果物を食べすぎると糖尿病の人は血糖が上がり悪化することは誰でも知っている事実です。

では健康な人が果物を摂取することは健康面ではいかがか?という論文は少ない。

そんな中、果物摂取と糖尿病への影響を検討した論文が「プロスメディシン」という米国の医学雑誌(2017年4月11日)に掲載された。この研究は中国の10地域から30~79才の約50万人を対象に約7年間の追跡調査を行った。

研究開始時に糖尿病がない人が48万2591人、糖尿病の人が3万300人でした。「年令」「性別」「BMI」や「家族歴」などの因子で統計的に補正を行い解析されました。

(結論)健康人では、果物の摂取が多いほど糖尿病発症のリスクが低く、すでに糖尿病を発症している人も死亡リスクも低いことが示されています。過度な果物摂取は血糖値を上げてしまいますが適度な果物摂取は糖尿病に良い影響を与える可能性があります。

我々主治医も糖尿病の方に完全禁止ではなく、適量を指導していきたいと思っています。

(追伸)

ゆうちゃんは昨年の夏は、まりたんの懐妊のため、どこへも行けなかったので今年は21~24日と東京へ出かけました。

聖路加にいる長男と夕食会、ボーネルンドで飛び跳ね、フジテレビ見学、お台場レゴで遊び、キッザニアでお仕事体験。ソーセージ屋さんや眼科医等々。

最期の締めくくりはやはりディズニーランド。東京を満喫したゆうちゃんでした。

まりちゃんは将来、写真を見て自分に気付くのでしょうか?

(写真12枚)

 

 

8月14日。いよいよ楽しみの海水浴の日。あまりの晴天なら、まりかは出れないね、と心配していたがちょうど曇りのうってつけの日和。

テント張りの手伝いに当院ナースのいろはちゃんも加わり、今治へ出かけた。

さてこの日はスイカ割りをゆうちゃんにさせようと1ヵ月前から計画していた。その話を聞いたO君が、何とゆうちゃんのために特製バットを造ってくれた。ひと泳ぎのあと、目隠しをされたゆうりが渾身の力で打ちつけ見事にスイカ割りに成功した。このスイカはとても甘くておいしかったです。O君ありがとう。

次に、まりかが果たして初めての海にどう反応するか?が楽しみだったが、やはり最後は大泣きであった。

さて最近、水難事故が多いため、娘やゆうりから私が沖へ向けて泳がないように何回も言われていたが、ある瞬間、沖へ向かって泳いでみた。それに気付いたゆうちゃんが大あわてで私を制する姿。やさしいゆうちゃんでした。-動画でお楽しみ下さい。

(写真10枚)

 

孫達が8月12日よりやって来た。

まりかも、すくすくと育っています。ゆうりは大好物のとうもろこしをむしゃむしゃと。

早速、翌日、13日は定番ながら娘も連れて三越食堂へ。ゆうちゃんは、これまた定番のお子様ランチ。そのあと、城山登山。今回は私とゆうりはリフトで、娘とまりかはロープウェーという変則となった。頂上は夜間のイルミネーションに合わせて色々な工夫、展示がなされていた。ゆうちゃんはバルーンに乗った時に、その昔(2013年11月4日)、佐賀のバルーンフェスティバルに行った時(3才)の記憶を想い出してはしゃいでいた。景色も最高でゆうりは早速、望遠鏡で楽しんでいた。下山してから今度はゆうりとセミ取りへ。4匹ゲットして大満足であった。夕方から道後の温泉へ、ゆうりと電車旅をした。お盆のためか満員であったが、「風呂のあとの麦茶は最高だね」と一息つきました。

明日はいよいよ今治へ海水浴だねと大興奮のゆうりでした。(続く)。

(写真14枚)

 

日本人は何故、ご飯とみそ汁が定番なのか?

