健康には運動や食事も大事だが、空気を吸ったり吐いたりする力を忘れてはならない。

成人の1日の空気摂取量は20kg。肺から取りこまれた空気は肺胞から血液に溶け込み全身に流れる。しかし加齢と共にその機能が低下すると疲れやすくなる。とくに梅雨時は呼吸が浅くなりがちになる。(自律神経の乱れによる。)

よく太ってもいない、タバコも吸わないのにカラオケで息が続かない人が居る。駅の階段も息切れし疲れやすい。これは空気を吸う力が衰えて全身に運ばれる酸素量が減って、細胞がエネルギー不足になるからです。おそらく呼吸筋の衰えだと思います。

よく医療機関で行うスパイロメーターで調べると年々減少し呼吸が浅くなっている人が居ます。

では呼吸筋を鍛えるには?

例えば縁日で、おなじみの「吹き戻し」を使って強く息を吐く。その他、両手を組んでゆっくり息を吸いながら両腕を後頭部に当て強く吐きながら腕を振り下ろす。

いわば剣道のエア素振りのような運動をすると横隔膜を意識的に動かせます。

エア素振りや吹き戻しを毎日5分やると呼吸が楽になります。

是非、呼吸筋を鍛えて下さい。

(追伸)

スカパラのバリトンサックス、ボーカル担当、谷中敦(やなか あつし)さんは、作詞家・俳優としても活躍しています。

彼はTwitterでつぶやいたり友人に詩を送ったりすることも活発な方ですが今日は彼の名言の一つを載せたいと思います。

「悲しみが幸せを区切る。

だから悲しいことの直後に新しい幸せはもう始まっているんだ」

皆さんの参考になりますように。

 

 

 

 

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