インフルエンザ予防にマスクをする人は多いのですが、そもそもマスクは効いているのか?

インフルエンザウィルスの大きさは0.1㎛ですが、マスクの網目はその50倍の5㎛です。

風邪のウィルスを含めてすべてのウィルスはマスクの網目よりはるかに小さく簡単に通過してしまいます。

それ故、マスクをしても外気中のウィルスを遮断することは出来ません。しかし、自分が咳やくしゃみをした時、空気中に飛散するウィルスを1割程度に減らせます。ウィルスも水分と一緒だとマスクを通過しにくいのです。つまり、マスクは「周りに迷惑をかけたないために役立つ」となります。

では病気でないときにマスクは無意味か?

マスクは鼻やのどを通る空気を加湿、加温してくれる加湿器なので湿気を嫌がる多くのウィルスに有効です。例えばインフルエンザウィルスは湿度60%以上になると感染力が激減すると言われています。

風邪の予防や咳エチケットにもマスクは欠かせないようです。

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「最も栄養価の高い果物」とギネス認定されているのはアボカドです。愛媛でも栽培されるようになりましたが、一般流通しているのはメキシコ産のハス種と呼ばれる品種です。アボカドは抗酸化作用があるビタミンEが豊富で100g(小さめ1個)で成人女性の1日の摂取目標の半分を摂ることができます。他にも葉酸やカリウムも豊富です。
「森のバター」と称される通り、脂肪分が20%と多いのも特徴です。脂肪酸はオレイン酸で善玉コレステロールに影響を与えることなく悪玉コレステロールの増加を防ぐ働きがあります。また腸壁をなめらかにして便秘予防効果もあります。
100gあたり、187kcalあるので少ない量でしっかり栄養が摂れるため食の細い方や小さいお子さん、高齢の方にもおすすめです。
アボカドはゆで野菜やサラダ、魚介のどんぶりなど、さっぱりした料理に加えると全体にコクが出て満足度がアップします。その他、しょう油で味つけしたり、アンチョビやベーコンなどと一緒に炒めてもおいしいそうです。
是非、「森のバター」食べて下さい。

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いちょうの舞い散る中で遊ぶ ゆうちゃんでした。(和霊神社、和霊公園にて。)

 

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昔から「お酒の強さは生まれつき決まっている」が定説でした。
しかし毎日飲むと確かに少しは強くなります。お酒の強さはアセトアルデヒドを分解する酵素の働きで決まります。アルコールは体内で変化してアセトアルデヒドとなり頭痛や吐き気を引き起こします。これがアルデヒド脱水酵素2型(ALDH2)。
ALDH2の働きは個人差が大きく確かにその「強さ」は先天的に決まっています。では最初に話した「少しは強くなる」はどうしてか?
近年、もう1つの酵素の存在が判明しました。その酵素は「ミクロソームエタノール酸化系酵素(MEOS)」と言い、定期的にお酒を飲むと増えてきて酔いづらくなるのです。
かと言ってMEOSは無限に増える訳ではなく、過度のお酒の練習はアルコール依存症につながる恐れがあるので、やはり飲み過ぎには注意して下さい。

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(追伸)

11月13日(日)は七五三で、ゆうちゃん(7才)は、あでやかな姿になりました。

かわいいですね。

 

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今日11月14日はWHOが定めた日で、世界糖尿病デーです。インスリンの発見者フレデリック・バンディングの誕生日に当たり2006年12月の国連総会で公認されました。

世界各地でブルーライトアップを灯す行事が行われます。東京タワーもしかり。

さて今日は糖尿病にちなんで「砂糖税」のお話です。

WHOが10月11日に肥満や糖尿病を減らすため砂糖の入った飲料に対して課税を進めるよう各国に呼びかけました。理由は砂糖入り飲料の消費は「肥満や糖尿病の主因」で「政府が課税すれば命を救える」と考えたからです。WHOは昨年3月に1日当たりの糖分の摂取量を1日の総カロリーの5%未満に抑えると虫歯や肥満の予防効果が高いと指摘しています。

欧米では砂糖税を導入している国は多く、フランス・メキシコ・ハンガリー、米国カリフォルニア州バークレーなどに続いて英国でも2018年から導入が決定されています。

英国は「欧州の肥満大国」との異名があり肥満対策費に年間約6兆円を使っているそうです。

はたして日本は業界の反発もあり、どうなるでしょうか?

