「高血圧の予防に大豆がいい」と昔から言われています。

大豆にはイソフラボンという成分が含まれていて、血管の平滑筋の増殖を抑えるなど動脈硬化の進行を防止する作用があるからです。

ただ例外もあってイソフラボンは腸内細菌の働きで分解されて吸収されるのでどんな腸内細菌が多いかによって吸収量が変わってしまうのです。

そこで注目されるのが味噌や納豆などの大豆発酵食品です。発酵食品にはアグリコン型という大きさの小さなイソフラボンが含まれていて腸内細菌の助けを借りなくても吸収されるのです。

味噌や納豆を含む食品には塩分量の多いものも多いので、その点だけ注意すれば生活習慣病の予防に有効と思われます。

 

Print Friendly, PDF & Email