ゆうちゃんと恒例のセミ獲りに行った。
近くの川のそばの桜の木が絶好ポイントである。
「いた、いた」。ついにゲットし大喜びで持って帰った。
さて、ゆうちゃんから尋ねられたが、セミは何種類いるのか?調べてみた。
日本には30種のセミが確認されているが面白いことを発見した。気温によって鳴く種類が違うのです。

①ヒグラシ(カナカナカナ)

最も低い気温で鳴く。お盆の夕暮れ時を連想させるセミで25度以下で鳴く。

②ニイニイゼミ(チージーチージー)

25~30度で鳴く。

③アブラゼミ(ジリジリジリー)

22~27度で大活躍。しかし30度を超えると鳴かない。

④クマゼミ(シャシャシャシャ)

30度オーバーでも元気だが32度を超えると弱まる。

⑤ミンミンゼミ(ミーンミンミンミー)

35度の猛暑でもヘッチャラ。

 

従ってミンミンとうるさく他のセミの声が聞こえないときは、気温は35度ぐらいあると考えてよい。ということはこの声は熱中症予防の警報でもあります。

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みなさん、夏、真っ只中。おいしいかき氷を食べませんか?
7月31日の日経新聞「春秋」に清少納言の話が出ているので引用します。
清少納言はかき氷が大好きだったらしい。枕草子に「あてなるもの」(上品なもの)として
「削り氷(ひ)にあまづら入れて新しき鋺(かなまり)に入れたる」と涼しげに書いています。真夏のひととき、甘いシロップをかけた氷が銀器に盛られた風情を平安貴族は大いに喜んだ、とあります。1000年もの昔から氷菓が愛されてきたのだから日本人は変わらない。DNAが脈々と受け継がれているのですね。
かき氷は(数年前、三越でも売っていましたが)「天然氷」が昔ながらに復活しています。
ゆうちゃんも、かき氷は大好きです。
さて下のお祈りの写真。
いつも参拝するお寺での話ですが、「ゆうちゃん、何をお願いしてるの?」と尋ねると「どうか妹が出来ますように」と。
そうか 1人っ子では確かに寂しいよな、と私もその後、お祈りに行きました。
尚、次回ブログは8月18日です。

 

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現在、交通事故が急増している。
私は毎日、事故の患者さんを診ているが、内容が10年前と変わってきている。それは自分は正常運転をしているのに・・・というモノである。例えば「信号待ちですごいスピードで追突された」「前を走っていた二輪車がいきなり自分の車の前によろけて来て結果、はねてしまった」等。
これらは加害者側の携帯使用がかなり多いと聞く。街を歩くとメールを打ちながら自転車をこぐ若者の何と多いことか。いつ事故に遭ってもおかしくない。さて、ドライバーの側にしてみれば相手が明らかな過失があるのにはねてしまった場合、証拠が乏しいと二輪車が優位になることも少なくない。例えば「携帯なんかやってません」と実地検証で主張されるとドライバーは前方不注意となる。そこで自らの潔白を証明するのがドライブレコーダー(DR)である。これがあると相手が携帯をしていたとか、ウィンカーを出したか等の全ての客観的な映像が残るので裁判でも圧倒的な証拠となる。
DRは12年前に京都祇園で起きた暴走事故から世間に浸透。市場調査会社GfKジャパンによると2013年の販売数が30万台だったが2015年には60万台と倍増。これはカー用品店やネット販売の数です。しかしDRの存在を知っている人のうち保有している人は昨年10月で16%とまだ低いです。DRはマイクロSDカードに映像を書き込み古い映像に上書きしていく仕組み。Gセンサーと言ってクルマが衝撃を感じた際の20秒間の映像を自動的に保存する機能もあります。DRは7000円~3万円台で売っているようです。
交通事故はもちろん防犯機能付きのも出ています。
事故はもう自分で守る時代です。是非、ドライバーの皆さん、御一考下さい。尚、私は最近、装着しました。

 

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ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)ビジョンケアカンパニーが30~60才の男女832人を対象に行った「目の紫外線曝露量と老眼の自覚症状の関係についての調査」で興味深い結果が出た。
サングラス等で曝露量を減らしている人は老眼自覚が26.9%。これに対して何もしていない人は36.9%と老眼自覚のタイミングが周囲より早かったそうです。
さて金沢医大の佐々木洋教授曰く「紫外線を浴び続けると老眼を自覚する年令が早まる可能性がこのテストで分かった。それと、紫外線によって瞼裂斑(白目の1部がシミのように黄色く濁って盛り上がる病気)や翼状片などの病気にもなります。」と。
是非、日本人も欧米の人達を見習って目の紫外線対策の重要性を認識して下さい。
ちなみに私はゴルフの時はサングラス着用です。

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7月23日(土)、恒例の暑気払いを総勢31名で行った。前日22日が大暑で最も暑い頃、であったが絶好の日和となった。
当院は全員浴衣で出席のため、とても華やかでお店の人も毎年、楽しみにしてくれている。
浴衣賞は優勝がナースの今井さん、準優勝が事務の天野さんであった。
写真をお楽しみ下さい。

 

