新型コロナ感染症に限らず「ワクチン」というものは有効で、すばらしいものです。

種痘、子宮頸癌、インフルエンザ、水痘・・・と数えたらキリがありません。

さてワクチン接種の普及に取り組んでいる呼吸器内科医に永井英明先生が居ます。東京、清瀬市で国立病院機構東京病院感染症科部長をされていますが私の東医歯大の後輩になります。

彼は長く肺炎球菌やインフルエンザのワクチン接種を広める取り組みを続けてきました。

ワクチンを打つことで予防できる疾患は確実に予防していくべきーという考え方は世界的コンセンサスですが、日本ではまだまだ遅れていると言う。そんな時に登場したのが帯状疱疹のワクチンです。日本では50才以上を対象に行っています。

生ワクチンと不活化ワクチンがありますが発症予防効果の点では不活化ワクチンに軍配が上がる。ただ1~2万円と高額なのがネック。名古屋市は半額に、千葉県いすみ市のように不活化ワクチンにのみ助成金を出す自治体も出てきた。まだまだであるが、永井先生は日本人の「帯状疱疹」に対する意識の低さを不安視しています。神経痛が残ったり、目の神経にダメージが及んで失明を招くリスクもあるのです。

皆さん、今1度、ワクチンについて考えてみて下さい。

(追伸)

K君からの写真です。

左は有名な川奈ゴルフ場。

右は伊東市の景勝地城ヶ崎海岸。柱状節理の断崖が美しいです。

 

 

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