高血圧の治療をする医師はみんな日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン(JSH)に沿って説明し、降圧剤の内服の必要性や目標を伝えている。

しばらく変更がなかったが、2019年のガイドラインでは変更予定と聞いた。

米国も欧州もガイドラインを持っている。

さて2019年の素案によると降圧目標値が75才未満の患者は130/80mmHg未満に引下げ厳しくなる。

75才以上も引下げ140/80mmHg未満となる。

何故か?

日本の高血圧患者4300万人のうち降圧目標に到達しているのは2016年時点で1200万人しかいないことが判明した。

これを何とかしないと心筋梗塞と脳卒中が減らないし、医療費がますます増えると。

これは世界的潮流でもあります。

予防できる病気の1つ「高血圧」。国民全体で注意を払いましょう。

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