長年、開業医をしていると、よく中年女性から「これ、料理をしてみたけど、先生食べませんか?」「これ、うちの畑で取れたものですが食べてください」と色々なものをいただきます。

こういう方は決してお金持ちという訳ではありませんが、人に差し入れるという行為のすばらしさが生まれつきか、親の仕草を見て育った人だと思われます。

何でも自分の懐へ入れようとする人とお裾分けする人に分かれます。

嬉しそうに皆に分けている方を見ると周囲の人も「頂いた物と共に幸せな気持ちも同時に受け取った気分」になれると言います。

そういう方は人にお裾分けすること、そのものが喜びであり、相手の喜ぶ顔を見るのが嬉しいのです。

是非、この行為は皆さん、身につけて下さい。

(追伸)

天気が曇りがちだったため、9月20日(土)は道後公園の湯築山に登った。70mほどの標高だが秋風が心地よく、松山市を眼下に見渡せた。とても涼しかった。

植物は早くも秋に備えて紅葉の準備が始まっていた。順に「葛の花」「ヤマボウシ」「ハゼノキ」あとは美しく咲き誇る「スイレン」。

降りたあとは毎年恒例の「まめ楽」でかき氷のイチゴをいただいた。とても美味しいかき氷である。今回は大将と一緒に写真も撮らせていただいた。

その後、時間があったので総合公園の椿園で芙蓉の花が美しく咲いていた。芙蓉の花言葉は「しとやかな恋人」です。本当に上品で美しい花でした。