ご飯にはほとんどの必須アミノ酸が含まれていますが、リジンと呼ばれる必須アミノ酸だけが欠けています。リジンがたくさん含まれているのは大豆。それ故、昔からご飯とみそ汁がセットになっているのは理想的な食事形態です。

さて更に踏み込んだ完全食となると、ここにヨーグルトを加えて下さい。ヨーグルトには日本人に不足しがちなタンパク質やカルシウムが豊富に含まれ腸内細菌を整えてくれる乳酸菌などの善玉菌も一緒に摂れます。現代人に特に足りないのがカルシウム。これが不足するとすぐにイライラしたりストレスに弱い体になってしまいます。女性や高齢者は骨粗鬆症にもなりやすくなる。

結局、ヨーグルトはカルシウムやタンパク質を摂れることと、腸内環境を整えて腸を活発にするという2つの観点から最適な発酵食品です。

さて腸内環境は排便でチェックできます。いつも臭いがするようだったら善玉菌が不足している証拠だと思います。

以上の観点から商品をあげると、「タンパク質とカルシウムが豊富で善玉菌が一緒に含まれている」のは、「明治ブルガリアヨーグルトバランスランチ」かと思います。

参考にして下さい。

 

(追伸)

みなさん、1週間の御無沙汰です。

お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

お墓参りや実家への帰省或いは旅行等、忙しくされたと思います。

私は孫達と楽しい3日間を過ごしました。

来週(月)(木)と2回に分けて公開したいと思います。お楽しみに。

(写真2枚)

 

周りから指摘されて気付く口のニオイ。

口臭の原因は口内環境が7割、消化器の状態による体質的なことが3割と言われている。

さて口臭の原因の最も多いのは舌苔(ぜったい)です。鏡で舌を出して見て下さい。白い舌苔が付いていませんか?

舌苔は口腔内の細菌や新陳代謝ではがれた細胞、食べ物のカスなどが付着したものです。

口内が汚れていたり体調が悪いときは急激に増えて口臭は強くなります。

口内環境の原因では他に「歯周病」「唾液分泌の減少」「胃炎」「便秘」「逆流性食道炎」等々。さて自分ですぐ対策が取れるのは舌苔の清掃と唾液分泌の促進です。

舌ブラシで1日、数回こすって取り除いて下さい。食事は食物繊維が豊富な野菜など、かみ応えのある物を意識して食べると舌苔は自然とはがれます。

次に梅干しや昆布など唾液がよく出る食べ物も口臭軽減につながります。また直接、唾液腺をマッサージする(耳下腺、顎下腺)のも1つの方法です。

これからはお口のエチケット、重要だと職員にも徹底しています。

 

(コメント)

ゆうちゃんはプールが好きで、毎日のようにプール通いです。本番のお盆での海水浴に向けて特訓中です。

さて、「女は2人集まると密談をする。」というジョークがあります。

ゆうりとまりか。何をヒソヒソ?

次回ブログは8月17日(木)です。

(写真2枚)

 

 

よく昔から私は母親に「食後に果物」と言って果物を食べさせられた。今でも習慣で夕食後には必ず摂っている。

さてよく患者さんから果物は糖分が多いので太りやすいのでは?と質問を受ける。

「果物が太りやすい」というのは古い説です。現在アメリカの糖尿病学会では果物を1日に300g食べることを推奨しています。その理由は果物に含まれる「果糖」は血糖値を上げにくいタイプの糖だからです。

一般にケーキ等で血糖値が急上昇するとインスリンが大量に分泌します。すると余った糖の1部が脂肪として蓄積され肥満につながってしまうのです。その点、果物は血糖値の上昇が緩やかなので比較的安心なのです。

あるデータでは食事に果物をプラスすると食後血糖値が上がりにくくなり下がり方も緩やかになるそうです。

血糖値と言うのは乱高下がダメなのです。動脈硬化や認知症のリスクが高まります。

さて果物の中では食物繊維が豊富なキウイがおすすめです。食物繊維は血糖値の上昇を抑える働きがあります。キウイはビタミンCやカルシウム、カリウムの含有量もトップクラスの優秀なフルーツです。

いずれにしても母親の「食後に果物」は正解なのかも知れないと最近思っています。

7月24日~7月28日まで居た孫たち。

ゆうちゃんはますます成長し、小学2年生にもなると色々の分別が出来るものだと感心した。

さて25日の夕方、みんなで散歩に出かけた。今回、どうしても行っておかないといけない所。それは、ゆうちゃんがお祈りをして、まりかを授かったお寺。

道すがら「ゆうちゃん、よ~く神様に感謝するんだよ」と言い含めておいた。いよいよ到着し、みんなで神様に手を合わせた。後で、ゆうちゃんに「何を神様に話したの?」と尋ねた所、「神様、まりりんを産んでくれてありがとう。これからも、まりりんがげんきでいますようにお願いします。」と言った由。とてもすばらしいお願いだと思うと共に、ゆうりの成長を感じた。

