日本人のインスタントの原点は粉末スープと味噌なのです。歴史をさかのぼってみましょう。

日本人は手軽ということに対して情熱があります。もともとは江戸時代から始まりました。

一番初めが「納豆汁セット」です。

毎朝、納豆売りがやってくるときに「即席納豆汁」を一緒に売っていました。刻んだ納豆に粉末のカツオ節と味噌、ネギがセットになっています。お湯に入れれば納豆汁の完成。お湯に入れるだけでできるということで主婦にはずいぶん重宝されたようです。

日本人は「サッポロ一番」味噌ラーメンが大好きです。日本人のインスタントの原点だと言ってもいいでしょう。

「手軽」と「手抜き」は違います。

日本人は味のよい「手軽」を楽しんできたのです。

 

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