歩くということは消費カロリーの非常に少ない運動でありながら足を刺激することで頭頂葉が鍛えられる。さらに酸素が脳細胞を活性化することで集中力をつかさどる前頭葉や記憶力をつかさどる海馬にも血流量が増え、脳の老化を防止する効果があります。

さらに血管が鍛えられることで脳動脈硬化を防ぎ脳梗塞のリスクも低くなります。

古代ギリシャのアリストテレスは散歩しながら哲学の講義を行ったと言われています。

ほかにも、スティーブ・ジョブスも歩きながらのミーティングを取り入れてました。

創造性や発想を高める効果もあるのです。

ウォーキングを習慣的に行うことで3年から7年も寿命を延ばせるという学説もあります。

まさに「歩く」ことは百薬の長です。

100才まで自分の足で歩きたいものです。

(追伸)

1月26日(日)衣山シネマに映画を観に行きました。

私の好きな藤原竜也主演の「カイジ ファイナルゲーム」だ。福本伸行の人気コミックの映画化の3作目である。

カイジがゲームに挑戦する、というのは不変だが今回は冒頭から東京オリンピック後の日本経済の失速、預金封鎖、新札発行等、経済学者の一部も懸念する起こり得る事態を交えながらの経済的な側面を持っていた。

是非、ご覧下さい。

鱈(タラ)は皆さん、お好きですか?世界中で食べられる魚。日本で一般的に鱈と呼ばれるのはマダラ。他にスケトウダラ、コマイがあります。

主な産地は北海道で1~2月は脂がのり、おいしいです。メスよりオスが人気で白子(精巣)も鍋料理や酢の物でよく見ますね。

脂肪分は0.2%とごく少量しか含まれていないので消化、吸収の際に胃に負担がかかりにくいため、病み上がりの食事や離乳食に適しています。栄養面ではビタミンB12やビタミンDが多く含まれています。

白子も水分が80%以上を占め低脂肪です。ポリアミンを含み、アンチエイジングの観点からも注目されています。

スペイン、イギリス、北欧などでも煮たり焼いたりしてよく食べられています。

是非、おいしい季節。召し上がって下さい。

(追伸)

いちご狩りの季節がやって来ました。

大満足の、まりちゃんです。

私は子供の診察が好きである。先日もケガをした小学4年生の処置をしながら尋ねてみた。

「君は何の教科が好きかな?」「理科です。」「理科のどんな所が好きかな?」「星座です。」と話は進んで、彼がオリオン座が好きなことが分かった。

私は実は高校の時に「地学」が嫌いでそのためか、天文学が苦手なのである。(シリウス、プロキオン、ベテルギウスの「冬の大三角」までは覚えています。)

さて、オリオン座について改めて勉強してみた。

オリオン座は(話は脱線するが)愛光高校の時代に通信添削「オリオン」をやっていたので愛着がものすごくある。

オリオン座はギリシャ神話の登場人物オリオンを題材としている。中央に三つ星が並んで鼓の形をしているので日本では古くから鼓星(つづみぼし)と呼んでいます。さてオリオンの右肩に相当するのが有名なベテルギウス。さてここからが本題。先日の1月14日の日経新聞「春秋」にも取り上げられているが、この一等星ベテルギウスが、いつになく暗い。米国の天文学者によれば2019年10月から2カ月ほどの短い間に明るさが半分になった。100年間の観測中に最も暗いそうである。このベテルギウスがいつ爆発してもおかしくない段階にあるのだそうです。

冬を代表する風物詩のオリオン座を皆さん南東の夜空に見つけて下さい。

神秘的な気分になれますよ。

 

風邪の季節です。よく「私はのどが弱いので、すぐ痛くなる。」と言う人が居ますがそれは間違いです。

のどは口から入った病原体を最初にシャットアウトするための第1関門だからです。のどが腫れるのも免疫力が正常に働いている証拠。のどが弱いどころかむしろ強いのです。

比べて高齢者は圧倒的にのどが痛くならないし風邪症状が出ないまま病原体がいきなり下気道まで侵入して肺炎になることがよくあります。

それは加齢と共にのどが老化して免疫力が弱くなっているからです。

もう一つ。のどから気管の粘膜には線毛という1000分の5ミリほどの細かい毛がびっしり生えています。線毛は病原体などの異物をキャッチするとベルトコンベアーに載せられたように口の方へ運ばれます。そしてタンと一緒に体外に排出されるか、唾液と一緒に食道から胃へとのみ込まれ胃酸で病原体は死んでしまいます。

