聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が7月18日に105才で死去された。

全国行脚で講演をされ、松山にも来られた。

平成7年3月のオウム真理教による「地下鉄サリン事件」の際には院長として聖路加国際病院を開放し、被害者対応のリーダーシップを執ったことは有名である。外来を中止し、被害者640人を受け入れたのである。

最期は延命を望まず自宅で家族に見守られながら静かに人生の幕を閉じたそうである。

我が家にとっても重大な関心事であるのは現在、長男が3年契約の最後の年で聖路加病院で医師として働いているからである。

彼にとっても日野原先生の最後の年を共に過ごせたことは最大の幸せであったと思う。

最後に、家内が聖路加病院を訪問した時に買った日野原先生百歳記念のハガキを掲示します。

(写真3枚)

 

(追伸) 写真4枚

宇和島にベートーベンの神童出現!(笑)。

必死に髪を振り乱して鍵盤に向かっている、まりかです。(笑)

いつも、ゆうちゃんに優しくされている幸せ1杯のまりたんです。

心臓に良いことー色々あると思いますが、何と言っても睡眠です。

厚生労働白書によると1日の睡眠が6時間未満の場合、狭心症や心筋梗塞の有病率がアップするとあります。睡眠が更に短いほどアップします。

米ハーバード大の研究でも5時間以下の人は8時間以上の人よりもリスクが1.45倍と出ています。

何故か。それは自律神経のバランスです。睡眠中は交感神経の活動が低下し副交感神経の活動が高まります。しかし睡眠不足になると交感神経の優位の時間が長くなってしまいます。そうするとアドレナリンが多量に分泌され心拍数を増加させ血管を収縮させ、血圧が上昇します。例えば睡眠時無呼吸症候群(SAS)の人が心筋梗塞にかかりやすいのが良い例です。

心臓外科医に尋ねると心臓の手術を受ける人は夜型の生活をしている人が多いとか。

そして睡眠不足は食欲を増やし過食につながります。過食→高脂血症、糖尿病となり、やはり心臓病のリスクとなります。

皆さん、やはり睡眠は最低6時間は取って下さい。どうしても眠れなければ主治医と相談し睡眠導入剤も必要かも知れません。

何事もころばぬ先の杖です。

(追伸)  (写真5枚)

ゆうちゃんは7月9日(日)のピアノの発表会も、うまく行ったそうです。

まりたんのお世話もよくやっているようです。

 

まりたんが生まれたのが3月20日。生後100日を祝って先日、お食い初めが宇和島で行われた。

百日祝い(ももがいわい)は日本だけでなく中国、韓国でも生後100日目に行われる儀式。日本ではお食い初め(おくいぞめ)の愛称で知られている。

「真魚(まな)始め」や初めて箸を使うので「箸初め」とか、その他「歯がため」と呼ぶ地域もある。

お食い初めは100日まで元気に育ってくれた喜びとこれからの健康、特に一生食べる物に困らないようにという願いを込めて行われます。

さて写真をみると、どうやらゆうちゃんがまず食べようとしてますね。ゆうちゃんだめだよ!

最後に、まりたんもよだれが多くなりスタイをし始めました。

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少年期に夏の海水浴で泳ぎすぎて冷えた体によく「甘酒を飲め」と海の家で提供された。とてもおいしかったのを覚えている。

甘酒には麹(こうじ)甘酒と酒粕(さけかす)甘酒がある。

麹甘酒は麹菌の作用で米のデンプンを分解してブドウ糖に、米のタンパク質を分解してアミノ酸にするので消化器にあまり負担をかけずに栄養を吸収できる。また麹菌が代謝の過程でビタミンB群を生成するため、夏バテ防止の栄養ドリンクとして江戸時代には人気があったそうです。また麹甘酒の糖分は80%がブドウ糖で残りの20%はオリゴ糖です。オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになるので腸内環境も整います。

一方、酒粕甘酒で注目すべき成分はヒトの小腸内では消化吸収されにくい食物繊維様の生理作用をもつレジスタントプロテインです。この成分は血中や肝ぞうでコレステロールの蓄積を抑制します。その他、葉酸や肌荒れの改善に役立つビタミンB6も多く含まれています。

麹と酒粕を比べると葉酸やビタミンB2、B6群は後者の方が顕著に多くタンパク質も多く含まれます。

一方、胃腸の調子が悪く即座に糖分を補給したいときには消化吸収が早い麹甘酒がおすすめです。

是非、甘酒を召し上がって下さい。

吐き気、嘔吐、下痢、激しい腹痛ー。年間を通じて最も多い食中毒の原因は「ノロウィルス」なのです。

2015年の食中毒件数1202件のうち481件(40%)を占めていて患者数では総数2万2718人のうち1万4870人(65.5%)に上ります。

ノロウィルスは生ガキに多く生息するため何となく「冬の食中毒」の代表と思われがちだが夏場もあります。食中毒の原因は2つあって「化学性」と「微生物性」がある。しかし数は圧倒的に後者で冬場はノロを代表する「ウィルス性食中毒」、夏場は鶏肉などに繁殖するカンピロバクター菌などによる「細菌性食中毒」が多い。さて夏場のノロウィルスの話ですが15年6月には宮城県で流しそうめんから食中毒が発生したし、神奈川県でバーベキュー大会に参加した男女55人が腹痛、下痢を訴え、うち19人からノロが見つかっている。

ノロウィルスの感染ルートは3つあります。

①ノロウィルスに感染されたカキや貝類を十分に加熱せず食べた。

②ノロに感染した人が十分に手を洗わずに調理した食品を食べた。

③ノロを含む糞便や嘔吐物を処理した。

特に①と②が多い。さてノロウィルスと言うと生ガキなどの魚介類、寿司や刺し身などの加工食品をイメージしがちだが事実は違う。それは全体の18.4%に過ぎず、65.7%は飲食店やホテルが提供する料理や弁当、和菓子やケーキ、クレープといった複合調理食品である。最近では乾燥した焼き海苔を細かく刻んだ「刻み海苔」による集団食中毒が複数の小学校で発生しています。

