食物繊維は便のもとになり便のカサを増やしたり軟らかくしてくれる作用があるが大きく2種類ある。

①「不溶性食物繊維」は水に溶けないで硬くて消化されず胃や腸で水分を吸収して大きく膨らむ。イモ、穀類、豆類、根菜類等。

②「水溶性食物繊維」は水に溶ける食物繊維でネバネバしていてゲル状になり食べ物を包みこんで消化吸収を穏やかにする。果物、大麦、もち麦、海藻、キノコ等。

理想的なバランスは①と②を2対1で取ることです。

高齢者で腸の手術の既往のある人はキウイフルーツやリンゴ、バナナなどの果物で水溶性を取る方がいいでしょう。

また慢性便秘の人は気温が低下すると増悪します。入浴は湯船に浸かってお腹を温める。冬は腹巻をしてお腹を冷やさないことが大切です。

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