7月9日に保険医協会の研修会で大阪より尾内康彦先生を招いて「患者トラブル対応セミナー」が行われた。

私が冒頭、司会で次のように話しました。この36年間に昭和と平成以降と全く患者さんの質が大きく変わったと。

尾内先生の話が進むにつれて、本当にこの10年、患者の質が悪くなった、と。いろいろな造語も生まれた。「モンスターペイシェント」等は最たるものである。ネットへの書き込みもそう。

講演後、尾内先生としばし話しこんだのですが、結論は「昭和は良かった」でした。医療もそうですが楽曲も、若者の世間に対する捉え方、考え方も全て変わった。昭和の高度成長時代は、汗水たらして将来家を建てようとがんばったけど、今の若者は「お金より休み」とよく、経営者が嘆かれます。どこをどうすれば良いのか?このままでは日本は?と心配しながら、陽水の「東へ西へ」を口ずさんでいます。