とに角、日本全国、今年は寒い。北米やロシアをはじめ世界各国がそうである。

2015年、英国ノーザンブリア大学のバレンティーナ教授が太陽の活動は2030年代に現在の60%にまで減少し、なんと97%の確率でミニ氷河期が到来すると発表した。当初は驚きだけであったが、今年をみると可能性大である。太陽の活発さの指標は黒点の個数だが、国立天文台の担当者も2014年をピークに黒点が減少に転じた言っている。14年2月が102.8個なのに対し、15年11月が5.7個、12月が8個だった。約300年前に世界が寒冷化した時と状況が似ていると言う。

300年前の1645年~1715年までの70年間、地球の平均気温は約1.5度下がった。これがミニ氷河期で、ロンドンのテムズ河やオランダの運河は凍りつき、江戸時代の日本では飢饉が頻発した、とある。

更なる理由として、今は太陽と地球の距離が離れるサイクルに入っているのです。

さて、ミニ氷河期にどう備えたらいいのでしょうか?

(追伸)

何を食べているのか、まりたん。

スプーンより手だよね。

(写真3枚)

ヒトは極寒にどこまで耐えられるのか?

今年の冬はとに角、世界的に見ても寒い。

東シベリアのサハ共和国では、-65度を記録。車が故障して歩いていた20才の男性2人が凍死した。当時の気温はー50度だったという。

そもそも人間はマイナス何度まで活動できるのか?

外気温がどんなに低くても体内温度を35~36度に保てば人間は生きることが出来ます。宇宙服がその例です。しかし体内温度が31度の低体温になるとエネルギーが作られなくなるため筋肉が活動しなくなります。そうなると心筋つまり心ぞうが動かなくなります。仮に裸で氷点下にいると数分で凍死します。

「凍死」と言えば1902年、「八甲田山雪中行軍遭難事件」。映画化されたので多くの方が見たと思います。遺体は皮膚がカチカチに凍り、軍医の注射針は折れた、と記録にあります。

日本でも高速道路で車が故障なんてこともしばしばあるので、ますは車中で救助を待って下さい。アルコールは禁物です。血管が拡張し体温が放熱されるので一瞬、火照った感じはしますが、逆に体温を下げてしまいます。車の中にも毛布等の最低の備えはしておいて下さい。

防寒対策あるのみです。

(追伸)

寒さと言えば相変らず娘達の居る南予(宇和島)は寒い。

1月24日の朝、起きたら雪景色に驚いている(?)まりかが面白い。すごいのは、みるみるうちに吹雪になっている写真。これではまさに八甲田山ですね。

雪だるまは、本体はパパが作ったそうですが、手はゆうちゃんのアイデアでペットボトルに雪をつめて作ったとか。

すばらしい出来ですね。ボタンもいいね。

(写真6枚)

当院は医業という人間相手の仕事である。

そのため職員には対人関係に細心の注意を払うように常日頃から指導している。髪や服装、言動等々あるが、更に注意しているのが「嗅い」である。

「口臭」等は本人が気づかないため各部署のリーダーに(辛いけども)注意指導させている。

そんな時、今年の1月16日号の日経新聞「春秋」に的を得た記事が載っているので全文、引用させていただく。

以上であるが、「嗅い」は家族の人が注意してあげ、本人が自覚を持って対処するのがベストである。

口臭なら舌苔除去や歯槽膿漏のチェック等、やることは多い。

読者の皆様はいかがでしょうか?

