7月22日(土)、恒例の院内暑気払いが行われた。

翌日の大暑を控え、最高気温35度の暑い日であった。あいさつで「猛烈な暑さによる邪気を冷たい飲み物で打ち払おう」と暑気払いの宣言を行った。

さて、私の浴衣は実は、家内の亡き父、故、後藤田先生が晩年作っていて、1度も袖を通すことのなかった幻の浴衣なのです。天国で浴衣を見て喜んでくれたでしょうか?

さて、恒例のゆかた賞では優勝が婦長、大野さん、準優勝が神東さんであった。当院の浴衣賞選考は2人1組でBGMが流れる中、ランウェイを歩く、という洒落たものです。さながらファッションショーです。最後に私が初代ジャニーズ、あおい輝彦の「あなただけを」を美人バックダンサーを後ろに熱唱(?)した。

近年、ゆかたの復活が叫ばれているが当院は全員、浴衣なのです。ゆかたの競演を写真でお楽しみ下さい。

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勉強の哲学「来るべきバカのために」(千葉雅也著、文芸春秋、2017年4月)を読んでみた。

1978年生まれの哲学者による優れた勉強法の本である。著者が教えているのは「なぜ勉強しなくてはならないか?」というそもそも論についてである。著者は深く勉強するとノリが悪くなり、深く勉強しないとノリのいい生き方が出来ると言っている。「深く」勉強すると流れの中で立ち止まってしまう。一昔前の表現に言い換えると「インテリになると周囲から浮き上がる」ということである。そして「言葉遊び的」つまり「言語偏重」になっていく。

日常生活でも遠距離恋愛や単身赴任のときメールでやりとりしているパートナーの文体に変化が生じたときは相手に親しい人ができ、その人の影響を強く受けるようになったと考えて間違いない。思想の特徴は文体に表れるとはよく言ったものです。

私は最近、浅く広く勉強するようになっています。

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ゆうちゃん家に学校帰りの友達が大勢来るそうです。

この日は10人。はたして、まりたんは・・・?

やはりワイワイ声に大泣きでした。

さて夏休みに入って7月24日から2人が我が家にやってきました。

今度はお風呂は2人入れないといけないので私も忙しいです。

まずは数枚紹介します。

ふろ上がりのまりかは気持ちよさそうです。

 

 

幼少の頃に唇が荒れた時に、母親にはちみつを塗ってもらいました。おいしいものだから、すぐにぺろぺろなめて怒られたものです。

さて、はちみつの蜜源は日本ではレンゲ、アカシアなどが主流ですが世界で最も多いのはクローバーはちみつです。

はちみつは8割が糖質で果糖とブドウ糖が半々に含まれています。残りの2割はほとんど水分でタンパク質、ミネラル、ビタミン、ポリフェノールなどがわずかに含まれます。単糖類は体内でこれ以上分解されないので食後20分で吸収されエネルギーに変換されます。胃腸への負担も軽いので食事が摂れないときのエネルギー補給に向いています。

カロリーは、はちみつ100gで294kcal。砂糖は384kcalなので砂糖の代わりに使うと料理のカロリーカットにつながります。また、砂糖に比べ血糖値の上がり方が穏やかです。唯、難点は砂糖より中性脂肪を上げやすいので摂りすぎは要注意です。

さて最初に書いた唇の荒れですが、実際、雑菌感染から傷口を守る効果が期待できます。強いとろみが膜となり傷口を乾燥から守る効果もあります。

栄養剤、甘味剤として妊娠授乳期、肉体疲労時、病中病後などの栄養補給にも適しています。

はちみつは太古から人類が利用してきた天然甘味料なのです。

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が7月18日に105才で死去された。

全国行脚で講演をされ、松山にも来られた。

平成7年3月のオウム真理教による「地下鉄サリン事件」の際には院長として聖路加国際病院を開放し、被害者対応のリーダーシップを執ったことは有名である。外来を中止し、被害者640人を受け入れたのである。