いずれにしても各自が糖分の摂取に関心を持つことはとても大事だと思います。

 

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11月5~6日と(娘のつわりが治まって)久しぶりにゆうちゃんがやって来た。

「ゆるキャラグランプリ」や「猫展」そして例の「ハゼの木」を見に行った。

私と立っている写真を見て、みんながゆうちゃんの背が伸びてきたと言ってくれた。

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「睡眠時間は十分で、しかもしっかり眠ったはずなのに寝起きが悪い。日中も眠い」といった経験はないですか?
有名な睡眠時無呼吸症候群(SAS)は当然なのですが、それ以外について考えてみます。
通常目が覚めると副交感神経から交感神経にスムーズに切り替わります。ところが東洋医学的に言う「脾の運化(うんか)作用の低下や気が停滞した状態」の場合、その切り替えがうまく行かず、目が覚めても副交感神経が優位な状態を求めてしまう。つまり睡眠を求めてしまい眠いのです。この状態を改善するには脾臓や気を活性化させなければなりません。五味(甘い、すっぱい、苦い、辛い、しょっぱい)のうち「甘い」に属する食品を取ると良い。芋、とうもろこし、バナナ、キャベツ、シイタケ等です。
漢方薬では補中益気湯(ほちゅうえっきとう)が効果を発揮します。朝鮮人参が生薬として含まれていて停滞した気を持ち上げてくれます。
補足ですが気持ちの切り替え(オンとオフ)が下手な人も同じ現象が起きます。考えても仕方がないことにいつまでもとらわれていたりしないことです。
参考にして下さい。

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(その1)直近の検診で来年生まれるbabyは「女の子」だそうです。

ゆうちゃんの「お願いパワー」恐るべしです。仲良し姉妹になりますように!

(女の子で)バンザイをしている、ゆうちゃんでした。

 

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(その2)昨日10月30日(日)の愛媛新聞第21面の「門」に私の投稿が載りました。

内容はブログの10月17日号で取り上げた「ハゼの木」についてです。

是非、御覧下さい。

 

糖尿病の合併症に目や腎ぞうがあるが最近、耳、即ち「難聴」が注目されている。
糖尿病医学雑誌「Current Diabetes Report」(2016年1月号)に「2型糖尿病は難聴を合併するリスクが高い」と出された。
日本でも新潟大のチームが2万194人を対象に分析した所、糖尿病の人はそうでない人より聴力障害リスクが2.15倍高く60才未満ではそのリスクは2.61倍に上昇したとある。何故起こるのか?難聴は「伝音難聴」と「感音難聴」があるが、糖尿病由来は「感音難聴」である。これは内耳の感覚細胞から大脳までの音を感知する神経の障害である。「内耳動脈硬化」「血管条の毛細管肥厚」などが報告されている。
次に難聴からうつや認知を呼び起こす可能性です。聴力が低下するとコミュニケーションが取れないため人との関わりが少なくなり不安、孤独からうつ病を発症する。また耳からの刺激が減ることで脳の認知機能が衰えて認知症になる。
逆に「聴力の低下」→「糖脳病の発見」の場合があります。
聴力が低下した人はまず糖尿病の精査もして下さい。

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10月18日で、ゆうちゃんは7才になりました。

当院職員をはじめ、患者さん、薬関係の多くの方からお祝いをいただき、ゆうちゃんは幸せ者です。3月にはお姉ちゃんとして頑張って欲しいと思います。

本当にありがとうございました。

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下の写真は、和霊神社(宇和島)でおみくじを引いて「大吉」だったと喜んでいるゆうちゃんでした。

