糖尿病患者さんの平均寿命は一般人と比べて男性が8年、女性が11年短いという統計がある。

日本の糖尿病患者数は1000万人。境界型も含めると2000万人とも言われている。

では糖尿病の方は何の病気で亡くなっているのか?それを知ることは、糖尿病患者の寿命を延ばすことにもつながるため重要と考える。

当院の職員に尋ねてみると、腎ぞうをやられて透析になる方が多いので腎不全が1位では?という答えや心筋梗塞では?という答え等、さまざまであった。

正解は1位が悪性新生物、2位が感染症、3位が血管障害(心、脳、慢性腎不全)であった。悪性新生物の中では肺癌が最も高率で、次いで肝癌、膵癌の順である。

一方、心筋梗塞等の虚血性心疾患による死亡は大幅に減少しています。

以上をふまえて患者も医師も合併症管理を行っていけば、ひいては日本人の平均寿命も更に伸びると思われます。

(追伸)

5月12日(土)、三越へ行ったついでに萬翠荘でのバラ展を思い出し、訪ねてみた。

「高貴なバラたち」をテーマに会員が育てたバラが見事であった。

気に入ったバラを載せました。一服して下さい。野外でも即売が行われていました。

(写真6枚)

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