最期は延命を望まず自宅で家族に見守られながら静かに人生の幕を閉じたそうである。

我が家にとっても重大な関心事であるのは現在、長男が3年契約の最後の年で聖路加病院で医師として働いているからである。

彼にとっても日野原先生の最後の年を共に過ごせたことは最大の幸せであったと思う。

最後に、家内が聖路加病院を訪問した時に買った日野原先生百歳記念のハガキを掲示します。

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(追伸) 写真4枚

宇和島にベートーベンの神童出現!(笑)。

必死に髪を振り乱して鍵盤に向かっている、まりかです。(笑)

いつも、ゆうちゃんに優しくされている幸せ1杯のまりたんです。

心臓に良いことー色々あると思いますが、何と言っても睡眠です。

厚生労働白書によると1日の睡眠が6時間未満の場合、狭心症や心筋梗塞の有病率がアップするとあります。睡眠が更に短いほどアップします。

米ハーバード大の研究でも5時間以下の人は8時間以上の人よりもリスクが1.45倍と出ています。

何故か。それは自律神経のバランスです。睡眠中は交感神経の活動が低下し副交感神経の活動が高まります。しかし睡眠不足になると交感神経の優位の時間が長くなってしまいます。そうするとアドレナリンが多量に分泌され心拍数を増加させ血管を収縮させ、血圧が上昇します。例えば睡眠時無呼吸症候群(SAS)の人が心筋梗塞にかかりやすいのが良い例です。

心臓外科医に尋ねると心臓の手術を受ける人は夜型の生活をしている人が多いとか。

そして睡眠不足は食欲を増やし過食につながります。過食→高脂血症、糖尿病となり、やはり心臓病のリスクとなります。

皆さん、やはり睡眠は最低6時間は取って下さい。どうしても眠れなければ主治医と相談し睡眠導入剤も必要かも知れません。

何事もころばぬ先の杖です。

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ゆうちゃんは7月9日(日)のピアノの発表会も、うまく行ったそうです。

まりたんのお世話もよくやっているようです。

 

まりたんが生まれたのが3月20日。生後100日を祝って先日、お食い初めが宇和島で行われた。

百日祝い(ももがいわい)は日本だけでなく中国、韓国でも生後100日目に行われる儀式。日本ではお食い初め(おくいぞめ)の愛称で知られている。

「真魚(まな)始め」や初めて箸を使うので「箸初め」とか、その他「歯がため」と呼ぶ地域もある。

お食い初めは100日まで元気に育ってくれた喜びとこれからの健康、特に一生食べる物に困らないようにという願いを込めて行われます。

さて写真をみると、どうやらゆうちゃんがまず食べようとしてますね。ゆうちゃんだめだよ!

最後に、まりたんもよだれが多くなりスタイをし始めました。

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少年期に夏の海水浴で泳ぎすぎて冷えた体によく「甘酒を飲め」と海の家で提供された。とてもおいしかったのを覚えている。

甘酒には麹(こうじ)甘酒と酒粕(さけかす)甘酒がある。

麹甘酒は麹菌の作用で米のデンプンを分解してブドウ糖に、米のタンパク質を分解してアミノ酸にするので消化器にあまり負担をかけずに栄養を吸収できる。また麹菌が代謝の過程でビタミンB群を生成するため、夏バテ防止の栄養ドリンクとして江戸時代には人気があったそうです。また麹甘酒の糖分は80%がブドウ糖で残りの20%はオリゴ糖です。オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになるので腸内環境も整います。

一方、酒粕甘酒で注目すべき成分はヒトの小腸内では消化吸収されにくい食物繊維様の生理作用をもつレジスタントプロテインです。この成分は血中や肝ぞうでコレステロールの蓄積を抑制します。その他、葉酸や肌荒れの改善に役立つビタミンB6も多く含まれています。

麹と酒粕を比べると葉酸やビタミンB2、B6群は後者の方が顕著に多くタンパク質も多く含まれます。

一方、胃腸の調子が悪く即座に糖分を補給したいときには消化吸収が早い麹甘酒がおすすめです。

是非、甘酒を召し上がって下さい。