年の瀬がやって来ると、私の家の周りでもボランティアの人が大声で「火の用心」の掛け声をかけてくれます。

この言葉が広く使われるようになったのは江戸時代です。

都市化が進み、江戸の大火が相次ぎました。

大阪でも、最大の被害とされる「妙知焼け」(1724年)では市中の3分の2にあたる1万千軒が焼失したそうです。

時代が経て、木造から鉄筋コンクリートに移っても猛威の火は恐ろしいです。2年前の京都アニメーションの事件もそうだし、今回の北新地の火災も恐ろしい。悪意を帯びた炎は許せません。

日経新聞には「火の用心」に「人にも用心」と付け加えたら、と書いてありました。

 

 

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