糖尿病患者さんの平均寿命は一般人と比べて男性が8年、女性が11年短いという統計がある。

日本の糖尿病患者数は1000万人。境界型も含めると2000万人とも言われている。

では糖尿病の方は何の病気で亡くなっているのか?それを知ることは、糖尿病患者の寿命を延ばすことにもつながるため重要と考える。

当院の職員に尋ねてみると、腎ぞうをやられて透析になる方が多いので腎不全が1位では?という答えや心筋梗塞では?という答え等、さまざまであった。

正解は1位が悪性新生物、2位が感染症、3位が血管障害(心、脳、慢性腎不全)であった。悪性新生物の中では肺癌が最も高率で、次いで肝癌、膵癌の順である。

一方、心筋梗塞等の虚血性心疾患による死亡は大幅に減少しています。

以上をふまえて患者も医師も合併症管理を行っていけば、ひいては日本人の平均寿命も更に伸びると思われます。

(追伸)

5月12日(土)、三越へ行ったついでに萬翠荘でのバラ展を思い出し、訪ねてみた。

「高貴なバラたち」をテーマに会員が育てたバラが見事であった。

気に入ったバラを載せました。一服して下さい。野外でも即売が行われていました。

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ゴールデンウィークにやってきた、ゆうりとまりか。

遠出は全くしなかったが、色々と楽しむことが出来た。

ゆうりのピアノの練習。一曲弾いてくれたがとても上手であった。彼女は指が長いので、きっと弾きやすいのだと思う。

オンプ君の散歩も毎日、付き合ってくれた。

面白かったのは将棋。「やってみないか」と誘ったら即座に「教えて」と。駒の動かし方から教えて、半日後にテストしたら完璧に覚えていた。

一局、指してみたが、なかなか筋があるな、と感じた。真剣な眼差しであった。

次にまりか。イチゴがとても大好きで、いくらでも食べる。「イチゴ欲しい人?」と尋ねると手を挙げる動作が可愛い。

さて今回、いただいていたスイカを割って食べさせたらどんな反応をするか?生まれて初めて見るスイカを切ってから食べるまでの動画をお楽しみ下さい。

切れ端を食べるのも、まりからしいと思いました。

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5月の連休に孫達がやって来た。

活発な、まりたんのために自然の中で遊ばせようと、重信川の河川敷へ行った。

小学校の女の子が2人遊んでいて、「何してるの?」と尋ねると、何と「四つ葉のクローバーを捜している」と。捜すこと20分。やっと四つ葉のクローバーを見つけたゆうちゃん。女の子達はポケットにたくさん入れていた。さて、まりかは、いつも通り裸足で色々な花を摘んでいた。

さて裸足で遊ぶといいのか?鹿屋体育大学の西澤昭教授が次のように書いている。「裸足で活動すると足の裏のメカノレセプターと呼ばれる受容器が刺激され体のバランスが良くなる。すると足の裏の筋肉が発達。走る、跳ぶ、投げるといった運動能力に関係してくる」と。

ウィンゲートキッズの遠山健太氏によると、「裸足で運動遊びをすることは、子供の運動能力にプラスに働きます。走ったり跳んだりする動作は足で地面をしっかり蹴らないといけない。裸足で過ごすことによって足指が自然と使われて足裏の感覚が養われる。」と。

できるだけ、ケガのない安全な場所を確保した上で子供は裸足で遊ばせるのがよいようです。

がんばれ、まりたん。

(写真8枚)

人類太古より月の光は重要であった。

「月の光」を頼りに・・・といった場面は多かった。しかし電気照明が普及しはじめると人々は月にだんだん関心を払わなくなった。

ゆうちゃんも十五夜は見てもふだんはあまり関心がなさそうだ。

この「月」の圧倒的な存在感を示したのが、東日本大震災の時の計画停電であった。人工照明の一切消えた町全体を煌々(こうこう)と昼間のように照らす満月を見て改めて自然の力の偉大さをみんな再認識した。

この月に関する美しい曲を多く書いたのはシューベルト。また画家ルオーは20世紀の画家であるが「月明かり モンタナの思い出」の中に神秘的な月の風景を描いている。

もう1度、「月」を再認識してみてはどうだろうか?

今年もウナギは獲れなくてうな重は食べれそうにないと言う。絶滅が心配されているニホンウナギ。グアム近くの太平洋の産卵場所から2千km以上を回遊してきた後、成長のため川を遡上すると一度定着した狭い範囲に長くとどまる傾向が強いことがわかった。

神戸大、東大の研究チームが親ウナギに超音波発信器を着ける新手法で調べ専門誌に発表している。

今までニホンウナギは川で成長し10年前後で産卵のため再び海へ下るが一生の大半を過ごす川の様子がほとんどナゾであった。

チームは2012~13年に発信器をつけたウナギを放流し、河川に受信機を置いて追跡した。

18匹は平均で長さ744m、最小で112mの範囲を行動圏にしており狭い場所に定着していることが分かった。

つまり、「ウナギの寝床は狭い」が科学的に実証されたのだ。ウナギを守るためにはウナギの隠れ家となる岸辺や川辺をコンクリートで固めることを避け定着しやすい環境を長時間維持することが重要だ、と神戸大の板倉研究員が話しています。

私も同感です。みんなで自然保護に取り組みましょう。

(追伸)

4月21~22日の大阪出張の際に時間をみつけて神戸に行ってきました。

平成7年(1995年)の神戸淡路大震災のあとに出来たメモリアルパークを見たかったのです。桟橋の亀裂もそのままに保存されていました。当時、西宮市に救援活動に行ったのが懐かしかったです。

