昭和世代のどこにも居る会社の上司が患者さんとしてやって来る。

色々な会社の方から「今の若者は・・・」との批判をよく耳にする。

例えば

①忘年会をやるぞ→それって強制ですか? 時間外手当は出るんですか?

②新人研修をした日に→「お先に失礼します」と言わないで帰ってしまう。

③新人の失敗を先輩が解決した→帰りに何も言わずに帰った。

④朝から無断欠勤→ラインで「辞めます」と。

こう言った嘆きを多くの上司、中堅社員(患者さん)から聞くようになりました。若者からすると、帰り際のあいさつはタイパ(タイムパフォーマンス)が悪い、つまり時間の無駄と考える若者がいるそうです。自分は早く帰りたいのに上司や先輩に下手に声をかけると、「仕事は慣れたか?」などと引き留められたり「食事でも」と誘われたら大変、と思うらしい。余計な時間がかかるから、そっとフェードアウトするんだと。

聞いていて、私も昭和世代ですが悲しくなります。昭和は遠くなりにけり。