新型コロナウィルスの第6波で困っている。

新規感染者数が10万人を突破した。

私も属する、愛媛県保険医協会も訴えてきた「病床削減」政策の見直し。一向に見直そうとせず、ピークアウトを待っているだけである。

度重なる医療崩壊の結果、国民皆保険制度も機能しなくなった。戦後、初めての事態だ。何と言っても厚労省の医療費削減政策に行き着く。

「病床機能再編支援事業」という名の病床削減を全く見直そうとしなかった。

つまり病床数を増やすことなく新型コロナを、やり過ごそうというのである。

近代国家の出発点は国民の生命と財産を守ることである。スゴイはずの日本は、もはや国家の体をなしていないと感じるのは私だけであろうか。

 

 

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