日本ほど温泉が多く、また日本人ほど温泉好きな国民は世界に珍しい。
温泉を用いた治療や療養が温泉療法である。温泉の持つ物理的、温熱的、化学的作用を利用し心身のバランスを正常化させるものである。
江戸時代の戦国武士たちが傷ついた身体を治すために草津の温泉で湯治をした話はあまりにも有名である。
西洋ではヒポクラテスが温泉の飲用と入浴について言及している。古代ローマ人は約2000年前に入浴を楽しんだ、とある。
日本では湯治が代表的で民間療法として古くから慣習的に利用されてきた。1876年に来日したドイツの内科学者ベルツが近代医学の目で見直し、日本の温泉医学の祖と呼ばれている。湯治は入浴で病的な自律神経を整える効果が証明されている。急性疾患には効かないが予防や慢性疾患の回復促進に効果があります。
湯治に適した期間は3週間程度と言われています。