このようにさまざまな機構で人体は風邪と戦っているのです。

もちろんマスクや緑茶うがいは予防効果があります。

 

恒例の新春凧揚げを今年も母校、愛光学園で行った。1月3日は快晴で風が強く凧を揚げるには絶好のコンディションであった。

ゆうりは慣れたものであったが、まりかは最後にやっと独りで揚げることが出来、大はしゃぎであった。

澄み渡った空に舞い上がる凧を見ながら、今年1年の浮揚を夢見ました。

ちなみに凧は日本では平安時代の辞書に登場する、古くからの正月娯楽である。

皆さん、日本の伝統を大事にして下さい。

令和2年、明けましておめでとうございます。

年末年始、皆様、楽しんでいただけたでしょうか?

今年の3月11日(水)で、創立33周年となります。

またみんなで力を合わせて、すばらしい1年を過ごしたいと存じます。

引き続き宜しくお願いします。

皆様、今日で今年のブログは終了です。

1年間、色々とお付き合い下さり、ありがとうございました。

医療ネタのみならず孫の成長も喜んで下さり感謝の1年でした。

年末年始、皆様が健やかにお過ごしになりますよう祈っております。

尚、来年は1月6日(月)からとなります。

よいお年を。

 

最後にゆうり、まりかより みなさん、サヨウナラ。

「炉」について皆さん知ってますか?

茶道に詳しい人や茶道部の学生なら常識ですが、畳の一部を正方形に切り取ってそこに火を貯える小さな囲炉裏(いろり)を茶道で「炉」と呼びます。

茶席でこれを使うのは11月から4月までです。

さて「夏炉冬扇」という四字熟語があります。

後漢の王充「論衡」に見えることばで夏の炉と冬の扇ということからシーズン外れの無用の長物、ひいて「時機にかなわない役立たずの人物」という意味で使われます。

こんな言葉で呼ばれないように気を付けて下さい。

 

12月14日(土)、当院の忘年会が道後の旅館で行われた。

1年の締めくくりとして「出し物」もみんな気合いが入っていました。

カラオケの独唱はもちろん、「AKBダンス」「恋人はサンタクローズ・ダンス」「おにゃん子クラブ・カラオケ・ダンス」「アナと雪の女王 とびら開けて」等々。

チーム賞は病棟チーム。個人優勝は好竹さんでした。あとは写真をご覧下さい。

 

近年、新たな国民病として注目されているのが「熟年期障害」。人生60年の時代は生きるのに必死だったが、今は60才は楽々クリアーの時代になった。そこでこの「熟年期障害」が新しくスポットを浴びているのです。ただの老化と思われてきた高齢者の心身に起こる諸症状の中でも特定のホルモンやミネラル不足によって引き起こされる症状を指しています。

例えば「やる気が湧かない」「判断力が低下した」「疲れが取れない」「肌荒れや脱毛が目立つ」「よく眠れない」「性欲がない」などの症状ーみなさん、いかがですか?

これらはテストステロンという男性ホルモンと亜鉛の不足によって生じている可能性が高い。放っておくとやがて認知症や老人性うつ、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患につながりかねない点に注意したい。

テストステロンは女性の体内でも作られていて、閉経を迎えてエストロゲンが減少するとテストステロンの影響を強く受けるようになる。テストステロンは血管や骨を丈夫に保ったり、意欲や行動力を高めるなど心身の健康維持にも深く関与しています。つまり男女ともに熟年期になるほどテストロンの減少は不調につながります。

また亜鉛はテストステロンの生成にも関与します。細胞を生まれ変わらせる働きも持っています。

熟年の皆様、一度、チェックして下さい。