毎日、コロナの心配でさすがに気が滅入ってきました。

そんな時は、やがて来るであろう終息の日に何をするか、どこへ行くかを想像して、しばしの夢を見たいものである。

今回は院内旅行で10年以上前に行った「草津温泉」がお勧めである。

何と言っても日暮れと共にライトアップされる湯畑は日本人は必ず1度は訪れるべきである。この湯量はものすごく、どんどんあふれて捨てられる湯を見て、道後温泉に引っぱってきたいと思ったぐらいすごい湯量です。

日経新聞の記事から引用してみた。徳川8代将軍、吉宗は草津の湯をたるに入れて江戸まで何度も飛脚に運ばせました。高温かつPH2前後の強い酸性の湯は、流れ込む吾妻川を魚がすめない死の川に変えた毒水である。くぎを浸せば1週間で針金ほどの細さに溶かし、源泉をそのまま飲めば歯はボロボロになってしまいます。そんな強烈な湯なので、「恋の病以外効かないものはない」と言われる万病の湯です。

殺菌能力が高く、昔から「毒出しの湯」と言われてまさに毒を以って毒を制すのです。江戸時代以降、性病や難病の人が多くやってきたのも納得です。

是非、終息の日には、訪ねて下さい。一押しです。

 

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