医師で国会議員の桜井充氏が11月13日に新型コロナウィルスに感染し、その後公務に復帰したことを公表している。(ネットに公開しています。)桜井さんは出身大学が同じのため特に関心を持って自宅療養の厳しさを読ませていただきました。

ワイドショーなどでは、コロナの危機をあおる報道も多く(精神科の先生の話ですが)、患者さんはまるで「この世の終わり」のように受け止め大量のストレスを抱え込んでいる。精神科の患者さんの特徴の一つは現実に過剰に反応してしまうこと。そのため適応障害やパニック障害を起こす。こういう患者さんは、まじめなタイプが多く、ストレスにはとくに敏感でそこから逃れようと行動する。

うつとの違いは、うつが慢性的なストレスが原因とすれば適応障害などは急性のストレスに起因することです。

いまや急性ストレスから慢性ストレスになろうとしている。

2011年東日本大震災の時と同じく、しばらくしてから、うつ病、適応障害、PTSD、自殺者が増えた。メンタルヘルスを保つために次の3点は重要です。

①日光を浴びること。②睡眠を十分にとること。③規則正しい生活を守ること。

 

 

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