団塊の世代が全員75才以上になる「2025年」も目の前に迫ってきました。(ゴルフ人口も極端に減るとも危惧されています。)

その前に筋肉の減少を最小限にとどめ、いつまでも歩く、食べる、考えることができるようにしたいものです。老化は筋肉の減少から始まります。「サルコペニア」という言葉を最近よく耳にすると思います。サルコは筋肉、ペニアは減少というギリシャ語で筋肉減少症とも表現されます。

筋肉量は20才を最高に年1%ずつ減っていきます。10年で10%減り、60才では40%も減ります。

そこから急降下し生活に支障が出ます。

いつまでも若々しくいたいなら筋肉量の低下をなるべく最小限にとどめることです。

20才の筋肉量を維持出来れば理想的なアンチエイジングになります。タンパク質を十分に摂り、筋トレを含めた運動をして下さい。筋肉は黙っていれば減る一方です。サルコペニアが進むと、これまたよく聞く「フレイル」(虚弱)が待っています。体重の減少、疲れやすさ、歩行速度の低下等が進み、要介護となります。

多くの高齢者はサルコペニアから身体機能や認知機能が衰えるフレイルへと進むのです。

粗食をやめ筋肉の原料となる肉や卵を積極的に食べ、運動をして筋肉を低下させないようにしましょう。

これが元気で長生きの鉄則です。

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