夏場はノロの発症数が少ないからと言って油断せずに手洗いを徹底して下さい。

そしてお弁当や外食は信頼できるお店に限って下さい。これが最大のポイントのような気がしています。

(追伸)  (写真4枚)

昔、ゆうちゃんと自撮りに凝ったことがありました。

日よう日に三越で偶然娘たちに会い、まりたんと自撮りをしてみました。

やはり見えているようで興味を持ってくれました。

以前にも書いた「気象病」。雨の日に耳がボーと詰まったり、雨が降る前や低気圧が通過する時に頭痛等具合が悪くなる人が多いです。実際に当院の入院患者さんにも何人か居ます。

気象病でリウマチの関節痛がひどくなったり喘息の発作が出たり、その他、めまいやふらつきを起こす人も居ます。

さて仮説ですが気象病は太古の昔に危険を回避するために出来た予知機能だというのがあります。狩りの最中に嵐が来たら生命の危機です。そこで天候の悪化をいち早く察知する気圧センサーが作られたというのです。

その「逃避行動仮説」によると人間は皮膚で気圧の変化を感じ取ると、すぐ走って逃げられるように交感神経が緊張する。それにより耳周辺の筋肉が収縮し耳が詰まったような感じがするのでは、と言われています。

気象病?と思ったら休息して下さい。

(追伸)

6月10日に所用で宇和島に行ったときの2人の孫の様子です。

まりかは泣くときはひどいです。

近くの人の顔はよく見えるようです。

 

6月19日号での記事に反響が大きく、世界について質問もありましたので今回は世界の情勢について調べてみました。

日本は60才以上のゴルフ人口比率が5割以上を占めているが米国も深刻である。米「マーケットウォッチ」によると米PGAツアーの視聴者の63%は55才以上で35才以下は12%に過ぎない。(2014年調べ)。

NBA視聴者の55才以上25%、35才以下47%と比べるとゴルフは若者に人気がないことがわかる。米ゴルフ人口は05年に3000万人だったのが15年に2410万人、16年に2380万人と減少傾向が止まらない。

特に年に1~2回しかプレーしない若い世代がこの5年間で200万人も減少している。

若手のゴルフ離れの最大の要因は「時間がかかる」という理由だ。半日もゴルフに費やすのを嫌っているのだ。

そこで全米ゴルフ協会は「PLAY9」キャンペーンを始めた。9ホールなら時間や料金が節約出来る。

その他、全米9000の小学校でゴルフに触れる活動も展開し始めた。若手にゴルフの魅力を伝えて人口を増やしていこう。今や世界中で待ったなしなのです。

(追伸)

6月20日で3ヵ月を迎えた、まりかちゃんです。すくすく育っています。

ゆうちゃんも小学校で、そうじも一生懸命やっています。(右から2人目)

 

 

ゴルフ人気を支えてきた宮里藍プロの引退は業界にとっては痛手である。藍参戦がギャラリー数アップの一因であったのは確かである。

さて「レジャー白書」によるとゴルフ人口のピークは1992年の1420万人から2015年には760万人と半減している。原因は若者のゴルフ離れと若者人数の減少(少子化)である。

16年「レジャー白書」では60才以上のゴルフ人口比率は50.6%と完全な高齢化スポーツなのである。

10代は0.7%、20代は5.7%と若い人は1割もゴルフをしない。女性比率も14.5%と低い。

団塊世代がゴルフからリタイアしてきて問題になっているのは2020年問題。

ゴルフ人口が減少すると、それに伴うゴルフ関連産業(ゴルフ場、メーカー、ゴルフトーナメント)の衰退は目に見えている。日本のゴルフ業界の売り上げは95年で1兆7880億円、15年では8780億円と20年間で半減している。練習場売り上げは95年で2580億円、15年に1350億円とやはり半減。施設数も減少している。クラブやボールのゴルフ用品も同様に5820億円から3390億円と4割以上の減少である。ナイキがゴルフ用品から撤退しアディダスがテーラーメイドの身売りなどゴルフ用品界の衰退も激しい。ゴルフを知らない層にゴルフの魅力、楽しさをどう伝えるか?

安倍首相も自分ばかりでなくゴルフの楽しさを国民に呼びかけてもらいたい。ゴルフほど老若男女を問わず出来るスポーツは少なく、また、1度ゴルフを共にしただけで人とのつながりが出来るスポーツは他にはないと思う。

「心の旅」のヒット曲で知られるTULIPのボーカル財津和夫さん(69才)が6月2日、自らが大腸癌であること、そして治療に専念すべく休業することを公表した。数々のヒット曲の中で1975年2月5日に発表された8枚目のシングル「サボテンの花」も有名である。

ちょうどKさん宅に花開いたサボテンの花の写真を撮らせてもらいました。とてもピンクが美しい花でした。なかなかサボテンの花を咲かせるのは難しいと聞きます。すばらしいです。サボテンの花言葉は色々ありますが私は「枯れない愛」が好きです。

商業用にウェディングのプチギフトでも使われていますね。永遠の愛を祈って。

何はともあれ財津さんの1日も早い回復をお祈りし、もう1度、元気に「サボテンの花」を歌って欲しいです。

(追伸)

本文はサボテンの花でしたが、こちらはひまわり。

サングラスに麦わら帽子、ひまわりと夏バージョンといきたい所ですが、喜んでいるのはゆうちゃんで、まりかは「いやだ~」。

海バージョンでは少しおとなしくなったかな?