イチジクは夏から出回り始め9月に旬を迎えます。

イチジクは毎年、福岡で病院長をしているO先生から送ってくれますが楽しみの果物です。

イチジクは実の内側に花をつけて外からは花が見えないため「無花果」という漢字が当てられています。別に「不老不死の果物」とも呼ばれています。それはさまざまの栄養素が入っているからです。

①食物繊維・・・イチジク100g当たり、1.9ℊ含まれていて水溶性食物繊維ペクチン(0.7g)は水分を保持し小腸において栄養素の消化吸収スピードを遅らせます。また不溶性食物繊維(1.2g)は便通を促進する作用もあります。

②鉄・・・貧血対策に重要です。

③フィシン・・・タンパク質を分解する酵素です。そのためイチジクの果汁に肉をつけておくと肉が軟らかくなります。

④糖質・・・1個あたり8.7gと少ないです。

以上、血糖値が上がりづらく、ミネラルが豊富なイチジクを夕食に食べて下さい。

(追伸)

読者の皆様にお知らせです。くに~ず新聞は現在、春号(Vol54)を配っております。

本来なら10月より秋号を配るのですが、今回は院内職員もコロナ感染対策に追われ、また原稿依頼の方々も気分的に落ち着かない状態であることを鑑みて、コロナが落ち着くまでは延期とさせていただきます。苦渋の決断をどうかお察し下さい。

一刻も早いコロナの終息を願っております。

 

 

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