厚労省の最近データ「過労死等の労災補償状況」(2017)を読むと、精神疾患による労災件数は年々増加していて17年度は過去最高の1732件に達した。

職場の環境改善はもちろんだが、「うつ消しごはん」(方丈社)の著者、藤川徳美氏(精神科医)の弁では、うつ患者の食生活で偏りが多いと言う。

特にタンパク質不足が深刻です。タンパク質は心を落着かせる働きのあるセロトニンや喜びを感じさせるドーパミンなどの神経伝達物質の原料となる栄養素。抑うつ気分というのは神経伝達物質が不足することから起こりますが、原因はタンパク質不足であることが多い。ADHDの子供では高タンパク・低糖質食に加えてプロテイン・鉄・ビタミンのサプリメントで状態が改善する。パニック障害の方は高タンパク・低糖質食の導入と鉄不足を改善することで症状が和らぎます。

タンパク質の摂取には、毎日200gの肉が必要です。鉄分も豊富に含まれる牛や豚、ラムなどの赤身の肉がおすすめです。卵も1日3個以上。肉をそんなに食べれない人はプロティンや鉄サプリで補って下さい。これがうつ予防の基本だそうです。

(追伸)

孫達も恒例の「夏休み in Tokyo」を行ったようです。

東京はいいね。

(写真8枚)

 

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