心理学や脳科学の学者が特に情動の部分に於いて人間って不思議な生物だとよく話している。

たまたま、3月8日の日経新聞「春秋」欄に次のような記事が出ている。

昔、映画評論家の淀川長治さんがラジオ番組で映画から学んだ人生訓の一つとして

「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ。」という言葉をあげていた。

この話を心理士である次男に尋ねてみると彼が教えてくれた。これはアメリカの心理学者ジェームズとデンマークの心理学者ランゲとによって1884~1885年の同じ頃、唱えられた情動の本質についての説だそうで、刺激→情動→身体変化ではなく、刺激→身体変化→情動という道筋を考えたとある。いわゆる「ジェームズランゲ説」だそうである。これは情動の末梢起源説とも言われています。

その他「人間は幸せだから歌うのではなくて、歌うから幸せになるのだ」「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

本当に人間って不思議ですね。

(追伸)

皆さんから30周年記念のお祝いとして、たくさんのお花等をいただきました。

改めて感謝の意を表したいと思います。私の人形ー面白かったです。

 

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