マナーデザイナーの岩本宣子さんの講話から引用します。

「人生は愛嬌と運で決まる」という言葉があるそうです。

「運」は確かに天が味方するかどうか?ということですから理解しやすいですが愛嬌とは?

京都大学第16代総長、平沢興氏は「人生は、にこにこ顔の命がけ」と言っていました。つまり心がいつも上機嫌にいなさい、と言うことです。

精神科や心理学の先生が最近、よく使う表現があります。気持ちがふさいだ時こそ笑顔であいさつしなさい、と。すると、ふさいだ心に風穴があきます。

笑顔の表情は脳を活性化するそうです。

嫌な表情をしていたら、周りも嫌な気分になります。

自分のためにも他者のためにも明るい表情は大切にしたいものです。

(追伸)

5月27日に清水小学校へ学校検診(小1)に行きました。小学校というものは何回行っても懐かしさがあるものです。

さて今回は生徒がたくさん白衣姿の私に寄ってきて、ある1人(Ⅰ君)が、「せんせい、チップ(うさぎ)が死んだんだよ」と興奮して話しかけてきました。いつも私もうさぎ小屋をのぞいていましたから、詳しく話を聞きました。するとI君曰く、「きのうは僕がエサをやったんだけど、どうもいつもパクパク食べるのに今日はあまり食べんな、と思っとったんよ」と。まわりに一杯、生徒が集まってきて、知らなかった子供達も「えー、死んだの」と騒然となりました。9才だったそうで、みんなのアイドルだったチップの死。これも生徒達の人生の勉強だなと痛感しました。

「死」は悲しいものです。帰りに、主のいない小屋の前を通って、私も寂しくなりました。

 

 

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