(追伸)

まりかも1月20日で10ヶ月となりました。

すくすくと育っているようです。

(写真4枚)

ある本を読んだ感想です。

2008年に「がん哲学外来」を開設し、これまで三千人以上の患者や家族に希望を与えてきた順天堂大医学部教授の樋野興夫氏が病気で生きる基軸を見失ってしまった人に送る、「言葉の処方箋」。(幻冬舎)。哲学外来は対話を通して支援する予約制・無料の個人面談を行っています。医療現場と患者の間にある「隙間」を埋める活動を続けており、日本癌学会奨励賞等を受賞しています。

さて内容をいくつか紹介すると、「使命はまっとうするまで人は死なない」。使命がある限り人は簡単に死なない。使命や目的を持っている人は頑張れる。逆に使命や目的を失った人は亡くなるのも早いように感じるという。だから何をしたらいいのかわからなくとも焦ることなく、病気は人生の夏休みと考えてこれまでやれなかったことに時間を使ってみてはどうかと提案する。その他、「困っているときこそ笑う」-どんなに厳しい境遇にもかかわらず笑う。すると不思議と楽しい気分になってきます。人生いばらの道にもかかわらず宴会とも言っています。更に、「病気になっても病人ではない」「元気なときの自分が最高とは思わない」「八方塞がりでも、天は開いている」「死もまたありがたくいただく」「人生に疲れたらお墓に行くといい」「心配は命の毒である」、等々患者を勇気づけてくれる80の言葉が詰まっています。読者の皆さんが自分の人生に活かすもよし、患者さんへの説明に活かすもよし。是非、読んでみて下さい。

(追伸)

いつも冬になると南予は雪。

転勤族の方からよく「先生、なんで南予とあるのに南の方が雪が多いのですか?」と質問されます。私も不明です。

しかし雪で孫達は大喜びの季節です。

やはり学校に行きたい、まりかでした。

(写真6枚)

みなさん、36協定(サブロク)という名前を聞いたことがありますか?私は産業医をしていて色々な会社に出張しますが大事な労使間の法律です。

法律で定められている法定時間は原則「1週間40時間、1日8時間」ですが会社が労働者に残業をさせる場合、労使間で協定を締結し、労働基準監督署へ届け出る必要があります。

この協定は労基法第36条に規定されていることから、通称「36(サブロク)協定」と呼ばれています。

36協定を締結せずに残業をさせた場合や休日労働をさせた場合、労基法違反となり使用者に6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

現在、サービス残業等、色々な問題で企業がブラックリストに載せられています。

労使共々、快適な環境で仕事をしたいものです。

(追伸)

新年号(1/4)で凧揚げの事を書きましたが「動画があれば見せて欲しい」との要望があり、今回、出してみました。

まりかの拍手がかわいいです。

お楽しみ下さい。

みなさん明けましておめでとうございます。

年末年始、楽しく過ごされたでしょうか?

私は孫2人と年末30日に母校、愛光学園のグラウンドで凧揚げをしました。愛光のグラウンドは(卒業生は知っていますが)、人工芝になっているので走りやすく、まりかも居心地良くしていました。澄んだ青空に高く上がった凧を見て、大喜びの子供達でした。

今年も医学ネタを中心に(月)・(木)と書いて行きます。

よろしくお願いします。(写真6枚)

 

アドラー心理学が100年も前に誕生したのに何故、現代人を引きつけるのか?

それは「自分の人生をリセットして新しい人生をもう1度スタートさせてみよう」いう勇気を与えてくれるからだという。

例えば劣等感。アドラーの言う劣等感とは、理想の自分と比較して現在の「自分が未熟である感覚」のことを言う。他人との比較ではなくて自身の問題なので自分を卑下する必要はなく劣等感があるからこそ成長出来ると説いている。自分自身を受け入れる(自己受容)ことを是非、やってみて下さい。決して他人と比較しないで下さい。

 

(追伸)

今日はクリスマス。

ゆうちゃん家でも多くの友人が訪れています。楽しそうです。

1人、長老の方(後ろ姿)は誰でしょう?仕切ってる?

(写真4枚)

 

昔は何ともなかったのに今は階段を上るだけで息切れが・・・。

みなさん経験ないですか?

病気として重要なのは気管支喘息や肺気腫、COPD等の肺の病気や心不全をはじめとする心ぞうの病気は否定しておく必要があります。それらがない場合は何でしょう?

