子規の俳句に「若鮎の 二手になりて 上りけり」があります。

群れになって進んでいくさまは躍動感にあふれ、みずみずしく力強い生命力を感じさせます。

さて鮎は生まれてわずか1年で川と海を旅し、そして力尽きる「年魚」として有名です。

鮎の生態サイクルを図鑑を参考に書いてみました。

1.秋~冬

川の上流や中流で生まれた稚魚は川の流れに乗って海へと下ります。

2.冬

プランクトンを食べて体長5~7㎝ほどに成長します。

3.春

暖かくなる3~5月頃に川を遡上し始めます。「稚鮎」(ちあゆ)と呼ばれ春の味覚として親しまれます。

4.夏

川の上流や中流にたどり着くと石につく藻を主食とします。

5.秋

夏の終わりから秋にかけて成熟した鮎は産卵のために川を下り始めます。(落ち鮎)。川底で産卵を終えて短い一生を閉じます。

 

私は小学生の頃に親父が好きな投網(とあみ)に付き合って何度も鮎を取りに行きました。飽きるほど食べた魚ですが天然物は特に美味しいです。