年を重ねると食欲が低下しがちです。

加齢に伴う消化器の機能低下は食欲不振を引き起こします。胃腸の働きが弱り、消化吸収能力が衰えることで消化不良になったり腸の機能が低下して便秘になると食欲が湧かなくなるのです。

低栄養はシニアにとって大問題です。

病気の原因になるのもさることながら筋肉量・筋力の減少により転倒、骨折をしやすくなったり、認知症のリスクも高めます。

さて中医学では食欲不振は消化器官をつかさどる臓器「脾」(ひ)の働きの低下から来るものと考えます。胃と脾は密接な関係があり食べたものは脾と胃の相互作用によって消化吸収が行われます。脾は「胃の司令塔」なのです。

さて脾の働きを強めるのに良いのはキノコ類。とくにおすすめは「マイタケ」です。更にマイタケと組み合わせたいのは豆類、芋類、鶏肉です。

是非、試して下さい。

 

 

Print Friendly, PDF & Email