスになるかもしれない」といった心持ちが重要です。

明るく前向きな心で互いに触発されるような出会いを重ねたいものです。

 

 

 

現在、感染の中心になっているオミクロン株、特にBA2は感染しても多くは重症化しないで軽症で済むと言われ軽視している人が多いです。

しかし甘く考えていると心臓に深刻な事態を招く危険があります。今年2月、米国の「ネイチャーメディシン」にコロナによって心臓や血管の後遺症リスクが高まる可能性を指摘する論文が載りました。

新型コロナにかかった人は重症・軽症にかかわらず発症後1年間に20種類に及ぶ心臓や血管の疾患の発症リスクが高くなっていました。

不整脈、心筋炎、心筋梗塞、脳梗塞、心不全、脳卒中のリスクが全て上昇しています。

ふだんから血管にダメージを与えるような生活習慣の改善を心がけて下さい。また高血圧、糖尿病、高脂血症等の薬は必ず継続服用して下さい。

命を守るためにも「コロナにかかると心臓や血管の疾患リスクが上がる」と意識しておいて下さい。

(追伸)

宇和島の孫達はコロナの事もあり今回はやって来ませんでしたが、仲良い写真を送って来ました。

すくすくと育っているようです。

 

 

 

去年、入社したばかりの人は多くの経験を積んでいますが、この経験値が一方では成長の妨げになることがあります。

例えば、ルーティンの業務を行う際に「前回通りやればいい」と思うか「前回はこうしたが違う方法はないか?」と考えるのでは大きな差があります。

また新しい事柄に直面した時、「知らないから出来ない」ではいつまでも経験することは出来ず、今以上の能力を得ることはできません。

今までの経験値を捨てて未知の領域へ飛び込むことも必要です。

経験値に溺(おぼ)れることなく常に挑戦する姿勢を持ち続けましょう。

(追伸)

K君が以前撮ったものです。

写真は芝桜の丘として知られる、埼玉県秩父市の羊山公園のゴールデンウイークの頃の写真です。

次の写真で見られる山は秩父の名山で日本二百名山に指定されている武甲山です。北側が石灰岩でできているため、採掘が繰り返されて山容がすっかり変わり、頂上の標高も1336mから1304mになってしまいました。写真でも採掘の跡が見て取れると思います。

 

 

 

漫画家の藤子不二雄さんが4月7日に亡くなった。享年88才。「忍者ハットリくん」や「怪物くん」「プロゴルファー猿」等、どれも面白かった。国民的漫画家であった。

藤子さんは死の一週間前には親戚の方と自宅で米寿のお祝いをされて好物の料理を喜んで食べたとのこと。またゴルフ狂で「ゴルフに優る健康管理はない」と豪語していました。

さて、今日の話題は藤子さんの死が警察発表だったことです。7日の朝に自宅の庭で男性が倒れているという通報があり多摩署の署員がかけつけると既に亡くなっていたそうです。

自宅で死亡した場合、かかりつけ医がいるかいないかで、その後の手続きは変わります。かかりつけ医がいる場合はすぐに電話し、死亡診断書が書けます。臨終の場に医師がいなくても生前に診察していた病気で死亡となった場合は可能です。しかし、かかりつけ医がいない場合は警察となり、死亡診断書ではなく死体検案書の発行になります。更に、発見が遅れると「異状死体」とみなされ、死体解剖となります。

是非、かかりつけ医を持たれておくことをお勧めします。

 

 

 

 

本年は4月20日からです。二十四節気は深く考えられている先人の知恵です。

あらゆる社会活動が活発になり始める頃で、あっという間に過ぎる頃です。

穀物を潤す春の雨に恵まれる「穀雨」。

長く降り続く雨は「春霖」(しゆんりん)と呼ばれる。そして雨が降った後は気圧の関係で一時的厳しい寒さに見舞われることも多く「寒の戻り」と呼ばれています。

一説ですが春先眠気に襲われるのは脳が体温調節に疲労しているからだと言われています。

立春から数えて88日目の夜を「八十八夜」と呼ぶが、「八十八」の字が「米」という字に成り立つことからも農作物に縁起の良い日とされています。

昔の人の知恵に驚かされます。

(追伸)

K君のきれいな写真をどうぞ。

左は伊豆七島・新島(にいじま)の白ママ断崖、後ろの島は神津島(こうずしま)。ママとは新島の方言で「崖」を意味します。

右は鵜渡根島(うどねしま)(手前の島)伊豆七島・利島(としま)(後ろの島)、遠景は富士山と伊豆半島です。

 

お正月などの祝い膳には、箸の中ほどが太く両端が細くなっている柳箸を使います。「柳に雪折れなし」と言われるように柳はしなやかで折れにくいことから縁起がいいとされているからです。

両端が細くなっているのは片方は人間、もう片方は神様が食べるためとされています。

正月に年神様と一緒に食べることで、一年の幸せと健康をいただくのです。

さて、箸の名前の由来には諸説あり、人間と食べ物をつなぐ命のかけ橋からという説があります。箸が使えなくなることは食物が口に入らなくなり死を意味します。

外で使用した割り箸にもその人の魂が宿ると考え、そのまま捨てませんでした。災いにならないように食べ終わったら割り箸を折り、箸に宿った魂を自分に戻してから捨てたそうです。

「箸を折る」のも深い理由があるのですね。

 

(追伸)

3月11日で当院が35周年を迎えたことは前に報告しました。

さて、そのことを知った高齢の女性患者Kさんが、実に手間暇かけて、鶴を(ペーパータオルで)記念にと折ってくれました。Kさんは、ほとんど全盲なのですが、本当に真心がこもっていて嬉しかったです。

ありがとうございました。

 

新大陸の原住民にO型が多い(70~100%)と言う。もともと新大陸にはマラリアがなかった。それが16世紀にスペイン人によって持ち込まれ、今日では多くの地域がマラリア汚染地帯になっています。しかしその時、同時に持ち込まれた天然痘のほうが大きな影響を及ぼしました。

数十年の間に原住民の9割が亡くなり、インカ帝国やアステカ帝国が滅亡したのです。

さて重症化リスクについての研究ではA型+AB型がB型とO型と比べて9.8倍も重症化しやすいことが分かりました。

新大陸の住民にO型が多いのは、天然痘の大流行の結果のようです。

B型は天然痘に対して生存確率が高かったのですが、マラリアによってその後は淘汰を受けて結果的にO型がもっとも生き残る可能性が大きく、そのまま今日に至っているようです。

インカ帝国滅亡の原因が天然痘だったとは・・・!?

 

(追伸)

宇和島は天赦園の上り藤。きれいですね。

お友達と一緒です。