サンマ(その2)
月からの影響
2025年の十五夜は10月6日であった。
中秋の名月と称されるように秋の真ん中の月になります。
太陽が地球に恵みを与えているのは周知の事実です。月もまた地球に恵みを及ぼしている。
潮の満ち干は月と太陽の引力によって引き起こされるが、月は太陽よりも地球により近いため、月の方が潮汐(ちょうせき)により大きな影響を及ぼす。
月の満ち欠けは15日周期で新月から満月へ、満月から新月へと繰り返される。
昔から人は満潮のときに生まれることが多く逆に息を引き取るのは干潮のときに多い、と言われいます。
人の身体に月は影響を与えるのだろうか?
満月と新月にてんかん発作を起こしやすいと訴える患者さんが居ます。また、新月と満月には自律神経反射の活性が高まるようです。特に満月のときは、やる気が起きれば仕事などの効率がより上がるかもしれない。
月は微妙に人体に影響を与えているというお話でした。
10月7日、秋祭りが晴天の元、行われた。
当院には恒例で四角さん、八角さんが来てくれ、患者さん達と一緒に楽しむことが出来ました。
本来は秋の収穫を感謝してのお祭りですが、病気退散を願って手を合わせる患者さんも多かったです。
ありがとうございました。
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はるとは、10月12日に2才になりました。宇和島からゆうり、まりかもお祝いにやって来ました。
いとこ、というのもいいものですね。
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仙波渓谷
秋の訪れ
雑草という草はない
私達の身近には多くの植物が生育していますが、名前を知らないものも多いです。
日本の植物学の父とされる牧野富太郎博士は「雑草という草はない」という言葉を残しており、「雑草」や「雑木林」といった表現を好まなかったようです。
人の名前をきちんとフルネームで呼ぶように木も松、杉、楓(かえで)と固有名詞で呼ぶべきだと言っています。
人間も一見、雑草と思われる植物の恩恵に与(あず)かっているはずです。
私たちの社会も多くの人がそれぞれの役割を担(にな)い、社会という組織が機能しています。
「雑草という仕事はない」と心得て日々の業務に当たりたいものです。
9月21日に福山雅治のヒット映画、ブラック・ショーマンを観てきた。
東野圭吾の小説の映画化はどれも面白い。今回、マジシャン役の神尾武史(福山雅治)が色々の事件やトラブルをマジシャンのスキルや洞察力で手段を択ばず解決していく。有村架純も素敵な役を演じていました。
何と言っても福山さんのマジックの手技は是非、劇場で見て下さい。相当な訓練をされたと思います。
お裾分け
長年、開業医をしていると、よく中年女性から「これ、料理をしてみたけど、先生食べませんか?」「これ、うちの畑で取れたものですが食べてください」と色々なものをいただきます。
こういう方は決してお金持ちという訳ではありませんが、人に差し入れるという行為のすばらしさが生まれつきか、親の仕草を見て育った人だと思われます。
何でも自分の懐へ入れようとする人とお裾分けする人に分かれます。
嬉しそうに皆に分けている方を見ると周囲の人も「頂いた物と共に幸せな気持ちも同時に受け取った気分」になれると言います。
そういう方は人にお裾分けすること、そのものが喜びであり、相手の喜ぶ顔を見るのが嬉しいのです。
是非、この行為は皆さん、身につけて下さい。
天気が曇りがちだったため、9月20日(土)は道後公園の湯築山に登った。70mほどの標高だが秋風が心地よく、松山市を眼下に見渡せた。とても涼しかった。
植物は早くも秋に備えて紅葉の準備が始まっていた。順に「葛の花」「ヤマボウシ」「ハゼノキ」あとは美しく咲き誇る「スイレン」。
降りたあとは毎年恒例の「まめ楽」でかき氷のイチゴをいただいた。とても美味しいかき氷である。今回は大将と一緒に写真も撮らせていただいた。
その後、時間があったので総合公園の椿園で芙蓉の花が美しく咲いていた。芙蓉の花言葉は「しとやかな恋人」です。本当に上品で美しい花でした。
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秋刀魚(さんま)
小津安二郎の遺作「秋刀魚の味」に信州で想を練りながら、「よく食した」とある。
「湯川で買って来てもらった秋刀魚、なかなかうまし」「朝食、また秋刀魚にて少々あきる」と日記に綴っている。秋刀魚はありふれた日常のモチーフで晩秋を迎えた人生の孤独が描かれている。
私はこの数年食べていなかったが、今年は夕食で食べることが出来た。豊漁のおかげである。大根おろしやへべすをたらしながら食べたサンマは懐かしさで、うなずく味であった。
米国の変質をみるまでもなく、近ごろ、あたり前のものが失われてゆく怖さを感じることが多い。
秋刀魚もそうだが、マルハニチロが養殖に成功したと聞き、嬉しくなった。その技術を支えるのが世界初の飼育を実現したアクアマリンふくしま。ありふれた種の飼育技術を誇る異色の水族館である。
出来ればあたり前のものがあたり前に食することが続いて欲しい今日この頃である。
灯火親しむべし
興居島
9月6日に興居島に行ってみた。15分で由良港に着き、今回は目標地を ①琴引鼻 ②恋人峠 ③Beer farmと定めた。
①琴引鼻は外国のような、すばらしい海の色であった。
②恋人峠は、映画やTVのロケ地としても人気で芸能人も多く訪れる絶景スポットであった。また天候を選んで行った甲斐があって松山市街、特に松山城まできれいに見えた。
③Beer farmは、築150年の古民家をリノベーションして作られた。クラフトビールを6本まとめて買った。店ではテーブルで飲んでいる人も多かった。
①~③を終えて「島の駅 ごごしま」で美味しいソフトクリームも買ったが、とても美味しかった。
毎年、相子ヶ浜に海水浴に行っていたが、コロナになって行かずじまいである。
皆さんも是非、近くて見どころの多い興居島へ行ってみて下さい。
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(追伸)
9月15日は「敬老の日」でした。
高齢者を祝う日ですが「敬老」の定義の日は定まっていません。
「孫の誕生」「退職したら」とか「70才、80才という節目の年齢」とか。
いずれにしても今の日本を支えてきたのは、現在の60才以上の高齢者であることに間違いはありません。どうか尊敬の念で接して下さい。




















































