 

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今年8月12日号で、ゆうちゃんが「赤ちゃんが出来ますように」とお祈りをしている写真をブログにアップしました。
どうやらその願いが通じて、娘が懐妊した模様。来春にはbabyが誕生しそうです。はたして、ゆうちゃんの望む「女の子」かどうかは不明ですが、ゆうちゃんの願いが通じたようです。(神様に感謝です。)
きっと小1のゆうちゃんなら色々と面倒をみてくれそうな気がします。下の絵は喜んで準備に入っている、ゆうちゃんでした。
いずれにしても安産を祈願しています。

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8月20日(土)、坊っちゃんスタジアムで愛媛マンダリンパイレーツと香川オリーブガイナーズの試合が行われた。
試合が始まる前には恒例で選手の紹介と国歌斉唱が行われるが、今回、当院の看護師長、大野純子さんが国歌「君が代」を白衣で斉唱した。大野さんは演劇ネットワークOFFICE59のスタッフでもあり、声量のある素晴らしい歌声で観客を魅了しました。
尚、試合は愛媛が3対1で快勝しました。

 

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(追伸)
ゆうちゃんの長い夏休みも終わりました。夏休みシリーズの最終版です。
朝顔も種をつけ収穫したようです。よく水をやりましたね。
また2学期もがんばろう。

 

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まだまだ暑い今年の夏。我々、昭和の人間が行ってきた方法をNPOおばちゃんの知恵袋の会、理事長・村尾宏氏が解説しています。

①ウチワにハッカ油(ミントスプレー)

ウチワや扇子にハッカ油やミントスプレーを吹きかけてあおぐとひんやり感が得られる。これは江戸時代から行われていました。

②ステテコ

ズボン下に吸湿性の高い綿のステテコをはく。ベタベタ感がなくなる。(ユニクロ等もオシャレ。)

③頸動脈を冷やす

熱中症対策でよくやる手ですが、ペットボトルの冷えたのを首や手首、足首にあてる。動脈を冷やすことで体が冷える。

④扇風機を窓に向かってつける

部屋がムシムシしたときは窓を2ヵ所開け、風が抜ける方の窓に向かって扇風機をつける。すると、こもっていた熱気が外に抜ける。

⑤重曹風呂

風呂に食品用重曹を大さじ3杯入れて入浴。重曹が皮膚からの水分蒸発を活性化させることで体内の熱が放散され湯上りにさっぱり涼しい感覚が得られる。

以上、試してみて下さい。

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(追伸)
ゆうちゃんは夏休みで私の家に5日間ほど居ました。その間に散歩や外食、セミ獲りなど充実した毎日でした。
お盆の15日は恒例の海水浴にも行きました。
ゆうちゃん曰く、「夏はやっぱりかき氷とセミとりと海だよね。」

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年に1回、恒例のゆうちゃん宅一泊ツアーを今年は8月6日(土)に行った。
この旅には実は2年前から私が病気のことでセカンドオピニオンを仲介した縁で久しくなったYさんの存在がある。Yさんの娘さんと私の娘は親友でもある。Yさんがその時の「恩義」ということで年に1回、会食接待をしてくれている。今回は宇和島市内の海鮮割烹「一心」で行われた。このお店は創業33年という老舗で、ものすごく新鮮な海の幸が次々と運ばれてきて、お酒も進んだ。おかみの三浦一恵さんはとても気さくで笑顔の美しい女性です。
さて、この「一心」-何とNHKの名番組「鶴瓶の家族に乾杯」の収録がこの間、この店で行われたとおかみさんから聞いた。ゲストはモーグルの上村愛子さん。確かに、全くの事前連絡もなく「ぶっつけ本番」は本当のようであった。
8月29日(月)NHK(午後7時30分)の放送を是非、見て下さい。私もとても楽しみにしています。
最後に楽しい一夜を提供してくれたYさんに心より感謝申し上げます。またお元気で来年も会いましょう。

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