神戸はすっかり元気ですばらしい街に戻っていました。ポートタワーもすばらしいです。

「何事も完璧にやろう」は決して悪いことではないし、会社も目標として掲げていると思います。しかし完璧主義が幸運をつかむうえで逆に足かせになる話をします。「完璧主義者」たちが人生の成功者になることは意外に少ないのです。

その最大の欠点は「行動力が落ちる」点にあります。「ミスをしたくない」気持ちが強すぎるあまり、完璧な準備が出来ないと全く動き出せなかったり、アイデアを実行する前にあれこれとネガティブな要因を並べ立てて実行をやめてしまったりするのです。

いくら時間をかけて準備をしても失敗の確率をゼロにすることは不可能です。実行に移してから足りないことに気付いたら次回に生かせばいい。完璧主義の人の多くはマイナス思考に陥りやすく失敗を恐れて自分で自分に足かせをはめてしまうことが問題です。

以前に書きましたが脳は所詮、ネガティブ臓器なのです。

あと完璧主義者の大きな問題は「他人にも完璧を求めたがる」ことです。自分に厳しく更に他人にはもっと厳しくなりがちです。ミスをした相手に温かく接することで強い信頼関係が生まれます。

常に他人を思いやって行動する人はピンチに陥っても誰かが手をさしのべてくれます。器の大きな人間になって下さい。

(追伸)

まりかも、すくすく育っています。

「いないいないばあ」もやっています。

ゆうちゃんがいい遊び相手ですね。

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日本各地に100種類以上あると言われる麩。

古くから栄養食や病人食として、また肉に代わる食材として精進料理などに使用されてきた。

私は愛光寮の中1のときにこれが味噌汁に入っていて、初めて対面した。はっきり言ってあまりおいしいとは思わなかった。鯉のエサだと先輩から聞いて尚更だったが、たびたび登場してきた。

「ふ」の主原料は小麦粉と水。これをよく練り合わせ粘りが出た所で布の袋に入れて水中で揉むとデンプン質が流れ出しグルテンが残ります。このグルテンに小麦粉や米粉をこね合わせたものが「ふ」の生地となり、蒸したりゆでたりすると「生麩」に、焼くと「焼き麩」になります。

「ふ」は肉より低脂肪で消化する際の負担が少ないので胃腸の調子が悪いときやダイエットにおすすめです。

現代人は肉の摂取量が多く飽和脂肪酸を摂り過ぎているので「ふ」を利用するとよいようです。

数ある「ふ」の中でも弾力のある車麩は肉の代わりに最適です。色々な料理を検索して作ってみて下さい。

(追伸)

春休みに娘達は東京で楽しい、一時を過ごしたようです。

キッザニア、アンパンマンミュージアム、ディズニーランドと。

まりたんも喜んだようです。

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「活性酸素」は酸素がエネルギー代謝で使われるときなどに放出され、コレステロールや体の細胞を酸化し血管や細胞にダメージを与えます。やがて老化やがん、生活習慣病などの病気にも関わってきます。

この酸化を防ぐ一助となるのが抗酸化物質です。色々ありますがビタミンCはその代表です。

ビタミンCを1日600mg~1000mgとると健康に役立つことは研究で報告されています。

ビタミンCは抗酸化力の強さに加え、アミノ酸やコラーゲンなどの合成・保持に関わるため不足すると健康を害する。有名な中世の大航海時代に起こった「壊血病」がその例です。当時はビタミンCは発見されておらず皮膚や粘膜の出血、体重減少、貧血、傷の治りにくさ等を引き起こしました。

厚労省はビタミンC欠乏症を防ぐために1日100mgを推奨していますが老化防止や疾病予防ではもっと摂って下さい。

ビタミンCはピーマンなどの野菜やレモン等の果物に多く含まれますが、そもそも野菜摂取量が現代人は減少しています。サプリで1000mgを一気に摂っても余分なのはすぐに排出されるので1日3食の野菜を増やすのがベターです。更に食後に果物も理想です。

(追伸)

ゆうりも学校が始まり3年生になりました。

娘から宇和島の有名な天赦園の上り藤の写真が届きました。

満開でいい香りだったとか。(愛媛新聞にも載っていましたね。)

まりかも靴を脱いで楽しそうです。

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糖尿病ではアルツハイマー型認知症のリスクが3.5倍高まるというのは最近、よく知られるようになりました。

さて肝ぞうに脂肪が溜まる病気が脂肪肝です。脂肪肝になるとインスリンが効きづらくなりインスリン抵抗性の状態が作られます。

元来、脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積しますが他にも筋肉や心臓にも付着します。「異所性脂肪」と称されます。

筋肉に脂肪がたまるのを仮に「脂肪筋」と呼びましょう。糖尿病の方は脂肪筋になっている人が多いのです。これはいけないのか?

筋肉細胞の中に脂肪が過剰にたまるとインスリンの働きが極端に抑制されます。脂肪筋になると、脂肪肝以上にインスリンが十分に働かないのです。筋肉の運動としてはやはりスクワット、特にスロースクワットがお勧めです。大腿四頭筋に付加がかかり乳酸が発生し成長ホルモンの分泌を促します。すると脂肪筋が燃焼して糖尿病が改善されます。是非、実行下さい。

(追伸)

4月1日(日)に、孫達がやって来ました。

今年は桜前線が活発で、松山はどこも満開。

ゆうりの大好きな城山へ登りました。まさに桜の宴でした。

花と言えば当院の屋上の花壇もチューリップが満開でした。

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