9月4日厚労省から新型コロナの重症化リスクが高いとされる感染者の死亡率についての現状が発表された。

9要因について10万人の感染者の死亡率を調べたところ次のような結果であった。

慢性腎臓病が最も高い13.95%で同病でない人の20倍だった。慢性閉塞性肺疾患(COPD)が10.19%、がん8.35%、糖尿病4.76%、肥満1.55%となった。

また9要因が一つもない人の死亡率は0.41%だったが、一つ以上ある人は全体で2.28%と約5.6倍になった。要因が多いほど死亡率は上がり、1つの人は1.38%、2つなら3.8%、3つは5.2%、4つ以上は9.69%だった。

年代別の死亡率は64才以下では重症者リスク要因がある場合でも0.60%未満だったが、65才以上は6.89%。高齢者の死亡率はインフルエンザ同様、高いことが浮き彫りになりました。

 

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