「接触を8割減らせ」の国の大号令のもと、生活は一変しました。日本はコロナ肺炎の死亡者数の少なさで世界中から絶賛されていますが、同時に毎年の自殺者数がG7の中で最悪なのも心配です。今回も緊急事態宣言の前と後で自殺者数がどう動くかを特に精神科医は心配しています。

ではどうするか?

①者間距離をとって歩け!

②家庭内でもソーシャル・ディスタンスを!

③家を出よう。家族のために!

西浦教授も言ってますが、長いゆっくりしたランニングを者間をとってするのは大事です。当院の高齢患者でも「外に出たらすぐにコロナ菌を吸って死んでしまう」と家に引きこもって寝たきりの人が増えています。今後大きな問題になりそうです。

さて②ですが、今まで適当に家族間の不在があったのが、密着することで不平、不満、愚痴から発して暴言と暴力の応酬が始まることがあります。いわゆる「コロナDV」の本質です。家庭内でも意識的に距離をとって下さい。少々、よそよそしい関係を続けて下さい。

だから③の考え方も、時には必要だと思います。

 

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