千重の一重(ちえのひとえ)
「千重の一重」とは、数多くあるうちのほんの一部分のことを言う。
今日は心理学のお話をします。「返報性の原理」という考え方があります。相手から何かしてもらったり誘ってもらったりした時、自分も何かお返しをしようという感情を自然と抱きます。この心の動きを言います。
親切にされれば自分も親切にしたくなります。
そうやって長い間、友情関係が出来ている人とある日、口論になったとします。
一度は信頼関係を築けた相手だとしたら、この原理を思い出して自分から「信じてみる」余地を考えてみて下さい。
長い間、色々と楽しくつきあってきた行動の「千重の一重」と考えるようになると、違う結論がみえるかも知れません。
一度のすれ違いで破談にするのは、もったいないのではないでしょうか?
(追伸)
まりちゃんが南予のフジ絵画展で、なんと最優秀をいただき展示してくれたようです。がんばって将来のピカソに向かって下さい。
久しぶりに運動会で、パパが参加してくれて嬉しそうです。
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間(ま)をつくる
ねたきり予防
塩断ち
ロシアのウクライナ侵攻に対し、西側各国は経済制裁を科した。
将兵の生命を失わずに目的を達成するのは、孫氏の言う「戦わずして勝つ」最善の戦略である。
さて、戦国時代にこれを試みた武将がいる。
今川義元の後継者、今川氏真である。敵対する甲斐の武田信玄に対し氏真は塩留めを行った。山国の甲斐は塩は産出しない。塩化ナトリウムは人が生きていく上で必須のミネラルである。
今でこそ「減塩」の時代であるが極端な減塩は低ナトリウム血症や腎障害の原因となる。
このまま続けば今川の勝利であったのだが、ライバル越後の上杉謙信が日本海の塩を甲斐に送ったため武田は復活した。
ところで、現在の山梨県の食塩摂取量をみると全国平均をかなり上回っている。
今度は少し塩断した方がよさそうである。
誕生日
病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)
愛嬌
マナーデザイナーの岩本宣子さんの講話から引用します。
「人生は愛嬌と運で決まる」という言葉があるそうです。
「運」は確かに天が味方するかどうか?ということですから理解しやすいですが愛嬌とは?
京都大学第16代総長、平沢興氏は「人生は、にこにこ顔の命がけ」と言っていました。つまり心がいつも上機嫌にいなさい、と言うことです。
精神科や心理学の先生が最近、よく使う表現があります。気持ちがふさいだ時こそ笑顔であいさつしなさい、と。すると、ふさいだ心に風穴があきます。
笑顔の表情は脳を活性化するそうです。
嫌な表情をしていたら、周りも嫌な気分になります。
自分のためにも他者のためにも明るい表情は大切にしたいものです。
(追伸)
5月27日に清水小学校へ学校検診(小1)に行きました。小学校というものは何回行っても懐かしさがあるものです。
さて今回は生徒がたくさん白衣姿の私に寄ってきて、ある1人(Ⅰ君)が、「せんせい、チップ(うさぎ)が死んだんだよ」と興奮して話しかけてきました。いつも私もうさぎ小屋をのぞいていましたから、詳しく話を聞きました。するとI君曰く、「きのうは僕がエサをやったんだけど、どうもいつもパクパク食べるのに今日はあまり食べんな、と思っとったんよ」と。まわりに一杯、生徒が集まってきて、知らなかった子供達も「えー、死んだの」と騒然となりました。9才だったそうで、みんなのアイドルだったチップの死。これも生徒達の人生の勉強だなと痛感しました。
「死」は悲しいものです。帰りに、主のいない小屋の前を通って、私も寂しくなりました。
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沖縄国際海洋博覧会
K君の了解を得て、以下の文を掲載しました。
返還後の本土復帰記念事業として沖縄本島・本部町(もとぶちょう)で1975年から1976年にかけて沖縄国際海洋博覧会が開催され、それを契機に沖縄本島では開発が劇的に進み、高速道路である沖縄自動車道の一部開業や各国道の拡幅、大型ホテルの建築などがもたらされました。私は、那覇市から高速道路を利用しても2時間以上かかる本部町で開催される意義がよくわかりませんでした。しかしこの地に立ち、写真のような美しい海と沖に見える伊江島(いえじま)からなる南太平洋のタヒチ諸島を彷彿とさせる風景を目にしたとき、この地で海洋博を開催することを決断した人々の気持ちが理解できるようになりました。
左の写真は、沖縄海洋博覧会公園から見た伊江島(いえじま)方面の風景。島のとがった山は城山(ぐすくやま:沖縄では城をグスクと読みます)で、沖縄の人々(ウチナンチュウ)は親しみを込めて「たっちゅう」と呼んでいます。
右の写真は、沖縄海洋博覧会公園より見た伊江島(いえじま)方面の夕景。昔のアメリカ映画の「南太平洋」に出てくるモーレア島の風景を彷彿とさせます。
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ヤナギ
新型コロナウィルスの発熱者が爆発的に増えている北朝鮮で国営メディアが「ヤナギの葉を煎じて飲む」といった民間療法を紹介していますが、これには私も驚きました。ヤナギ??
ところが5月17日号の日経新聞「春秋」によると、19世紀に欧州の学者らがヤナギ葉の有効成分の分離や生成にこぎつけ著名な解熱鎮痛剤「アスピリン」が生まれたとあります。
そう考えると、全くのデマではなさそうです。
さて仏教でヤナギはその薬効などから霊木とされています。京都の三十三間堂でも祈願した浄水を小枝で参拝者に注ぐ「楊枝(やなぎ)のお加持」の仏事が古くから行われ、頭痛封じに御利益があると言う。
さて本題ですが、北朝鮮は国際的枠組みからのワクチン提供も拒絶していました。核やミサイルではなく一般国民の人命を尊重して欲しいし、日本は今からでもワクチン提供をしてあげるべきだと思います。世界の人民はみんな平等という観点から。





























