恒例の医学部同級会(A組)に出席した。

今回は26名中11名が集まった。(雪の影響で2人欠席。)

65才になると人生も様変わりしてきたのがよく分かる。

みんなの意見をまとめてみた。

①A君・・・働き方改革の委員をしているが医師のとなると、なかなか難しいようである。時間制限等がはたして法律で決められるだろうか?

②I.S.君・・・内科開業25年。検死等に駆り出され大変な毎日。後継者も居ないし果たして・・・。と嘆く。

③I.Y.君・・・公立病院に21年務め、現在就活中。

医者も就活の時代に入った。昨年肺のCTで肺癌が見つかり、無事に手術を終えた。

④K.S.君・・・副院長とケンカしてやめ就活の結果、新たな病院に勤務し始めた。泌尿器科医。

⑤K.Z.君・・・2年前から一切仕事をやめ年金と株の配当(100万/年)で夫婦細々と暮らす。

⑥O.M.-1君・・・19年勤めた所をやめ妻の実家の県で新たな病院に就職。児童福祉の問題は奥が深く1人当たりの時間も長く大変だ、と。小児科医。

⑦O.S.君・・・某大学教授を定年となったが引き続き臨時で勤めている。しかし月収は半分に。官舎住まいで毎晩コンビニ弁当とか。

⑧I.M.-1君・・・耳鼻科開業医。去年1年間でゴルフは112回行った、と。所属コース杯で優勝したと喜んでいた。妻が臨床心理士で、私立病院の教授になって夕食を作ってくれなくなった、と。彼も夜はコンビニ弁当と。

⑨O.M.-2君・・・不妊治療専門医。東京の需要の大きさにみんなたまげていた。「不妊治療」は今や少子化対策の国の目玉でもある。

⑩I.N.-2君・・・小児科開業医。大きな声では言えないが、ワクチンの充実で子供の病気が本当に減ってしまって、経営は苦しい、と。

みんな勤務医、開業医それぞれ悩みを抱えながらも元気にやって行こう、と散会した。

尚、母校はお茶の水駅前に立派な建物として今も尚、造成が続いていて嬉しく思いました。

 

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