まりかはと言うと写真のようにぐっすり眠っていたが、きっと神様は「よう来たな!」と言ってくれたと信じている。

世の中には「神も仏もあるものか」といった極論もあるし信仰は自由であるが、孫たちにはいつも神様に感謝するという気持ちを教えて行きたいと思っている。人間の世界には理屈ではかなわない事を私は随分経験して来ましたので。

尚、最後の4枚は患者のMさん(75才)が桐の木から独りで手造りで、まりかのために造ってくれたクニーズ号とゆりかごです。2つ共、喜んでいました。Mさん本当にありがとう。

以下、色々の写真をご覧下さい。 (写真12枚)

次回はまたお盆に2人仲良くやって来るそうです。楽しみにして下さい。

 

7月22日(土)、恒例の院内暑気払いが行われた。

翌日の大暑を控え、最高気温35度の暑い日であった。あいさつで「猛烈な暑さによる邪気を冷たい飲み物で打ち払おう」と暑気払いの宣言を行った。

さて、私の浴衣は実は、家内の亡き父、故、後藤田先生が晩年作っていて、1度も袖を通すことのなかった幻の浴衣なのです。天国で浴衣を見て喜んでくれたでしょうか?

さて、恒例のゆかた賞では優勝が婦長、大野さん、準優勝が神東さんであった。当院の浴衣賞選考は2人1組でBGMが流れる中、ランウェイを歩く、という洒落たものです。さながらファッションショーです。最後に私が初代ジャニーズ、あおい輝彦の「あなただけを」を美人バックダンサーを後ろに熱唱(?)した。

近年、ゆかたの復活が叫ばれているが当院は全員、浴衣なのです。ゆかたの競演を写真でお楽しみ下さい。

(写真16枚)

 

   

勉強の哲学「来るべきバカのために」(千葉雅也著、文芸春秋、2017年4月)を読んでみた。

1978年生まれの哲学者による優れた勉強法の本である。著者が教えているのは「なぜ勉強しなくてはならないか?」というそもそも論についてである。著者は深く勉強するとノリが悪くなり、深く勉強しないとノリのいい生き方が出来ると言っている。「深く」勉強すると流れの中で立ち止まってしまう。一昔前の表現に言い換えると「インテリになると周囲から浮き上がる」ということである。そして「言葉遊び的」つまり「言語偏重」になっていく。

日常生活でも遠距離恋愛や単身赴任のときメールでやりとりしているパートナーの文体に変化が生じたときは相手に親しい人ができ、その人の影響を強く受けるようになったと考えて間違いない。思想の特徴は文体に表れるとはよく言ったものです。

私は最近、浅く広く勉強するようになっています。

(追伸) 写真6枚

ゆうちゃん家に学校帰りの友達が大勢来るそうです。

この日は10人。はたして、まりたんは・・・?

やはりワイワイ声に大泣きでした。

さて夏休みに入って7月24日から2人が我が家にやってきました。

今度はお風呂は2人入れないといけないので私も忙しいです。

まずは数枚紹介します。

ふろ上がりのまりかは気持ちよさそうです。

 

 

幼少の頃に唇が荒れた時に、母親にはちみつを塗ってもらいました。おいしいものだから、すぐにぺろぺろなめて怒られたものです。

さて、はちみつの蜜源は日本ではレンゲ、アカシアなどが主流ですが世界で最も多いのはクローバーはちみつです。

はちみつは8割が糖質で果糖とブドウ糖が半々に含まれています。残りの2割はほとんど水分でタンパク質、ミネラル、ビタミン、ポリフェノールなどがわずかに含まれます。単糖類は体内でこれ以上分解されないので食後20分で吸収されエネルギーに変換されます。胃腸への負担も軽いので食事が摂れないときのエネルギー補給に向いています。

カロリーは、はちみつ100gで294kcal。砂糖は384kcalなので砂糖の代わりに使うと料理のカロリーカットにつながります。また、砂糖に比べ血糖値の上がり方が穏やかです。唯、難点は砂糖より中性脂肪を上げやすいので摂りすぎは要注意です。

さて最初に書いた唇の荒れですが、実際、雑菌感染から傷口を守る効果が期待できます。強いとろみが膜となり傷口を乾燥から守る効果もあります。

栄養剤、甘味剤として妊娠授乳期、肉体疲労時、病中病後などの栄養補給にも適しています。

はちみつは太古から人類が利用してきた天然甘味料なのです。