今、新型コロナウィルスが猛威で連日、朝から晩まで報道一色である。

SARS以来のパニックである。

ところが実は米国では季節性インフルエンザが猛威を振るっていることは医者にしかあまり知られていない。もちろんインターネットの片隅には出ているが、TVでは取り上げていない。全米だけで新型コロナの死亡者数を2ケタも上回っているのだから、すさまじいペースである。全米50州のうち41州が「流行」を示す真っ赤に染まっている。昨年10月1日から今年1月25日までに最大2600万人がかかり、2万5000人が亡くなっている。過去10年間で最悪規模の状況が予想されまさに、米国はパンデミック状態である。

今、米国で流行っているのはB型。今年のワクチンがB型に完全に一致しなかったためである。ニューヨークタイムズやワシントンポストも「新型コロナよりも大きな脅威」と伝えています。

何といっても不安なのは日本への影響です。インフルは「指定感染症」ではないので水際対策がとれず、やがて日本にも・・・。恐ろしい時代になったものです。

是非に医療機関で相談、治療下さい。

 

Print Friendly, PDF & Email