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カレーを夕食に食べて残りを翌日、また加熱して食べたことはありませんか?
私も子供の頃によく「かあちゃん、カレーは残ってないん?」と言って、残っていると嬉しくて翌日食べたものです。
さて医学的には問題はないのでしょうか?日本獣医生命科学大の藤澤教授の論文より引用してみました。食中毒の予防に加熱は有効ですが芽胞を形成する細菌は加熱に耐えます。カレーによる食中毒でウェルシュ菌が最も事例が多いのです。エンテロトキシン産生型ウェルシュ菌の芽胞は100℃、1~6時間の加熱に耐えると考えられている。そのため通常の加熱処理では芽胞を死滅させることは不可能である。実際、室温に放置したカレーを翌日、喫食してウェルシュ菌食中毒が発生した事例は多いそうです。
結局の所、その日に食べてしまうか、保存する場合は調理後速やかに小わけし、10℃以下で保存するなどの工夫が要るそうです。
食中毒の季節ですので御注意下さい。

 

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ゆうちゃんはピカピカの1年生で毎日楽しく小学校に通い、お友達もたくさん出来たそうです。一学期は皆勤賞でした。
さて、ゆうちゃんは7月10日のピアノの発表会でドラマのコウノドリのこうのどり先生が弾いたベイビーゴッドブレイスユーを弾き、またママと連弾でトロイメライを弾いたそうです。
家でも一生懸命、練習している様子が写真から分かります。
夏休みになったので遊びに来いよ。
セミを捕ろう!

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昔から「食べてすぐ横になると牛になる」と言われて親から怒られたことはないですか?
医学的に調べてみました。
結論的には健康な人ならむしろ食後に横になるのはお勧めです。その方が胃腸に負担がかからず、消化吸収が良くなります。消化には多くのエネルギーが必要なので消化吸収にエネルギーを集中させるという点では横になって休むのは正解です。
ではやめた方がいい人はどんな人か?
それは逆流性食道炎の人です。胃と食道のつなぎ目が緩んでいますので胃の内容が逆流しやすいのです。それでも横になりたい人は右下で横になることです。胃は左から右へカーブしているので右下になると食道に逆流しづらいのです。
さて本題の「牛になる」は何かの戒めでしょうか?
それは考えられるのは「片付けもしないでゴロゴロするのは行儀が悪い」「ずっと横になっていると太ってしまう」という忠告でしょうか。
結論的には横になっても30分ぐらいしたら動き出して下さい。「太った牛」にならないために。

 

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(追伸)
7月11日号で「トウガラシ」を取り上げました。
江戸時代の俳句を披露しましたが(赤とんぼ 羽をもぎれば とうがらし)、これは実は芭蕉の弟子其角の作です。
これに対して芭蕉はトンボは殺してはいけないと批評し、「とうがらし 羽をつければ 赤とんぼ」に作り変えました。とうがらし畑の赤色の眺めを詠んだ芭蕉らしい句ですね。

夜間に何度もトイレ。睡眠の妨げにもなるばかりか、高齢者だと転倒や肺炎のリスクも増え寿命が短くなるという研究報告がある。
病気としては前立腺肥大、過活動膀胱、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、腎臓病、そして寝る前の「水の飲みすぎ」や飲酒等の生活習慣も考えられる。
さてこれらの対処を行ってもよくならないときはどうしたら良いか?
①塩分を減らす
塩分の過剰摂取は体内のナトリウムとのバランスを崩し水分を欲するようになります。すると夜間の尿量が増えるのです。夕食は塩分少なめが良いのです。
②夕方のウォーキング
ウォーキングをするとふくらはぎが刺激されて血流などが良くなり血液、リンパ液が心臓に戻りやすくなります。夕方以降のウォーキングは下肢のむくみを改善し余分な水分を就寝前までに尿で出してくれます。
③就寝1時間前にマッサージをして足を上げる
足首から順に上にいくようにふくらはぎを両手でマッサージ。もんだりさすったりすればいい。また数十分の足上げだけでも効果がある。
④寝る2~3時間前に風呂に入る
血流が良くなり寝る前に下肢の水分が尿となって出ます。
⑤漢方薬
八味地黄丸(はちみじおうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などがいい。
以上試してみて下さい。

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「トウガラシの世界史」(中央公論新社、山本紀夫著)を読んでみた。
著者は植物学を専攻、アンデス栽培植物調査隊の一員としてペルー、ボリビアなどを踏査しているときに野生種のトウガラシと出会う。更に、専攻を民族学に転向。世界のトウガラシへの文化人類学的関心は一層深まった。原産地の中南米はもとよりヨーロッパ、アフリカ、東南アジア、中国、韓国と世界の地域や都市を巡り歩く。“香辛料のキング”トウガラシの発見から日本への伝播、また栽培化や品種改良の歴史なども図版を示しながら語られている。
さてトウガラシは居酒屋にもウドン屋にも置いてある。
焼き鳥、モツの煮込みにはたっぷりかけます。
日本にトウガラシが伝来したのは16世紀後半。日本人はあの赤い実の姿に親しみを感じ、江戸時代の俳句にも「赤とんぼ 羽をもぎれば とうがらし」とある。
「七味」「一味」「タカノツメ」-この際に是非、勉強して下さい。

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