一番、考えられるのは体重の増加です。体が重いと体を動かす時に多くの酸素が使われるから過呼吸気味になるのです。重い体を動かすには多くのエネルギーが必要です。ブドウ糖や脂肪を代謝してエネルギーを産生するのに酸素が使われるので体は呼吸の数を増やし、より多くの酸素を取り入れようとします。だから太っていると少し体を動かすだけでハアハアと息が上がってしまいます。これは運動不足の人にも起こります。筋肉が少ない人が運動すると血液中に乳酸がたまり血液が酸性に偏ります。それを中和するために呼吸数が増えるのです。つまり二酸化炭素をどんどん排出することで体は中性を保とうとする訳です。

それ故、やはり日頃の運動は大事だと思います。

たかが「息切れ」、されど「息切れ」です。

 

(追伸)

もうすぐクリスマス。待ち遠しい2人です。

(写真4枚)

海苔は4割がタンパク質、4割が食物繊維でその他にもビタミンやミネラルが豊富なことから「海の緑黄色野菜」の異名を持ちます。大判(21×19cm)の海苔1枚分の食物繊維量はレタス1/3個分に相当するので食物繊維不足による腸内環境の乱れや生活習慣病が気になる方に勧めたい食材です。

カロテン、葉酸、B12にEPA等、栄養満点。

どうりで2~5才頃に、ゆうちゃんが食が細いけれども海苔巻おにぎりを1~2個だけ食べてやって行けたわけですね。

海苔がおいしいのは、うま味成分のグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸も含まれているからです。グルタミン酸は昆布、イノシン酸はカツオ節、グアニル酸は干し椎茸のうまみ成分として知られていますが、これらを全て含む天然食品は海苔だけだと言われています。

海苔の収穫期は11月~3月で一番はじめに摘み取られた海苔は「一番摘み」「初摘み」と呼ばれます。黒々とツヤがありやわらかく香り高いほど上質とされ、色素やうま味成分が多くなります。

ただし湿気を嫌うので乾燥剤の工夫や長期保存は冷凍庫で保存して下さい。

今度は、まりかに食べさせる番です。

写真は、ゆうり2才の時の、海苔巻きごはんをおいしそうに食べる姿です。

(追伸)

前回(11/27)の動物園で、まりかが1番関心があったのは「ぞう」でしたね。大きいのがノシノシとやって来て引きつけられてましたね。

さて、ごはんと言えば直近のまりかの食欲がすごい。釜揚げが乗った軟飯をぺろり。蒸した かぼちゃ、じゃがいもも軟らかくしてあるので食べやすいのか、歯茎でもぺろり。

8ヶ月になったばかりですが、娘も色々な食事の作り甲斐があるようです。

自分でお盆を引き寄せて食べる姿は大人並みですね。

(写真2枚)

11月17日(金)より2泊3日でゆうり、まりかがやって来た。

今回のテーマは、まりかの「温泉初入浴」と「初動物園」への挑戦であった。

まず土よう日に温泉トライ。入口まで娘の「やっぱり私の方でみようか?」の心配を無視してゆうり、まりかと男湯に入った。まりかは予想通り、ママの手を離れてから大泣きであった。脱衣も大変、入浴も大変であったが、ゆうちゃんの手伝いで無事に初入浴に成功した。待ち合わせの場所では泣き疲れか、はたまた温泉疲れか、すっかり寝入ったまりかでした。その夜はすごい食欲で口の周りもごはんだらけでした。パンも食べるようになりました。

さて日よう日は砥部動物園へ。はたして「動物」が認知できるのか?反応はどうなのか?7ヵ月のbabyの反応は?

キリン、サル、ライオン、ゾウ・・・。またゆっくりと書きたいと思います。一番嬉しかったのは、しろくま「ピース」に会えたこと。一番人気に会えてゆうちゃんも喜んでいました。ゆうちゃんは、ばあばのリクエストもきちんと紙にメモして持ってきていました。さすがA型の几帳面さですね。最後に恒例の自撮りをして帰って行きました。

(写真11枚)