「痛風」は知らない人が居ないくらい有名です。尿酸の結晶が関節で炎症を起こす病気です。

医療機関では発作を痛み止めなどで抑えてから尿酸値を下げる薬を使って発作予防の治療をしています。

これまでの治療は尿酸値を下げることと発作を予防することが重要と考えられており、私もそうしています。

しかし今年の医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに痛風発作と心筋梗塞や脳卒中との関連を研究した論文が掲載されています。

端的に述べると、痛風を持っていると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなるということです。体に炎症が起こると血液の状態が変化してその後に血栓症が出現しやすくなります。イギリスの調査では痛風発作後2ヵ月以内に心筋梗塞や脳卒中を起こす確率が発作前の2倍に増えていたそうです。

注意して下さい。

(追伸)

クリスマスは楽しかったようです。

幼稚園で描いた絵も素敵です。

 

 

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