「不調」はさまざまな角度から取り上げねばならない身体の異変です。今回は東大のPT山口先生の論文を引用してみました。

体の不調は「努力が足りないから」と思っていませんか?

もっと運動をしなければ、もっと続けなければ、など考えて頑張る人ほど不調が長引くケースを私も多く見てきました。

痛みを訴える患者の中でも非常にまじめな人は「運動を休むと弱ってしまうと思って」「指示された回数は一度も欠かしません」と胸を張る。こちらが「少し減らして下さい」「今日は休みましょう」と伝えても戸惑った表情を見せます。

まじめな人ほど「頑張るべきだ」という考えを自分を守る信号より重視しがちで、本来備わった回復の仕組みが働きにくくなります。

筋肉や腱、関節の組織は使われた後に休息を取ることで修復され、その過程で以前よりも強さを増す。

無理して続けると微細な損傷が蓄積し、炎症が慢性化し痛みが長引く一因となります。

大切なのは「体の声に耳を傾ける」ことです。時には思い切って休んで下さい。慢性的な痛みを抱える人の多くは運動不足ではなく頑張りすぎのことが多いのです。

1度、立ち止まって下さい。